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ゴルフスイング編

ビハインド・ザ・ボールで飛距離を伸ばすには

ゴルフスイング中に頭を全く動かさない人はいません。今までにスーパースターと呼ばれたゴルファー達のスイングを見てみても、スイング中は必ず頭が少なからず動くものです。

しかし、あるルールがあります。

それは、バックスイングからインパクトにかけて、頭は後ろ(右)に動くことはあっても、前(左)に動くことはない・・・ということです。

インパクトでボールよりも頭が後ろ(右)にある状態をゴルフではビハインド・ザ・ボールといいます。

これはどんなスポーツでもそうですが、ボールよりも頭が前に出た状態でパワーを効率的にボールに伝えることは困難なことです。

野球のホームランバッターを見てください。インパクトでは頭は後ろ、ボールが前になっています。もし、ボールが頭の位置を過ぎてしまったら、振り遅れてしまいます。

ゴルフでは止まったボールを打ちますから、振り遅れなどはないと思うかも知れません。でも、自ら頭を前に動かせば野球でいうところの振り遅れと同じ形になってしまいますから、ボールに力が伝わらないと思うんです。

頭が前に動いてしまうと弱いスライスが出てしまう・・・

頭がインパクト、もしくはバックスイング中に前(ターゲット方向)に動いてしまうとパワーが伝わらないだけではありません。

頭が前に動くということは、スイングの軌道も全体的に前にズレます。すると、ダウンスイングではフェースが開いて降りてきますから、インパクトでもフェースが開いてスライスが出やすくなります・・。

こんなエピソードがあります。

メジャー大会で6勝、PGAツアーでは29勝も挙げたリー・トレビノという有名なゴルファーがいます。ある日、リーと一緒にゴルフをすることになったあるアマチュアゴルファーがいました。

アマチュアゴルファーのショットを見たリー・トレビノは、「(ダウンスイングからインパクトまで)頭を動かすな。」とアドバイスしたそうです。

そのアマチュアがアドバイス通りに頭を前に動かさないように打ったショットは力強いドローボールだったそうです。

ただし、このビハインド・ザ・ボールを実践してしまうと余計スライスがひどくなってしまう人がいます。

それは・・・・

ウィークグリップの方です。ここでのウィークグリップとは、その方にとってのウィークグリップ・・・という意味です。一般的に言われるスクウェアグリップでも人によっては、それがその方にとってはウィークグリップだった・・・ということもありますので。

自分にとってウィークグリップで握っていると、バックスイングでは必ずフェースが開きます。そのままダウンスイングに入ってボールを打つと、大きなスライスボールが出てしまいます。

それを何度も繰り返すと、ダウンスイングで経験的に何かをしなければならないと思うようになります。

そこでどうするか・・・というと、右肩をダウンスイングでかぶせるようにして、つまり、クラブヘッドを外側から内側に向けて(アウトサイドインの軌道で)振り下ろすことでフェースの開きを何とか抑えようとします。

うまくいけば真っ直ぐ飛びますし、見た目にはわからない軽い引っ掛けボールのようなものが打てますが、力を入れているわりには飛ばないことに悩むようになります。

でも本当はそうではありません。飛ばないのではなくて、飛ばないスイングをしてしまっているだけ・・・なんだと思うんです。

これを直すには、まず自分にとっての正しいグリップを身につけること・・・だと思います。何も考えなくてもフェースがインパクトでスクウェアに戻る確率が一番高いグリップが自分にとって正しいグリップです。(グリップについてはゴルフ基礎編を参照下さい)

ビハインド・ザ・ボールを身につける2つの方法

インパクトの効果的な2つの練習方法で紹介した方法に加えてもう2つ今回はご紹介させていただきたいと思います。

まず、ダウンスイングからインパクトにかけて頭を前に動かさないこと・・です。
ただ、中には、これがなかなかできない方もいらっしゃるかも知れません。

そんな方は、フィニッシュを意識しすぎていたり、振り抜くことを意識しすぎていたりするのかも知れません。ですから、1つ目のポイントは:

1.フィニッシュを制限する

・・・ということをしてみます。フォロースルーやフィニッシュを意識しすぎると、頭が前に出ます。以前にI字型フィニッシュばかりを意識しすぎてしまったために、インパクトで頭が前に出る癖が身についてしまった方がいました。

彼はインパクトの時にボールがスウィートスポットに当たるところを意識してみたり(勿論、実際には見えるものでもありませんが、見る意識を持つということです)、インパクト音を見ながら聞くようにすることでより強いボールが打てるようになりました。

I字型フィニッシュも腰を守る上で大事ですが、何事もやりすぎはよくない・・・ということだと思います。

さて、フィニッシュを制限する・・・ということですが、フォロースルーは手がインパクトの後で左腰の高さに来たところでやめるようにしてみます。

頭はバックスイングのトップの時点よりも前に出さないようにして、上記の位置までスイングしてみます。

2.左足のかかとを上げるスイング

まず、アドレスの時点で左足のかかとを上げておきます。

そのままバックスイングして、振り抜きます。ボールは打たなくても結構です。素振りを繰り返すことでイメージがつかめると思います。左足のかかとを上げておくことで、ダウンスイングで上体を突っ込む癖を直すことができます。

ポイントは右足で踏ん張るような気持ちでヘッドを振ってゆくことです。頭を前に動かす動作をやめると、ヘッドもより走りやすくなります。

意識としては、ダウンスイングからインパクトにかけて頭の位置をさらに後ろ(右)に移動させるようにするとヘッドが走りやすくなると思います。

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