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トラブル解決編

ゴルフと力みについて「余計な力を抜く3つの方法とは」

素振りの時はリラックスしてスイングできるのに、いざボールを前にするとどうしても力が入ってしまう・・そんな方もいらっしゃるかも知れません。

肩や腕、手(グリップ)の部分に力が入ってしまって、その結果、引っ掛けが出たり、飛距離が落ちたり、ダフったり、トップしたり・・・ということはよくあります。

硬くなった筋肉というのは、スピードが遅くなりますから、どうしても飛距離が落ちてしまいます。

野球のピッチャーでも、腕や肩に力を入れて速いボールを投げる人はいないと思います。

筋肉は適度にリラックスした状態で一番良いパフォーマンスをしてくれます。

今回は余計な力を抜く方法について考えてみたいと思います。

目次

体をコントロールしてリラックスする3つの方法

体の余計な力を抜くには・・・こんな方法があります。

1)両肩のリラクゼーション
2)腕のリラクゼーション
3)筋弛緩法

すべて簡単にできる方法です。1つづつ見てゆきたいと思います。

1)両肩のリラクゼーション

①両肩をぎゅう~っと上に持ち上げます
②次に両肩を下にストンと落とします。この時、力を一気に抜くようにします

ティーショットを打つ前のルーティンにこの動作を入れてもいいかも知れません。

とても簡単にできて、力みがとれる方法だと思います。

2)腕のリラクゼーション

①両腕を体の前に上げる。腕が地面と平行になるまで上げます
②次に力を抜いて下にストンと落とします
③今度は両腕を体の左右に上げて、同じようにして下にストンと落とす

腕の力を抜く方法ですが、これもショットを打つ前にやってみてもいいかも知れません。

3)筋弛緩法

これはアメリカの心理学者によって考案された方法ですが、やり方は、

①筋肉に一度ぐっと力を入れます(わざと思い切り力んでみます)
②その後にすっと力を抜きます

ただ力を抜こうとするよりも、一度わざと力んでから・・力を抜くことがポイントで、このやり方だと、比較的簡単に余計な力を抜くことができるかと思います。

ひどく緊張した時などにも、とても効果的な方法だと思います。

緊張して硬くなった筋肉を一瞬でほぐす筋弛緩法でもう少し詳しくご紹介しておりますので、よかったらそちらも参照下さい。

 * * *

それから、練習場でも同じように力が入ってしまう・・という方は、初心者の方に多いですが、ショットを打つことそのものの不安から来るものだと思います。

こういった場合は、ボールを打つのではなくて、練習場にあるティーを打つ練習を繰り返してみること・・だと思います。

できれば連続して打ってみるといいと思います。

この練習方法については小原プロのゴルフ理論で紹介されていて、僕としてはおすすめです。

心が余計な緊張を引き起こす

多くの場合、力みは心が引き起こすもの・・だと思います。

心は自分のものではあっても、思うようにコントロールするのがとても難しかったりします。

むしろ、心を何とかしようと思うほどに状況が悪化したりすることがあったりして。

緊張した場面でショットを打つシチュエーションだったとします。

この時、緊張を何とかしようと思うほどに、緊張してはいけないと思うほどに、緊張感が高まってしまうことがあります。

これは緊張してはいけないと考えたために、余計注意が「緊張」に向かってしまったため・・だと思います。

同じように、力んではいけない・・・と考えるのはやめた方がよいです

余計力が入りますから。

じゃあどうすればいいのか?

・・というと、ある程度緊張してしまうのは当たり前のことと受け入れてしまうことだと思うのです。

緊張を排除しようとすると余計緊張してしまう・・・そういう仕組みになっているようです。

ところが、緊張することは当たり前のことだと受け入れてしまうと、不思議と緊張感はそれ以上は高まらず、むしろ、少し緊張が和らいでゆくこともあります。

勿論、完璧にリラックスすることはできないと思います。

家でリラックスしてテレビを見ているような気分でショットを打てればいいかも知れませんが、それが良い結果になるとは限らないと思うのです。

ある程度の緊張、適度な緊張感はむしろ自分のパフォーマンスを上げてくれるようです。

「力んだ時ほどクラブの重さを感じなさい」

往年の名手、青木功プロがゴルフ雑誌の中で力みをとるための方法について語られていたことがありました。

ゴルフは欲のスポーツであると。飛ばしたいとかいいスコアを出したいという欲が力みやミスショットを招くのだと。

そんな時、青木功プロはずっと、クラブの重さを感じて振ることを意識しているのだと言います。

クラブの重さを感じようとした時に腕や手、肩の余計な力が抜けて、リズムよくスイングができるのだそうで、それを青木プロはずっと実践されているそうです。

力んでいるなと感じたら、クラブの重さを感じようとしてみる・・・とても良い方法だと思いました。

力みをとるための素振りの2つのコツとは?

さて、ここまで力みをとる方法や考え方についてご紹介してきました。

次に少し、素振りをすることで力みをとる方法について考えてみたいと思います。

緊張する場面、または力がどうしても入ってしまう場面で、多くのゴルファーがやっているのが素振りだと思いますし、素振りは緊張をほぐすのに、とても効果的な方法だと思います。

1)ゆっくり振る?速く振る?

以前に、あるスポーツ心理学の専門家がプロゴルファーの金井清一さんに力み過ぎを和らげる方法を聞いたことがあったそうですが、金井プロはこんな風に答えたといいます。

「一度素振りで目一杯振ってみることです。そこで力を出し切れば、本番では力が抜けて力みすぎることはない」

この力を抜くというのは、脱力するという意味ではなく、適度な緊張感を持ちながらも、力み過ぎない程度に・・という意味だと思います。

一度わざと力を入れて、力を抜く・・というのは先ほどご紹介した筋弛緩法というやり方と一緒ですね。

素振りをしても思うように力が抜けないと思った時は、一度強く振ってから力を抜くようにしてみてもいいかも知れません。

ただ、強く(速く)振る際もいくつかポイントがあります。

次にそれをご紹介したいと思います。

2)素振りはスタートの何分前にする?

今度は少しスタート前にする素振りについて考えてみたいと思います。

スポーツ心理学の専門家、市村操一先生は、理想的にはスタートの10分から20分前がいいと自身の著書の中で語っています。

素振りの疲れが抜けて、しかも、体に準備運動の後の爽快感が残っている程度が一番いいそうです。

それから、先程のお話ですが、強く素振りをする・・・といっても、いきなり、目一杯振らないようにしてください。体を壊しますので。

まずは体を温めることが大切だと思います。最初は準備運動、もしくは、ゆっくりとした素振りで体を温めます。

体が温まった段階で本番と同じようなスイングスピードで振ってみるといいかも知れません。

ただ、マン振りまでは(100%の力で振る)必要ないと思いますし、やり過ぎてしまうと逆に筋肉の疲れがとれない状態でスタートホールに立つことになりますので、強く(速く)振るといっても、8割程度の力で素振りするのが良いのではないかなと、思います。

最後までお付き合いいただいて、ありがとうございました。
感謝。

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↑僕も実践してみました。その上達法やゴルフ理論の感想について書いてみました。一度ご覧になってみてください。