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ゴルフクラブの選び方

ドライバーの選び方:11の方法

さぁドライバーを買おう!そう思って色々ショップを見て回ったけど、どれを選んでいいかわからない・・・という方もいらっしゃるかも知れません。

実はドライバーにも選び方のコツがあると思うんです。それがわかってしまうと、案外簡単に自分に合うドライバーが見つかると思います。

そんな自分に合うドライバーを選ぶ時に必要なポイントについて今日はご紹介させていただきたいと思います。

1.フェースの向き
2.ロフト角について
3.ライ角
4.重量について
5.ヘッドスピードをインパクトで最速にする
6.シャフトの長さ
7.シャフトの硬さ
8.重心の位置、重心距離とギア効果
9.重心深度?
10.大型ヘッドがいい?悪い?
11.ディープフェースとシャローフェース

1.フェースの向き

ドライバーを選ぶ際に大切なポイントとなってくるのがフェースの向きです。

ドライバーのフェースの向きは若干左を向いているフックフェースと呼ばれるものやスクウェアフェースのようにフェースがターゲットを向いているものがあります。

初心者の方は恐らく、フェースはみんな真っ直ぐターゲットの方を向いていると思われることがあるかも知れません。

考えてみればボールを真っ直ぐ打つのに最初から左を向いているフェースなんて、おかしな話かも知れません・・。

何故フックフェースのようなドライバーが存在するかというと・・・ドライバーの大型化に伴って(下記で詳しくご紹介しますが)フェースが開きやすくなる・・・という問題点が出てきました。

それをカバーするために生まれたのがフックフェースのドライバーです。最初からフェースを左に向けておくことで・・・インパクトでフェースが開かないようにする・・・という発想です。

さて、選び方ですが・・・基本的にはスクウェアフェースのドライバーがおすすめだと僕は思っています。

ただ、スライスを打っている方はフックフェースのドライバーもおすすめです。特にスライスの曲がり幅が大きい・・・という方はフックフェースを選ばれた方がよいかも知れません。

尚、フックフェースのドライバーの打ち方についてはフックフェースのドライバーの構え方、打ち方を参考にしていただければ幸いです。

反対にミスショットはフックボールになる・・・という方にはフックフェースのドライバーはおすすめできません。スクウェアフェースの方がよいと思います。

ややフェースが右を向いているオープンフェースのドライバーもあって、そういったドライバーを使った方がよい・・・という方もいらっしゃいますが、基本的にはスクウェアフェースでよいと思います。

2.ロフト角について

ドライバー選びというとほとんどの方がロフト角をチェックされると思います。ただ、実は、ロフト角にも表示ロフトとリアルロフトというものが存在します。

そして、表示されているロフトが実際のロフトとは違う場合があります。(上記の画像は、オリジナルロフトもしくは表示ロフトを示したものです)

ロフト角については「リアルロフトとオリジナルロフト、表示ロフトの違い」でリアルロフトや表示ロフトのことやロフトの選び方についても詳しく記載していますので参考にしていただければと思います。

初心者の方であれば、リアルロフトで11度以上がおすすめ。経験者の方でも、ヘッドスピードがよほど速くない限り(ヘッドスピードが43m/s未満などは)、ロフト角は10以上は欲しいところです。

それからロフト角というのは持ち球によっても変わってきます。ドロー打ちの方はロフト角は多め、フェード打ちの方はロフト角は少な目でも良いと思います。

ただ、スライサーの方がボールが上がるからとロフト少な目にするケースもあるとは思いますが、その後にストレートボールやドローボールを打とうと思った際にロフトが少なすぎて飛ばない・・・ということもあります。

ですから、そういう点も考慮されてもいいかも知れません。

また、ドライバーのボールの上がりやすさはティーアップの方法ティーアップの高さにも大きく影響されますのでそういった点も注意してみてください。

3.ライ角

ライ角とは下記の図で示す角度のことを言います。
ライ角もドライバーを選ぶ際の1つのポイントとなります。

 

アイアンではライ角がとても重要と言われますが、ドライバーではティーアップしたボールを打つので(インパクトの瞬間ソールが地面に着くアイアンと比べてドライバーの場合は)ライ角はあまり関係ないと指摘される方もいます。

