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飛距離アップ編

ミシェル・ウィーのゴルフスイングはこう進化した

ミシェル・ウィーのゴルフスイングは男子プロ並みだと評価するプロもいます。そのミシェル・ウィーのゴルフスイングはどうやって進化してきたのか、そしてアマチュアはどんなことを学べばよいかについて、少しだけご紹介したいと思います。

ミシェル・ウィーのグリップ

ミシェル・ウィーは5歳の時、ドライバーで100ヤード飛ばしたと言われ、13歳では「300ヤード飛ばした!」などという記事が書かれるほど、その飛距離は目を見張るものがあります。

ミシェル・ウィーが10歳から13歳になるまで、彼女を指導したのはケーシー・ナカマという人物であり、彼女にとって最初のコーチとして知られています。

そのケーシーは、タイガー・ウッズやアダム・スコットのようなスイングでもミシェル・ウィーならマネできると考えたそうです。

ケーシーがミシェル・ウィーと取り組んだことの一つがグリップです。ウィークグリップだったものをストロング(フック)グリップに変え、まずは飛距離アップをはかりました。そして、徐々にスクウェアグリップに戻していったと言います。

この方法、僕はとても好きです。

まずは思い切って変えてみる。ストレートボールを打とうなんて思う必要はないのです。スライスやボールを捉えきれていないショットで悩んでいるのであれば、まずフックボールを打つ。

それでいいのです。まずは自分が思ったようにボールを曲げてみる。そして、自信をつけたら、今度は違ったボールを打ってみてはどうでしょうか。

ストレートは最後でもいいと思うのです。

そして肝心のゴルフスイングですが、ミシェル・ウィーがプロになる4年ほどの前のゴルフスイングとプロ転向直後では大きな違いがありました。

プロ転向の4年前、彼女のスイングはV字型に近かったのに対してプロになった後はU字型のスイングに変化していました。(このVやU字型とはスイングの軌道をゴルファーの正面から見て表現したものです)

その結果、飛距離と方向性を兼ね備えたスイングを徐々に身に付け始めていたのです。

「OLD」ゴルフスイング

プロ転向前のスイングを見てみると、バックスイングの最中、頭の位置が殆ど変わらず、右サイドに体重を十分乗せている感じは受けません。

その結果、ダウンスイングでは頭がターゲット方向に流れてしまい、ドライバーでのスイングの軌道は上からボールに向かって振り下ろしているような形になっていました。

正面から見ると、上から下に向かって振り下ろし、インパクトを終えてまた上に振り上げるというV字型のスイング軌道に近かったのです。

「New」ゴルフスイング

明らかな変化は体重移動です。

ここはアマチュアゴルファーにとっても学ぶべき点ではないでしょうか。ミシェル・ウィーがプロに転向した後のゴルフスイングはテークバックで以前にはあまり見られなかった動きが出てきました。

体重移動に関しては当サイトでは下記のような記事もご紹介しました。

重心移動と重心を左右するもの頭の位置が動く?頭は動かさない方が本当にいいのか?
体重移動を簡単にするコツとは

ミシェル・ウィーのNewスイングではテークバック、それもスタートして直ぐ、右に体重を乗せるという動きが見受けられるようになりました。

正面から彼女のゴルフスイングを見た時、テークバックのスタート直後、ドライバーのヘッドが右足の前まできたポジションではすでに体重が右に十分移動していることが分かります。

何故分かるか?

それは、頭の位置が顔半分ほど右へ移動しているからです。バックスイングのトップまで頭の位置はそれ以上右へは移動しません。

つまり、テークバックスタート直後に殆ど体重移動は終えているということになります。この動きを取り入れたことで、ダウンスイングで頭がターゲット方向に流れることがなくなりました。

結果的にクラブヘッドは上からではなく(あくまでもドライバーを基準にしています)ボールの真横からインパクトをむかえるようになり、飛距離とコントロール性が向上したのです。

 

では、体重移動がバックスイングで出来なかったらどうなりますか?

その場合は、ダウンスイングで体がターゲット方向に流れるか、そうでなければ、体重がダウンスイングで本来とは逆の右に移ってしまうのです。

そうなると、いわゆる振り遅れや引っ掛け、スライス、飛距離ロスといった問題が次から次へと押し寄せてくることになります。

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