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スライスの直し方編

ドライバーのスライスとアップライト・フラットなスイング【縦振りと横振り】

こんにちは。ゴルフ総研の森です。

ゴルフでは、スイングの軌道がアップライトとかフラットという風に表現されることがあります。

簡単に言うと、アップライトとは縦振りのことで、フラットとは横振りのことになります。

アップライトなスイングとフラットなスイング

ドライバーでスライスを打っている方は、スイングが縦振りと言いましょうか、アップライトなスイングになっていることが多いと思います。

特徴としては、スイングのトップでグリップの位置が高くなりがち・・・で、ダウンスイングでクラブヘッドが飛球線の外側から下りてくる、アウトサイド・インのスイングになりやすいです。

このアップライトなスイングはアイアンではよくても、長いクラブ、フェアウェイウッドやドライバーなどになってくると・・・スライスの原因になることがあります。

逆にフックを打っている方はスイングが横振りと言いましょうか、フラットなスイングになっていることが多いのではないかなと・・思います。

フラットなスイングの特徴は、トップでグリップの位置がアップライトなスイングの方に比べて低くおさまる点です。

ダウンスイングではクラブヘッドが飛球線のかなり内側から入ってきて、インパクトの後は飛球線の外側に出てゆく・・・いわゆる、インサイド・アウトのスイングになりやすい傾向があります。

その点を利用して・・ドライバーでフラットなスイングでボールを打ってみると、綺麗なドローボールが出たりすることがあります。

超フラットなスイングでボールを打ってみる

フラットなスイングとは例えば、クラブを地面と水平に振ると・・・これはかなりフラットなスイングになります。

実際にはドライバーで打つ時でも、地面から数センチしかボールは浮いていないので・・・ここまでフラットなスイングでは打てないと思います・・。

ただ、フラットなスイングで振ってみようと思うだけでも、スライスが改善されることもあると思います。

例えば、練習として・・・超フラットなスイングでボールを打ってみるのもスライスを改善するには良い方法だと思います。

実際にボールを打つ時のイメージですが・・・、頭のすぐ上が天井になっているとイメージしてみます。

頭よりも高くヘッドを上げようとすると天井にぶつかってしまいます。(あくまでもイメージの中で・・・ですが)

この天井にヘッドをぶつけないようにスイングして、ティーアップされたボールをドライバーで打つ・・・そんなイメージでスイングしてみます。

バックスイングもフォロースルーも・・・この天井にぶつからないようにスイングします。

もし、実際にこのようにスイングできたら、それは超フラットなスイングになっていると思います・・。

この超フラットなスイングは・・・ドライバーのスライスを改善するための練習としてはとてもよい方法だと思うんです。

勿論、あくまでも練習として・・・で、この形はフラットなスイング過ぎるわけですが、スライスを打っている方はこの位大袈裟にスイングされてみてもいいのかなと・・思います。

このフラットなスイングだと、フェースも返しやすくなります。

アップライトなスイングは極端なことを言えば、クラブを上から振り下ろすというか、そういうスイングになり、フェースを思い切り返したら、引っ掛けフックしか出ないかも・・知れません。

フラットなスイングはクラブヘッドが飛球線の内側から下りてきやすくなり・・・ボールはどちらかと言うと、ターゲットの右に飛び出しやすく、だからフェースを思い切り返していってもボールはターゲットの方向に飛んで行ってくれます。

その感覚をつかむと、フェースを返す・・・ということがより簡単になるのかなと思います。

最後までお読みいただいて、ありがとうございました。

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