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ゴルフクラブの選び方

パターの選び方 9つのポイント

パットで何を重要視するかはその人によると思うんです。フィーリングを重視する人、打感にこだわる人、ストロークの安定を気にする人・・・様々です。ですので、パター選びで何か重要かはその人によって変わってくると思います。

ここでは一般的にどういう部分もしくはスペックがそういったゴルファーのこだわりポイントにどのような影響を与えるのか・・・についてご紹介してみたいと思います。

1. ヘッドの大きさ
2.ピン型の利点と欠点
3.L字パターの利点と欠点
4.マレットタイプ(かまぼこ型)の利点と欠点
5.フェースインサート、フェースの硬さ
6.センターシャフトの利点?
7.グリップの太さについて
8.ライ角について
9.パターの重さについて

1. ヘッドの大きさ

パターにも大型ヘッドというものが登場して人気となりました。ヘッドの大きさを考えた場合、大型化による利点と欠点についても考えなければなりません。

大型化の利点は、1)スイートスポットが広がったこと、2)ストローク中の余計な動きを抑制してくれる働き・・・の2つではないかと思います。

これはドライバーなどにも言えますが、ヘッドが大型化することによりスイートスポットも当然広がります。ですから、多少ミスヒットをしたとしても、ボールはまっすぐに転がってくれます。

もう1つ、大型化することによりヘッドの余計な動きも抑制することができますから、パターが苦手な人などには大型ヘッドの方がよいのかも知れません。

逆に欠点は操作性の低下です。大型化によってヘッドの余計な動きが抑制される反面、操作性であったり、繊細なタッチを出し難くなったのです

そのため、フィーリングを重視するゴルファーには大型ヘッドはあまり相性がよくないかも知れません。

2.ピン型の利点と欠点

ピン型のパターは面長なのが特徴です。面長だと、フェースをターゲットにセットしやすくなるのが利点の1つ。

もう1つはストローク中にフェースを感じやすいということです

面長のパターは重心距離が長く、慣性モーメントも大きめなのでストローク中にフェースがぶれたりするのを防いでくれる効果もあります。

ただし、面長であればあるほどいいかというと、そうではありません。それだけ重心距離が長くなってしまい、ストロークしづらくなってしまいますし、フェースも開きやすくなります

ピン型パターについてはピン型パターの利点・欠点。打ち方についてでより詳しくご紹介しておりますので、そちらも参考になれば幸いです。

3.L字パターの利点と欠点

L字パターといえば、パターの名手によって使われることが多いパターで、初心者などには難しい・・・という印象があります。

ジャンボ尾崎プロもL字型を好み、L字型はショットと同じような感覚でラインを出せる・・・と語ったといいます。

L字はどちらかというと、フィーリングを重視するプレーヤー向きと言えるのかも知れません。

また、フェースも面長でストローク中にフェースを感じやすいのも利点の1つだと思います。ただその反面、L字パターは重心距離が長く、フェースがストローク中に開きやすいのが欠点でもあります。そのため、L字パターはアイアンなどでドローを打つタイプのプレーヤーとは相性がいい・・・と指摘する専門家もいます。

いずれにしても、フェース面を感じやすい反面、扱うのは難しいパターであると僕は思います。

4.マレットタイプ(かまぼこ型)の利点と欠点

このタイプのパターはかまぼこ型とも呼ばれますが、特徴は重心位置がパターの後方にあること。これによって重心深度が深くなります。

重心深度が深くなるとどうなるかというと、パターが左右にぶれず、直線的なイメージでストロークできると言われています。ですから、肩でストロークするようなタイプの方、ヘッドをより直線的に動かしたい方には向いているのかも知れません。

ただ、フェースを開いて、また閉じるようなタイプのストロークをする人はマレット型よりもピン型やL字の方が向いていると言えます

中にはL字のマレットパターもありますが、これはL字とマレット型の良い点を組み合わせたようなパターになります。ストロークは安定させたいけど、フェースの開閉をしてストロークしたい・・・という方には向いているのかも知れません。

5.フェースインサート、フェースの硬さ

フェースインサート、もしくはフェースの硬さは大切な要素の1つです。硬いフェースやインサートの場合、どうしてもフィーリングが出ない・・・という風に感じる人もいるかも知れません。

逆に柔らかいフェースの場合はストロークもスムーズになりやすい傾向があります。

フェースの硬さを選ぶ際には使用するボールも関係してきます。やわらかめのボールを使っている場合は硬めのフェースでも構いませんが、硬いボールを使っている場合は柔らかいボールを選んだ方が相性が良い傾向にあるようです。

また、ショートパットが苦手・・・という方がやわらかいフェースインサートを使うと、パットが入りやすくなる・・・と指摘する専門家もいます。その辺は好みもあるとは思いますが、打感がやわらかくなることでオーバーするのが怖くなくなる・・・というのです。

確かに打感が硬いパターは「はじき」もいいですが、それと同時にオーバーするのでは・・・という不安もよぎるかも知れませんね。

6.センターシャフトの利点?