ただ、ゴルフクラブメーカーフォーティーンの創設者でクラブデザイナーの竹林隆光氏は自身の著書、「クラブ選び ベストチョイス」の中でスライスを直したいのであれば、ドライバーのライ角はフラットなものではなく、アップライトなものをチョイスした方がいいと語っていらっしゃいます。

フラット、アップライトとはどういうものか?と疑問に思われた方もいらっしゃるかも知れません・・・フラットとは、極端な例で言えば、ドライバーをソールした際のシャフトの角度がより水平に近くなるもの。アップライトはシャフトがより垂直に近くなるもののことを言います。

僕自身、何度もライ角の違うドライバーを取り寄せて打ち比べてみた結果、(他の要素を考慮しても・・)ライ角が大きい(アップライト)なドライバーの方がそうでないドライバーよりもボールのつかまりが明らかによいという結論に達しました。

ですので・・・スライスを改善したいと思われている方であれば、アップライトなドライバーがおすすめです。

フックを改善する場合ですが・・・今よりフラットなライ角を試すのはよいかも知れませんが、標準的なライ角よりもフラットなドライバーにするとつかまりが悪くなることがありますので、あまりおすすめはしません。

ただ、今のドライバーのライ角が市販されている他のドライバーに比べて明らかにアップライトな場合は・・・少しライ角が今よりも小さ目のドライバーを試してみる価値はあるかも・・知れません。

4.重量について

クラブの重量、ヘッドの重量というのはインパクトでボールに与える衝撃の大きさに深く関係してきます。

ボールにより大きなエネルギーを伝えるには、ヘッドが重い方が有利です

ですので、ドライバーも重い方が有利・・・ということになりますが、重すぎると振れなくなって・・・ヘッドスピードが落ちますから、結果的には重すぎるドライバーも飛ばないクラブ・・・ということになります。

そういう風に考えてゆくと重すぎてもいけない、軽すぎてもいけない・・・ということになります。

一番いいのは、ご自分が扱える範囲で少し重いかなと思う程度のドライバーを選ばれることだと思います。それが自分にとっての一番飛距離が出る重さ・・・の1つの目安になると思います。

また、当サイトでは、軽量ドライバーは飛距離アップにつながるかどうか?という記事もご紹介していますので、そちらもよろしければ参考になさってください。

5.ヘッドスピードをインパクトで最速にする

クラブの重量について検討すべきもう1つのことがあります。それが、インパクトでヘッドスピードが最速になるクラブを選ぶということ・・・です。

クラブが重すぎる場合は、ダウンスイングで手首のコックがほどけやすく、インパクト手間でヘッドスピードが最速になってしまいますし、軽すぎる場合はコックがほどけるタイミングが遅くなり、フォロースルーでヘッドスピードが最速になります。こうなると、プッシュアウトなどが多く出やすくなるかも知れません。

やはり、ドライバーは軽すぎても、重すぎてもダメ・・・ということになります。

6.シャフトの長さ

ドライバーを選ぶ際に注意したいもう1つのポイントがシャフトの長さです。

具体的には、シャフトが長いほどに

・ヘッドスピードが上がる
・ボールが曲がりやすくなる

短いほどに

・ヘッドスピードが落ちる
・ボールが曲がり難くなる

・・・という風になります。

いくらショートアイアンで速く振ろうと思っても、軽く打ったドライバーの方が飛びます。つまりシャフトを長くすればするほどにヘッドスピードが上がるので、飛ばしたいと思う場合はシャフトが長いものを選ばれた方が有利になります。

短い方がシャープに振れてむしろ飛ぶ・・・という考え方もあります。

シャフトが短くなることで、ミート率が上がり、曲がりを抑えることもできますから、そう考えると短いシャフトの方が合っているという方もいらっしゃると思います。

ただ、もし同じ条件であれば、シャフトが長い方が確実に飛びます。

勿論、ヘッドスピードが上がればそれだけボールも曲がりやすくなります。ですので、何を重要視するか・・・ということもドライバー選びでは大切になってくると思います。

飛距離を重視するのかコントロールか、またはその中間なのか・・・。
う~ん、難しい問題ですね。

7.シャフトの硬さ

シャフトの硬さも悩むところだと思います。僕は、基本的なルールとしては、ヘッドスピードが43m/s未満の方はRシャフト。それ以上ならSと・・・と考えています

シャフトの硬さや重さについてはシャフトの選び方、「硬さと重さ」にてより詳しくご紹介しておりますので、よろしかったらそちらも参考になさってください。

 

