ゴルフスイング 「フェースが開く原因と直し方について」
ゴルフクラブはスイングすると開きやすいように出来ていると言われています。
だからこそ、ほとんどのゴルファーがスライサーなのかも知れません。
インパクトでフェースが開くとボールはスライスします。そこで、多くの方はインパクトでフェースを開かないようにしようとします。
でも、もっと簡単な方法があります。
それがバックスイングでフェースを開かないようにする・・・ということです。
スライサーの方はダウンスイングでフェースを開いてしまっているだけでなく、バックスイングの段階ですでにフェースは開いています。
ダウンスイングで開いているフェースをどうにかしようとするより、それ以前の段階でフェースが開かないようにした方がいいのかも知れません。
まずはグリップをチェックする
さて、フェースを開かないようにスイングするにはどうしたらいいでしょうか・・?
そのために必要なことはまずグリップをチェックすること・・だと思います。
グリップがご自分にとってウィークな場合はフェースは自然と開きます。どんなバックスイングをしても・・。
ですから、まずグリップをチェックすることだと思います。
何度も同じようなことを申し上げるようですが・・、当サイトで紹介している方法は全てグリップが出来ていることを前提にしていますので、まずは基礎編からご覧いただければ幸いです。
さて、グリップの次ですが、バックスイングでは2つのポイントに注意すると、いいかも知れません。
1つ目のチェックポイント:クラブが地面と平行になった時
さて、早速バックスイングをチェックしていきたいと思いますが、クラブは7番アイアンか6番アイアンを持ってください。
バックスイングをして、クラブが腰の高さに来て、地面とシャフトが平行になったポジションが1つ目のチェックポイントです。
このポジションではリーディングエッジ、もしくはフェース面がおよそ45度になっているかをチェックします。
この時点でフェース面が空を向いていたら超オープンです。
こうなるとほぼスライスします。
フェース面が地面を向いていたら、逆に超クローズです。
フックボールが出やすくなります。
このフェース面もしくはリーディングエッジの角度はおよそ45度もしくは、背骨の角度と同じ・・・と覚えておいてもいいかも知れません。
このフェースの角度というのは、あくまでも目安です。この角度が全ての人に正しいというわけではありませんので。(このポジションでのフェースの角度はグリップにも大きく左右されます)
2つ目のチェックポイント:トップ
2つ目のポイントはトップです。シャフトがトップで地面と平行になった時のフェースの向きですが、地面に対してフェースの向きが垂直な場合はオープンです。スライスが出やすくなります。
これに対してフェースの向きがこの時点で空を向いている場合はクローズ。一般的にはフックが出やすくなります。
正しいクラブフェースの向きは、グリップの握り方によって違ってきますが、上記の2つのポジションの間におさまります。
一般的に言われるフックグリップで握っている場合はフェースは空を向きやすくなります。
ただ、イメージとしては、トップでフェースが上(空)を向くイメージで良いと思います。
特にスライサーの人は、トップのポジションでフェースが真上を向いているように意識して素振りを何度も繰り返してみてもいいと思います。
そのように意識されてスライスを克服された方もいらっしゃいます。
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↑僕も実践してみました。その上達法やゴルフ理論の感想について書いてみました。一度ご覧になってみてください。