パターの中にはセンターシャフトを採用しているモデルもあります。センターシャフトはシャフトがフェース中央部分に挿入されているものです。

このセンターシャフトの利点の1つは、引っ掛け難いということ。よく引っ掛けを打つ人はセンターシャフトを試してみてもいいかも知れません。逆にプッシュアウトが多い人にはあまり合わないかも知れません。

逆にプッシュアウトが多いような方にはピン型のようにシャフトよりもフェース面が後方にあるモデルの方がよいことがあります。フェース面がシャフトよりも後退しているために、フェースを閉じやすいのです。

センターシャフトのクラブなどでフェースがシャフトと一直線になっているようなタイプの場合はその逆で引っ掛けを防いでくれる効果があります。

7.グリップの太さについて

パター用のグリップにも今では様々なサイズが登場しました。その選び方について少しご紹介します。

1)通常のグリップの太さ、細めのグリップ

グリップが細い、もしくは一般的な太さの場合は、手先の感覚を生かしたパッティングがしやすく、フィーリングを重視する人にはおすすめです。

僕は個人的に右手の指先の感覚を重視していますので、グリップは一般的なサイズを使用しています。手が小さい方の場合は細めのグリップを試してみてもいいかも知れません。

距離感に関しても、僕は太めのグリップよりも一般的なサイズの方が出しやすいと思っています。

2)太めのグリップ

極太グリップなどもありますが、太めのグリップの利点は手首や手先の余計な動きを抑制してくれるという点ではないでしょうか。

そのため、ストロークも安定し、肩でストロークしやすいというか、手だけでストロークしてしまうのを予防してくれる効果も期待できます。

極太のグリップを装着した場合、パターヘッドが軽く感じられるかも知れません。その場合はヘッドに鉛を貼るなどして工夫する方法もあります。

8.ライ角について

パターにもライ角が関係してきます。これはアイアンなどと同じなのですが、ライ角が

・アップライト過ぎる・・・ボールが左にいきやすい
・フラット過ぎる・・・ボールが右にいきやすい

アップライト過ぎるというのは例えば、インパクトの際にトゥが浮きすぎているという状態。フラットは逆にインパクトの際にヒールが浮いた状態です。

構えた時とインパクトではシャフトの角度(ライ角)が少々変わってきますので、インパクトした際にどうなっているか・・・というのが重要です。

引っ掛けが多い人でアップライトではないか・・・と思ったら、少しライ角をフラットに調整してもらうといいと思いますし、プッシュアウト(押し出し)が多い人はライ角をアップライトにしてもらうことでボールはまっすぐに転がりやすくなります。

ライ角調整ができないようなパターの場合は購入時にライ角もチェックしておきたいところです。

9.パターの重さについて

パターの重さというのもパター選びの際には重要になってきます。何故、重さが大事なのか・・・というと下記の3つのポイントが関係してくると思うんです。

1)軽すぎるパターでストロークが安定しない場合

ストロークがなんか安定しないな・・・と思ったら、原因はパターの重さだった・・・ということもあります。

軽すぎるパターの場合は、ストロークが安定しないことがありますが、この場合、パターのソールの部分に鉛を貼ってあげることでストロークが改善されることもあるようです。

または今よりも少し重いパターを購入するというのも1つの方法です。

2)ストロークのタイプの違い

肩を使ってストロークして手首などは使わないようにしている方には重めのパターの方が相性がよく、手首を使ってストロークする方、手先の感覚を大事にする方などは重いパターは逆に使い勝手が悪い傾向にあるようです。

3)ボールの転がり

パターの重さによってボールの転がりにも違いが出てきます。

一般的には、重いパターの方が転がりがよく、軽いパターは転がりが悪くなる傾向があります。

重いパターは何もしなくても転がりがいいので、ある意味パター任せで打つタイプの方には向いているかも知れません。

反対にパター任せではなく、自分からしっかりとボールを打ってゆくタイプの方には軽めのパターの方がむしろいいのかも知れません。

勿論、好みですとか個人差がありますが、こういったその点も購入の際に検討されてみる価値はあるように思います。

ご自分にあった、よいパターが見つかりますように。

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