8.重心の位置、重心距離とギア効果

重心の位置がどこにあるかによって、スライスしやすいクラブになったり、フックが出やすいクラブになることがあります。ドライバーのつかまりの良さもこの重心距離や位置などが左右します。

重心の位置からシャフトまでの距離のことを重心距離と言います。

この重心距離が短い場合は、ヘッドがインパクトで返りやすくなりますし、重心距離が長いとヘッドが返り難くなります。

ですから、スライサーの方は重心距離が短めのドライバーを選ぶとドローボールが打ちやすくなります

重心距離が短いドライバーの場合、ボールがフェースのトゥ寄りに当たりやすくなりますが、その際にギア効果というものが働いて・・・ボールにフックスピンがかかりやすくなります。

逆にフックやチーピンがよく出るゴルファーの方の場合は、重心距離が長いドライバーを選択するとヘッドの返りがゆるやかになりますから、チーピンなどを予防できます

重心距離については、スペックを確認する方法のほかにもヘッド形状でもある程度判断できます。例えば、洋梨状のヘッドでフェースが面長に見えるドライバーの場合は重心距離が長く、ヘッドが返り難い傾向にあります。

9.重心深度?

重心についてもう1つ考慮すべき点があります。

それが重心の深さ、いわゆる重心深度です。これは重心がフェース面からどれだけ遠ざかっているか・・・ということを示すものですが、重心が深くなるほどにボールが上がりやすくなります。

ボールがフェースにあたった際に重心が深いドライバーはフェース面が上を向きやすいために、ボールが高くあがりやすい・・・というわけです。

10.大型ヘッドがいい?悪い?

ヘッドはテクノロジーの進化と共に大型化してきました。ヘッドが大きくなることでの利点というのは、ミスに強くなる・・・という点です。

大きなヘッドの方がスイートスポットも広くなりますから、多少芯を外したと思っても案外よく飛んでくれます。

しかし、勿論、マイナスポイントもあります。

ヘッドが大型化するということは重心の位置がシャフトからどんどん離れてゆくということでもあります

重心が離れるとどうなるかというと、インパクトエリアでのヘッドの返りが悪くなることを意味します。つまりフェースが開きやすくなるのです。それをカバーしようというのがフックフェースでもあるのですが。

ヘッドスピードが速いゴルファーほどこの傾向が強く、そういう意味でもヘッドは大きければ大きいほどに良いというわけではありません。

勿論、ルールがあって、一定以上の大きさにはできないのですが、そういったルールがなかったとしても、単純にヘッドがどんどん大きくなることはなかったと思います。

大型ヘッドのドライバーはこのようにヘッドの返りが悪くなるという弱点がありますが、ただ、各メーカーともこのヘッドの返りの悪さをカバーするような機能であったり設計をしていますので、一概に大型ヘッドだからスライスが出やすい・・・とは言えないと思います。

11.ディープフェースとシャローフェース

ドライバーにもディープフェースとシャローフェースがあります。ディープフェースとはフェースの厚みがあるドライバーのこと。シャローフェースは逆にフェース高が低いドライバーをいいます。

さて、どちらがいいか・・・ということになりますが、それはその時代によっても違ってくると思うんです。以前はディープフェースがいいと言われていたこともありましたが、その後はシャローフェースが流行るようになったり。

ただ、一般的なことを言えば、

1)ディープフェース

重心が高くなりやすいために、バックスピンを抑えたボールを打ちやすい。ボールの弾道を少し低く抑えたい場合は有効なことが多い。

2)シャローフェース

重心が低いために、ボールを楽に上げやすいが、同時にバックスピンもかかりやすい。

主にディープフェースはヘッドスピードが速い方向け、シャローフェースは万人向け・・・という感じでしょうか。ただし、ミスがフェースの上下に多い・・・という方はシャローフェースよりもディープフェースの方がやさしく感じるかも知れません。

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