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トラブル解決編

ドライバーのフックボールを防止する

アンソニー・キムという選手がいます。

彼は、ドライバーを思い切り短く握ることで有名です。

身長は177センチと、PGAツアーの中では決して大きな体格ではありませんが、ドライバーの飛距離は300ヤードオーバーのロングヒッターです。

彼にとっての飛距離の秘訣は色々とありますが、練習場での打ち込みに加えて、ジムでのトレーニングの時間を増やしたことにあると彼のコーチはいいます。

彼は子供の頃、飛距離不足をカバーするために、インサイド・アウトに振って、インパクトでフェースを閉じるという(クローズフェースで打つという)方法を自然と身に付けたそうです。

そうすることで、自分よりも年上で大きなジュニア選手達と飛距離で負けないようにしていたようです。

その頃の癖が抜けないのでしょうか、彼のコーチいわく、「フェードを打とうと思ってスイングしたら15ヤードフックした」そうです。

いくら飛距離が伸びても、フックが頻繁に出たのでは、PGAツアーではやっていけません。

そこで彼がドライバーショットでフックを予防するためにやっていることが2つあります。それは、

1.テークバックのスタート時に少しだけフェースを開くようにする
2.トップを浅めにする

最初の方法は、テークバックのスタート時、最初の60センチ程度までに少しだけフェースを開く・・・というやり方。

2つ目のトップを浅めにするというのは具体的にはトップでシャフトが地面と平行になる少し手前でやめて、ダウンスイングに入る・・・という方法です。

彼はこの方法で少しだけ曲がるフェードボールを打つのだといいます。

ドライバーを短く握って、さらにトップを浅めにしたのでは普通飛距離が落ちると思ってしまいますが、彼の場合は、そうすることによってボールをクラブの芯で捉える機会が増し、そのことで思い切り振れるようになったのだと思います。

普通のツアープロだとフルスイングといっても、せいぜい80%程度の力で振るだけ。

それ以上スピードを上げると、クラブをコントロールできなくなり、ヘッドスピードは上がっても芯を微妙に外してしまって飛距離は変わらなかったり、逆に落ちてしまったり。

しかし、彼の場合は、振っても曲がらない方法を身に付けたことで安心してヘッドスピードを上げることができるようになったのかも知れません。

グリッププレッシャーを変えて、フックを予防する

グリップを握る強さというのは、球筋にも影響を与えることがあります。

フックを予防したいという時は、左手の小指、薬指、中指の3本の指を少しだけ強めに握ってあげることで、インパクトエリアでフェースが返ってしまうのを予防することができます。

普段フックやドローボールを打っている方であれば、このように左手のグリップを多少意識して、フェースを返さないようにクラブを振ってゆくことでフェードを打つのも1つの方法かも知れません。

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