ホーム > ゴルフの基礎編 >
ゴルフ基礎編

クローズ(ド)スタンスの構え方、利点と欠点について

今回はクローズスタンス※について、その構え方のポイント、利点と、それから欠点について見てゆきたいと思います。

※クローズドスタンス、もしくはクローズスタンスとも言われたりします。英語(海外)では、Closed Stance(クローズドスタンス)という風に表現されますが、今回は「クローズスタンス」と記載したいと思います。

クローズスタンスの構え方とよくある間違い

スタンスと3つのタイプ 「スクウェア、オープン、クローズスタンス」 でもご紹介しましたので簡単にご説明しますと、クローズスタンスとはスクウェアスタンスに比べて、両足を結んだラインが右を向いていることを言います。

スクウェアスタンスは、ボールとターゲットを結んだ飛球線に対して、両足を結んだラインが平行になることを言います。

クローズスタンスは、そのスクウェアスタンスから、右足だけを後ろに引いたような形になります。(右利きの場合)

スタンスはスクウェアに構えるのが基本ですが、クローズで構えるプロもいます。

ベン・ホーガン、サム・スニード、ボビー・ジョーンズ・・・というゴルフの歴史の中で必ず登場する名手達もクローズスタンスを採用していました。

さて、ここでクローズスタンスの構え方のポイントとよくある間違いについて少し見てみたいと思います。

意図的にクローズスタンスで構える場合、右足だけを後ろに引くということがポイントになります。

スタンスがクローズになるからといって(右を向くからといって)、両肩を結んだラインや腰のラインも一緒に右を向かないように注意します

でも何故、体(両肩)のラインまで右に向けてはだめなのでしょうか・・・?

実はスタンスというのは、スイングの軌道に対する影響が比較的少ないと言われています。(後程ご紹介しますが、勿論、多少は影響しますし、それがクローズスタンスで構えるメリットにもなってくるかと思います)

ただ、両肩の向きというのはスイングの軌道に直結してくることが多いです。

だから、両肩をクローズにして構えてしまうと、スイングはダウンスイングでインサイド・アウト・・・になりやすく・・・

反対に両肩をオープンに構えると、スイングはアウトサイド・イン・・・になりやすいです。

そのため、クローズスタンスにしてみようと思って、両肩の向きまで右を向けてしまうと・・・知らず知らずの間にスイングはインサイド・アウトになりやすくなります。

インサイド・アウトになりやすい状態で構えているのに、真っ直ぐに飛ばそうと思って、インサイド・インで振ると・・・そう、引っ掛けているような形(カットスイングのような形)になります。

すると色々なミスが出てきやすくなりますが、原因が構え方にあるとは、このケースでは気づくのが難しいと言いますか、なかなか、それが原因だとは気付かず、直さなくていいところを直してしまったり・・・ということがよくあります・・

少し話はそれましたが・・・

クローズスタンスで構える際は、両肩の向きまでつられて、右を向かないように注意する必要があります。(両足だけクローズにするのは、最初は慣れないので、両肩を結んだラインも右を向きやすくなりますので)

クローズスタンスの利点

ここで少しクローズスタンスの利点と欠点について考えてみたいと思います。

クローズスタンスの利点はどんなところでしょうか・・・?

右足だけ後ろに引いて構えることで得られるメリット・・・ですが、それはやはり、ダウンスイングで懐にスペースができやすいと言いましょうか、インサイドから思い切って振ってゆきやすくなる点がクローズスタンスの一つのメリットかなと、思います。

また、基本的にはドローボールが打ちやすいスタンスなのかなと思います。

実際、プロの中にもドライバーでここは飛距離が欲しいという時にクローズスタンスで構えてドローボールを打ってゆく人もいます。(プロの中にはこのスタンスからフェードボールを打つ人もいます)

先程、スタンスの向きはスイングの軌道に対する影響が比較的少ない・・・と書かせていただきましたが、比較的少ないのであって、やはり、特にダウンスイングではクローズに構えた分だけ・・・インサイドから振りやすくなるのかなと、僕はそう思っています。

そして、それがクローズスタンスのメリットでもあるのかなと、思います。

クローズスタンスの欠点は?

じゃあ、クローズスタンスの欠点はどんなところでしょうか・・・?

それはやはり、先程書かせていただいたことと一緒なのですが、両足(スタンス)だけ右を向ける・・・というのが難しく、慣れるまでに時間がかかる点でしょうか。

基本的には、スタンスをクローズにすると、両肩もつられるようにして右を向くかと思います(向きやすいと思います)。

右足だけ後ろに引いて、両肩はスクウェア(飛球線と平行)のまま・・・というのは、上体をひねっているような状態ですから・・・(その状態は自然ではないので・・)普通は、右肩もつられて後ろに引くような形になりやすいかも知れません。

ですので、右足だけ後ろに引いてクローズスタンスで構えているつもりが、右肩まで後ろに引いていて、アドレスで体全体が右を向いている・・・ということにもなりかねません。

実際にそのような形で構えていらっしゃる方も多く見受けられます。

これまで何度も書かせていただいてきたのですが、多くのスイングアドバイス(本や雑誌などなど・・)はスクウェアに構えていることを前提にしていることが多いので・・・(スクウェアに構えていない場合は)どんなアドバイス、スイングを試してもうまくいかない・・・ということもあるかも知れません。

ところが、アドレスを見直してから、本に書かれてあることであったり、または雑誌で書かれてあるプロのアドバイスを試してみたら、ショットがすごくよくなった・・・ということもあります。

そういう意味でもアドレスは大事なのかなと、思います。

またまた・・・話がそれましたが、クローズスタンスの欠点、デメリットは知らぬ間に、両肩のラインまで右を向いてしまいやすい点にあるのかなと、思います。

スコアが劇的に変わった人が実践したゴルフ理論とは
↑僕も実践してみました。その上達法やゴルフ理論の感想について書いてみました。一度ご覧になってみてください。