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ショートゲーム編

パターの握り方、リバースオーバーラッピンググリップ他

パターの打ち方と構え方の基本ではパターの握り方について簡単にご紹介した程度でしたので、今回はもう少し詳しくパターの握り方についてご紹介させていただきたいと思います。

パターのグリップ方法にもいくつか方法があります。

一番使われているのがリバースオーバーラッピンググリップと呼ばれるものですが、そのグリップがご自分に合うとは限りませんので、色々試されて見て一番自分の思い通りに打てると感じたグリップを選ばれるとよいと思います。

パターの握り方と種類

1)リバースオーバーラッピンググリップ

一番オーソドックスと言いましょうか、一番よく使われているのがこのリバースオーバーラッピングです。リバースとは「逆とか反対」という意味です。

オーバーラッピンググリップ(グリップの種類参照)の逆のグリップという意味ですが、オーバーラッピンググリップとの違いが3つあります。

そららの違いも含めて、リバースオーバーラッピンググリップで握る際のポイントが4つあります。

①左手の人差し指

1つ目はオーバーラッピンググリップの場合、右手の小指が左手の人差し指、中指の上(又は間)に重なるようにして握りますが、リバースオーバーラッピンググリップの場合は左手の人差し指が右手の小指と薬指の上(又は間)に重なるように握ります。

左手の人差し指は右手の中指の薬指の間に重ねる人もいれば、左手の人差し指を伸ばす人もいます。

②パームグリップ(手の平で握る)

通常のオーバーラッピンググリップと違う点の2つ目は、フィンガーグリップというよりは
パームグリップのような形で握ることです。この違いについては、フィンガーグリップとパームグリップで詳しくご紹介しておりますのでよろしければ参考にして下さい。

パームグリップで握ることでよりアップライトに構えるような形になります。

アップライトになればなるほど、パターは地面から垂直に近い形
になり(パターの設計上は70度前後の角度でソールが地面に均等
につく形になります)、フラットになればなるほど、パターのトゥ側が
浮いてきます。

ですから、パターを構えた際にパターのトゥ側がかなり浮いているような形ですと、通常のオーバーラッピンググリップのようにフィンガーグリップで握っている可能性があります。

パームグリップ(手の平)で握るには、パターを握って構えた際に、パターのトゥ側があまり浮き過ぎないようにするといいと思います。多少浮いているのは構いません。

パームグリップは手首の過剰な動きを抑制する効果がありますので、ストローク中に手首を使いすぎてヘッドの軌道が不安定な方にはおすすめです。

③両手の親指の置き方

3つ目の違いがパターグリップ自体の設計に関係しています。パターグリップには平らな部分がありますが、そこに両手の親指を乗せるように設計されています。

そのため、通常のゴルフスイングに使うグリップと違ってウィークグリップ、フックグリップという考え方があまり一般的ではありません。

ただ、そうやって構えると、パターフェースがインパクトで開きやすい・・・という方もいます。その場合はパターのグリップをフックグリップ気味に握るといいと思います。

これについては、パターにもフックグリップ、ウィークグリップがあっていいで詳しくご紹介しておりますので、そちらも参考になさってください。

④両手の位置

これは握り方のポイントになりますが、パターの打ち方と構え方の基本でご紹介したようにパターを構えた際に両手が左足太ももの内側の前にくるように構えてください。

両手の位置がズボンのジッパーの前にあると、フェースがインパクトで開きやすくなります。

ですから、両手はハンドファーストになるように、左足太ももの内側の前に来るようにして構えます。リバースオーバーラッピンググリップでも下記でご紹介するグリップでも同じことですが、この両手の位置がとても大切になってきます。

 

2)クロスハンドグリップ

クロスハンドグリップは通常のパターの握り方とは逆に、左手が右手よりも下になるグリップ方法です。

左手を右手よりも下にしてグリップすることで、右手の過剰な動きを抑制することができ、左手手動でストロークすることができます。

そのため、ストロークがブレないと言いましょうか、パットが安定しない方にはおすすめです。クロスハンドグリップについては、クロスハンドグリップの握り方と打ち方でも詳しくご紹介しておりますので、そちらも参照ください。

 

3)テンフィンガー・グリップ

パターでテンフィンガー?と思われる方もいらっしゃると思いますが、このグリップの方が両手の感覚を生かして打ちやすいし、距離感も合わせやすい・・・という方もいらっしゃいます。

両手の10本指を全てグリップに当てることが出来るので、フィーリングと言いましょうか、両手の感覚を生かすことができるように思います。

ゴルフの教科書があれば、パターのグリップ方法にテンフィンガーグリップは掲載されていないかも知れません。パターでもそうですし、通常のグリップでも一般的ではないですが、僕はおすすめできるグリップ方法だと思っています。

 

3)他にも

クリス・ディマルコという選手がやっていたクローハンド・グリップなどパターには実に様々なタイプのグリップの握り方があります。

大切なのは一般的に正しいと言われている握り方でパターを持つということではなくて、ご自分に合うグリップかどうか・・・ということだと思うんです。

僕が大切にしていただきたいと思っているのは・・・

・パターフェースを感じとることができる、コントロールできる
・タッチ、フィーリングという意味でしっくりくる、距離感が出しやすい

・・・ということです。

 

さて、ここまで書いてみましたが、パターって面白いですね。ゴルフを始めたばかりの頃は意外とパットが入ったりもします・・。でも、中級者になってくると、パットのことあれこれ考え始めてしまって、パットが苦手になることもあります・・。

それはパットを外すという経験を重ねられたから・・かも知れません・・。
その経験が続くと、ミスすることを打つ前から想像してしまったりします・・。

そうなると、もう、「今」にいないわけで。恐いから「未来」に考えがいってしまって。そこで部分的なテクニックに頼ろうとしてしまうことってあると思うんです。

でも迷った時ほど、特にパターの場合は感覚に頼るべきではないかなと・・僕は思いました。その感覚を一番出しやすいグリップで握る・・・それが大切だと思っています。

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