ウェッジのハーフショット:フィル・ミケルソンの3つの基本
30~60ヤードの中途半端なウェッジショット(アプローチショット)は嫌な距離だったりします。特にグリーンの周りに池やバンカーなどがあれば尚更のこと。思わぬトップやダフリが怖くなったりします・・。
こういった中途半端な距離のショットが問題になってくる大きな理由は、フルスイングができないこと・・だと思います。
フルスイングならダフリやトップは問題ないのに、ハーフスイングになると急に不安がよぎってしまう・・・そういうこともあると思うんです。
ウェッジショットの3つの基本
こういったハーフスイングのウェッジショットについて、マスターズの覇者、フィル・ミケルソンは「不安をやわらげ、安定したショットを打つために必要な基本が3つある」といいます。それは:
1.フェースは開かない
2.グリップは短く持たない
3.バックスイングは左腕(右利きの場合)が地面と平行のポジションより先にはスイングしないフィル・ミケルソン(Phil Mickelson)
もう少し詳しく1つ1つを見てみたいと思います。
1.フェースは開かない
距離が短いからといってフェースを開いて構えたりはしないこと。フェースを開くことはトップやダフリの原因になる・・・と。
2.グリップは短く持たない
これもフィル・ミケルソンなりの理論なのだと思いますが、グリップを短く持ってしまうと、クラブのウェートや長さが変わってしまい、ショットがより複雑になるのだそうです。
ただ、30ヤード程度の短いショットの場合、グリップを短く持った方がコントロールがよくなる方や、トップやダフリを防止できると感じる方もいますので、これについては両方試してみる価値はありそうな気がします。
3.バックスイングは短めに
大きくてゆったりとしたスイングでこの距離(30~60ヤード)のショットを打とうとすると、インパクトでヘッドを減速させてしまうことになることが多いそうです。
バックスイングを大きくしてしまうと、つい、ダウンスイングやインパクト付近で減速することにつながりますので、そういったことを予防するために、フィル・ミケルソンは短めのバックスイングを心がけているのだと思います。
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