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ゴルフ基礎編

ゴルフのグリップの太さ、太いグリップと細いグリップの違いについて

グリップには様々なタイプがあります。
太さも違いがあって、細いグリップと太いグリップがあります。

ここではグリップの太さがゴルフスイング、そしてパターのストロークに与える影響についてご紹介させていただきたいと思います。

太いグリップ、細いグリップの特徴

結論から言えば、グリップが太いものは手首の動きを抑制し、逆にグリップが細いと手首の動きが過剰になりやすい傾向にあります

手の大きさは人それぞれですから、その人にとって太すぎる、又は細すぎるといった基準は違ってきます。

・フックで悩んでいる方は太めのグリップ
・スライスで悩んでいるのなら細めのグリップ

これは一般的に言われていることで、確かにその効果はあると思います。

ただ、先にグリップの太さを変えてしまうことはあまりおすすめ出来ることではないのかも・・・知れません。

フックやスライスを直すには、まず、グリップの握り方そのものを見直されてみて、最後の最後にちょっとグリップの太さを変えて試してみてもいいのではないかなと・・僕は思っています。

トッププロでグリップの太さを変えていた事例

ゴルフの帝王と呼ばれたジャック・ニクラウスはフェードボールを好んで打っていました。ニクラウスが打つフェードボールは高さがあり、しかも距離が出ていました。

僕は、ある大会でニクラウスが3番アイアンで打ったショットをすぐそばで見る機会がありましたが、こんなに綺麗なショットがロングアイアンで打てるのかと・・・驚いた記憶があります。

ニクラウスはフェード打ちだったため、グリップのサイズは若干太めを好んで使用していたようです。彼の手は小さいのですが、それでも太めのグリップを使用することでフェードを打ちやすくしていたのでしょう。

一般的に言って、グリップが太ければフェースをインパクトゾーンで返し難くなりますから、フェード打ちの彼にとってはダブルクロス※1の心配をせずに思い切って振ってゆけたのでしょう。

※1 ダブルクロスとは例えば、フェードを打とうと思っていたのにも関わらず、逆にフックを打ってしまうこと。

全盛期のニクラウスはパワーヒッターとして知られていました。しかし、年齢を重ねるごとに飛距離を伸ばすためにもドローも多用するようになっていきました。その過程でグリップも少しづつ細いものへと変えていったようです。

パターの場合はどうか?

ウッドやアイアンなどと違いパターの場合はあえて太めのグリップにした方が良い場合もあります。

その理由についてはショートゲームのスペシャリストとしても有名なティーチングプロ、デイブ・ペルツ氏もこう答えています:

I do in fact like large putter grips. I have recommended them to many of my students who use their hands too much in putting, because opening their hands tends to relax their grip on the putter, while decreasing their tendency to hinge their wrists during their strokes. I also use a very large oversized grip on my putter myself.

太めのパターグリップは私も好ましいと思っています。私の生徒の中でもパッティングストローク中に手を使いすぎる方には太めのグリップを勧めています。太めのグリップを使った場合、手を使いすぎる癖を矯正する効果と共に、パターをグリップした際、両手をリラックスさせる効果もあるからです。そして、私自身もとても太いグリップを使用しています。

Reference: Answering Your Letters,Dave Peltz Golf Magazine

パターのストロークが安定しないという方やそもそもパターに苦手意識がある方は、太めのグリップを試されてみてもいいかも知れません。

パターのグリップの太さに関する面白い実験結果

パターのグリップの太さについては色々な研究もされていて、ちょっと面白い調査結果があるのでご紹介します。

アメリカで行われた実験ですが・・上級者のグループと初心者のグループにわけて、それぞれ、普通のグリップの太さのパターと太いグリップのパターを何種類ものパターでカップから1メートル80センチ離れたところからパットを打ってもらいました。

パットはストレートラインです。

その結果ですが、まず上級者のグループからいきます。

上級者の方は、普通のサイズのグリップのパターの方が、太いグリップのパターよりも、カップインする確率が高い・・・という結果になりました。

次に初心者のグループですが、初心者の方はその反対で、太いグリップのパターの方が、普通のグリップのパターよりもカップインする確率が高かったんです。

これは勿論個人差もあると思いますが、面白い結果だなぁと・・思いました。

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