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飛距離アップ編

インサイドアウト、アウトサイドインのゴルフスイングを比較する

ゴルフをやっている方であれば、アウトサイドインに振るとスライスが出る・・・というのはよくご存じかも知れません。

このインサイドアウト、アウトサイドインというのはどういうことかというと、ダウンスイングでのクラブヘッドの軌道のことを言っているわけですね。

クラブヘッドがボールとターゲットを結んだ飛球線(ターゲットライン)の外側から降りてきてボールに当たり、今度はインサイドに抜けてゆく、いわゆるカットスイングのことをアウトサイドインのゴルフスイングと呼びます。

その逆に飛球線(ターゲットライン)よりも内側からクラブヘッドが降りてきて、ボールに当たった後、外側にヘッドが抜けてゆく軌道をインサイドアウトと言います。

理想を言えば、その中間、つまりインサイド・インが一番良いということになります。

どれだけ飛距離に影響を与えるのか?

以前にテーラーメイド・ゴルフ社でアマチュアとプロのスイングを分析したことがありました。

その結果、アマチュアはクラブヘッドが外側からボールに向かって11度の角度で降りてきている方が一番多かったそうです。

完璧なインサイド・インだった場合の角度が0度ですから、アマチュアは随分とアウトサイド・インで振っていることがわかります。

一方、PGAツアープロの大多数は0度から3度インサイドという結果になったそうです。

つまりツアープロはインサイド・インか若干、インサイド・アウトに振っている・・・ということになります。

さらに、これはテーラーメイド・ゴルフ社ではないのですが、ゴルフラボラトリーズ社というゴルフの研究などを行っている施設でロボットを使った調査が以前に行われたことがありました。

インサイド・イン、インサイド・アウト、アウトサイド・インという風にスイング軌道を変えた際にどの程度飛距離が変わってくるのか・・・というテストをしています。

その結果はどうなったと思われますか・・・?

それぞれの分野別の結果ですが、

■ボールスピード(ボール初速)

どの軌道でもほとんど違いなし。

■打ち出し角

インサイドから振った方が打ち出し角が一番高く、アウトサイドインが一番打ち出し角が低かった。

■バックスピン量

インサイドから振った方が打ち出し角に対してのスピン量が少なく、アウトサイド・インが一番スピン量が多かった。

■飛距離

インサイド・アウトが一番飛距離が出ていたが、インサイド・インも殆ど同じ。アウトサイドインが一番飛ばない。

 

飛距離に関して言うと、9度アウトサイド・インから振るとインサイド・インもしくはインサイド・アウトに比べてその調査ではおよそ40ヤード程度飛距離をロスしていたこともわかったそうです。

最終的には、インサイド・アウトの方がスピン量を抑えてキャリーが出るボールが打てる・・・という結果になりました。

この調査でのインサイド・アウトはインパクトの際にヘッドが9度内側から降りてくるように調整してロボットが打った結果になります。

ですから、極端にインサイド・アウトにすれば飛距離が出る・・・というわけではありませんのでその点ご注意ください。

プッシュアウトが出るのですが・・・?

インサイドから振った方がよいと雑誌などで読んで実践してみたら、プッシュアウトやプッシュアウトスライスが出ます・・・という方もたくさんいらっしゃいます。

スライス系のボールを打っている方がインサイドアウトで打とうと思ったら、プッシュアウト・スライスが確かに出やすくなると思うんです。

まずクラブヘッドの軌道を意識される際は、同時にクラブフェースの向き、特にインパクトでのクラブフェースの向きにも注意する必要があります。

インサイドアウトに振ってドローボールを打つには、軌道に対してクラブフェースが少しクローズ、つまり閉じている必要があります。

クラブフェースの向きはグリップ、アドレス、ボールの位置・・・が大きく関係していますから、軌道を変えてプッシュアウトが出るという方はそういった点を同時に見直す必要があると思います。

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