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ゴルフ基礎編

バックスイング、フォロースルーが大きい、小さいは○○○の開き方で決まる

こんにちは。ゴルフ総研の森です。

前回、スクエアに構えているのに肩や膝のラインだけが開く、閉じる(左や右を向く)本当の原因ではスクエアに構えているのに肩や膝のラインだけが開いたり、閉じてしまう理由についてお伝えしました。

今回はまた少しが変わりますが、バックスイング、フォロースルーが大きい、小さい・・というのは○○○の開き方で決まる、という話をしたいと思います。

ゴルフスイングが大きい、小さいはコレの開き方で決まる

バックスイング、フォロースルーが大きい、小さいは○○○の開き方で決まる。

○○○って何だと思いますか?

実はこれ、つま先なんですね。

ゴルフスイングが大きい、小さいはつま先の開き方で決まるんです。

突然ですが、ちょっとした実験をしてみたいと思います。
よかったら、ご一緒に。

まず、鏡の前で真っすぐに立ちます。両足は肩幅程度に広げておきます。

次に

①右足のつま先は外に向けず、真っ直ぐ正面を向くようにします
②次に右へ回転してみて下さい。 鏡で自分がどれだけ回転しているか確認します
③今後は右足のつま先を内側に向けて下さい
④②と同じことをします
⑤今度は右足のつま先を外側に向けましょう。 思い切って外側に向けて下さい
⑥②と同じように右に回転してみます

どうでしたでしょうか・・・?

つま先の開き方を変えるだけで、回転できる範囲がかなり変わってきませんか?(上記では右足のつま先の開き方を変えて右に回転してみましたが、左足のつま先の開き方を変えて左に回転しても似たような結果になります)

プロの中には右足のつま先を開かないようにしてスタンスをとる人もいます。(下の図のような形で構える人もいます)

何故、こんなことをするかというと、プロの場合は十分な飛距離が出ます。むしろ飛び過ぎてコントロールが悪くなってしまうこともあるので、そうならないように、スイングをコンパクトにするためにこのように構えているんですね。

ただ、プロに比べて飛距離が圧倒的に不足しているアマチュアゴルファーがこのように構えるとスイングが制限されて(スイングが小さくなって)飛距離をロスしてしまいます。

ですので、アマチュアの場合、特に飛距離不足を感じている方は、右足のつま先は外側に開いてください。

具体的には両足のつま先を20~30度程度、外側に開いてみてください

このイラストのような形ですね。左足のつま先も右足と同じように20~30度程度外側に向けて構えると、ダウンスイングからフォロースルーで左に回転しやすくなります。

このつま先の向きについてはスタンスと左足、右足のつま先の向き【つま先はどの位開くのがいい?】にてさらに詳しくご紹介していますので、よかったらそちらを参照ください。

両足のつま先を開いて構えるということですが、自分に合ったつま先の開き具合を見つける方法として、スクワットをするというのもいい方法です。

具体的には、両手を頭の後ろで組んで、スクワットをしてみます。しっかりと深くしゃがみ込んでください。

このようにスクワットをしようと思うと、両足のつま先は自然と開くと思います。

つま先をちゃんと開いていないと、十分にしゃがみこむことができませんし、そもそもしゃがむのが困難になります。

この時、スクワットをした時のつま先の開き具合を覚えておいて、アドレスで構える際も同じように両足のつま先を外側に開いていただくのもいいと思います。

先ほども少し書かせていただきましたが、右足のつま先を外側に開けば開くほど、体を右に回転させやすくなり、バックスイングも大きくなります

また、左足のつま先を外側に開けば開くほど、ダウンスイングからフォロースルーにかけて、体を左に書いてさせやすくなり、フォロースルーが大きくなります

ただし、つま先を外側に開けば開くほど良いかというと、そうではなくて、右足のつま先を開き過ぎるとダウンスイングがし難くなります。左足のつま先を開き過ぎた場合はバックスイングがし難くなります。

ですので、つま先を外側に向ける先は30度程度を目安にしていただくといいのかなと思います。

最後までお読みいただいて、ありがとうございました。

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