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上級編

リー・トレビノに学ぶ勝者のゴルフレッスン

リー・トレビノと言えば、あのジャック・ニクラウスを負かしたことでも知られています。

メジャーのタイトルは全英オープン、全米オープン、全米プロなど複数回に渡って勝ち取ったことのある実力者ですが、その陽気さで沢山のファンを作ってきました。

独学でゴルフを学んだ

最近では子供の頃から有名なティーチングプロについてゴルフを学ぶ子供もいるほどですが、リー・トレビノはそうではありませんでした。

自分で試しては直し・・・を繰り返した結果、彼は信頼できるゴルフスイングを身に付けたのです。

リー・トレビノはある時、アメリカのメディアに答えてこんなことを言いました:

いつでも練習をしていることが、どんなに優れたゴルフスイングよりも私に自信を与えてくれました。十分に練習したことで他のプレーヤーに対して優位に立っていると考えていました。

ドライバーからパターまで同じ戦略を使う

リー・トレビノはフェード打ちです。そんな彼がとった戦略とは何だったと思われますか?

リー・トレビノがとった作戦とは、右か左どちらかに打つ確率を限りなくゼロ%にするというものです。

彼はフェード打ちです。彼がドライバーを打ったなら、左に行くことはまずあり得なかったのです。

リー・トレビノはドライバーショットではたとえハザードがあったとしても思いっきり左を狙ったと言います。そして必ずボールはフェアウェイのど真ん中に戻ってくるようにしたのです。

最悪でも右のフェアウェイです。もし、最初から真ん中を狙っていたら使えるフェアウェイの幅は半分。しかも、ストレートならどちらに曲がるか分からないのです。

パターも同じ要領でした。彼はカップの左端を狙い、絶対に左にはやらない打ち方をしたと言います。

その方法とはヒールがトウよりも先に行くようにストロークするものだったのです。そしてこれは彼にとってのストレートパットの打ち方だったのです!

だからリー・トレビノのゴルフに左という文字はなかったのですね。

僕はこのパッティング方法をすすめるわけではありません。しかし、右か左どちらかの可能性をなくすことで、逆に上達という意味での可能性が増すと、そう思っているのです。

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