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上級編

ワッグルをする意味とその効果とは?

ワッグルとはクラブヘッドを左右に軽く動かす動作のことをいいます。ショットを打つ直前に行う動作ですが、これにはどんな意味があるのでしょうか・・?

メジャーチャンピオンを何人も育てた有名なレッスンプロ、パーヴィー・ペニック(1904-1995)は、この動作をすることで2つの効果があると語っています:

1.体をショットに備える
2.緊張を和らげる

彼はワッグルは小さな素振りのようなものだとも語っています。プロの中にも様々な形のワッグルをする人がいますが、自分のスイングのチェックポイントを踏まえた上でやっている人もいます。

例えば、バックスイングをインサイドに引きやすい人は、真っ直ぐに引く動作をしたり、フェースをスイング始動時に開いてしまいやすい人はフェースを開かないような動作をしたり・・・です。

しかし、あくまでも本来の目的はペニック氏が語った2つにあるのかも、知れません。

ベン・ホーガンは「やりすぎはよくない。感覚をつかんだら、すぐにスイングするべきだ。」・・・と語っています。

さらに球聖と呼ばれたボビー・ジョーンズは「もし私が2回以上ワッグルしたとしたら、そのショットはミスショットに終わるだろう。」・・・と語っています。

中にはこの動作を全く行わない人、そもそもワッグルには反対だというレッスンプロもいます。

勿論、大切なのはご自分に合っているかどうか・・・ということですが、僕は一度はワッグルを試されてみてもいいのかなと・・・思っています。

手首の力を抜く

ヘッドスピードを上げるためにはやわらかい筋肉が必要です。
硬くなった筋肉は速く動けませんから・・。

そのため、グリップはゆるめに握るということをよくレッスンプロなどはアドバイスします。グリップ を握る指に力が入ってしまうと手首や腕にも力が入るからです。

しかし、グリップはスイング中にクラブが抜けない程度の力で握らなければなりませんし、クラブをコントロールできるだけの力を入れなければなりません。

スイング直前のその丁度よいバランスを確認するためには、やはりワッグルが効果的だと思います。クラブヘッドをこまかく動かしてもいいですし、大きく動かしても構いません。

いずれにしてもクラブヘッドを動かす時点で指には適度な力が入ると思います。その時のコツとしては、指には適度な力をいれ、手首の力を抜くことです。

どちらかというと手首の力を抜くことに意識を持っていってもいいのかなと・・・思います。ワッグルした時点で指には自然と適度な力が入りますので。

中にはワッグルが苦手という方もいらっしゃるかも知れませんが、その場合は・・・例えば、うちわで扇ぐイメージでやってみるといいかも知れません。ちょうどボールをうちわで扇ぐようなイメージです。

ワッグルの際のもう1つのコツ

上記ではワッグルについてや、ワッグルをする際のポイントについていくつかご紹介させていただきました。

手首の力を抜く・・・ということに加えて、大切なことがあると僕は思っていて、それは、ワッグルをした際にクラブヘッドの重みを感じ取る・・・ということだと思います。

手や腕に力が入っていると、なかなかクラブヘッドの重みって感じられないのではないかなと・・・思うんです。

ただ、最初からクラブヘッドの重みを感じることを目的にしておけば、自然と体の力は抜けると思います。

ゴルフスイングにはリズムが大切になってくることがありますが、体に力が入った状態ではなかなかリズムがとれないと思うんです。

もっとも、完全にリラックスしてショットを打つということは、練習場ではできてもコースではできないものだったりしますし、適度な緊張感はむしろ必要なものだと思います。

ですので、完全に力を抜こう、リラックスしようと思われるよりも、少しだけ力を抜こう・・・そう思われてみてもいいのかも知れません。

また、これは人にもよりますが、アドレスで完全に静止した状態から動き出すよりも、ワッグルであるとか、足をパタパタと動かす動作でも何でもいいのですが、そのように体の一部を動かしていた方がリズムが出る・・・そういうタイプのプロもいます。

僕もワッグルをしますし、アドレスで完全に静止する時間は比較的短い方だと思います。

その形が合う方とそうでない方がいらっしゃるとは思いますが、リズムが悪いと感じている方がいらしたら、アドレスで完全に静止しないことを意識されてみてもいいのかも知れません。

ワッグルでスイングのリズムを出す

ワッグルの仕方というのは、色々あると思うのですが、ゴルフの帝王と呼ばれたジャック・ニクラウスは比較的、大きめのワッグルと言いましょうか、クラブを左右に大きく動かすような・・・そんなワッグルをしていました。

その際、ニクラウスは足を同時にパタパタと動かしていました。

右足、左足・・・という風に交互にほんの少しだけ、つま先だけだったかも知れませんが・・・足を交互に動かしながら(地面からほんの少しだけ浮かせながら)、ワッグルをするのです。

ニクラウスは後に、ワッグルの最中に体重をわずかに左右に動かすことで・・・下半身が緊張しないようにしていたと語っています。

上記でも書かせていただきましたが、アドレスで完全に静止した状態よりも・・・体の一部を動かしていた方がスイングにはリズムが出やすいと思うんです。

そういう意味でニクラウスのようにワッグルをしながら・・・体重を軽く右足、左足、また右足・・・と言う風に移動させることは良い方法なのかも知れません。

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