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ショートゲーム編

バンカーショットはハイバウンス、ローバウンスのどちらが簡単?

今回はサンドウェッジについて、バンカーショットではハイバウンス、ローバウンスのどちらが簡単か?

ということについて見てゆきたいと思います。

バウンス(バンス)とは?

バウンス(バンス)とは、バンカーショットのソールの後方にある出っ張りのことです。

バウンス(バンス)角とは、その出っ張りの度合いを示す数値になります。

このバウンス角が大きいものをハイバウンス、小さいものをローバウンスといいます。

どの位だとハイバウンス、ローバウンスというのは、その時代でというか、その時々のトレンドのようなものによっても変わってくるかも知れません。

ただ、一つの目安として、バウンス角が

・12度前後(またはそれよりも大きいもの)をハイバウンス
・8度前後(又はそれよりも小さいもの)がローバウンス

と思っていただいてもいいかと思います。

どちらが簡単なの?

では、ハイバウンスのサンドウェッジと、ローバウンスのサンドウェッジ、どちらがバンカーショットが簡単になるか・・・

ということですが、それは人によって違ってくるかと思います。

一般的に、

 

バウンス角が大きめのものがおすすめの方

・バンカーショットでは砂を取り過ぎて、ボールが出ないことがある
・通常のショット※でミスする時はスライスが多い
・通常のショットでミスする時はプッシュアウトより引っ掛けが多い
・フェアウェイからアイアンショットを打った時、ディボット跡が深くなる
・バンカーショットはとにかく出したい
・初心者~中級者の方

※通常のショットとは、ここではバンカーショット以外の例えば、ドライバーショットであったり、フェアウェイから打つアイアンショットのことだと思って下さい。

 

バウンス角が小さめのものがおすすめの方

・バンカーショットではヘッドが砂に跳ね返されてしまうことがある
・通常のショットでミスする時はフックボールが多い
・通常のショットでミスする時は引っ掛けより、プッシュアウトが多い
・フェアウェイからアイアンショットを打った時、ターフはほとんど取らない
・バンカーショットは高さを打ち分けたい
・中級者~上級者の方

バウンス角の目安

ここまで、ハイバウンス、ローバウンスについて見てきました。

ただ、バウンス角は上記に当てはまる方であっても、例えば、バウンス角が大きければ大きいほど良いということはなく、反対に小さければ小さいほどいいわけでもありません。

サンドウェッジの選び方と5つのポイントでもご紹介しましたが、一般的に

バウンス角が大き過ぎると、

1)ヘッドが砂に跳ね返ってしまいやすくなる
2)バウンスが邪魔をして(フェアウェイからの)アプローチショットで使い難くなる

ということが言えますし・・・

逆にバウンス角が小さ過ぎると、

1)ヘッドが砂に潜りやすくなり、ボールがバンカーからでないことが多くなる

ということが起こったりします。

目安としては:

・砂を取り過ぎてバンカーから出ないミスが多い

・・・バウンス角が多めのもの(10度以上)。またはハイバウンス。

・クラブが砂に跳ね返されてしまうミスが多い

・・・バウンス角が少なめなもの(8度以下のローバウンス)

が当サイトとしてはおすすめです。

また、プレーするコースのバンカーの砂のタイプによってもおすすめのバウンス角というのは変わってきます。

柔らかい砂でヘッドが砂に潜りやすい場合は、バウンス角が少し大きめのもの。

反対に硬い砂の場合はヘッドが跳ね返りやすいので、バウンス角が少し小さめの方が場合によっては打ちやすいかも知れません。

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