バックスイングでの悪い癖:テークバックでクラブヘッドを見てしまう
2003年のマスターズで優勝したのはカナダ出身のマイク・ウィアでした。その彼がバックスイングの前に実践するのはテークバックの「リハーサル」。
マイク・ウィアが実践するテークバックの「リハーサル」は元々、女子プロのカリー・ウェブからヒントを得たものだっと言います。
マイク・ウィアやカリー・ウェブのようにバックスイングに入る前に何かしらのチェックを行ってからスイングをスタートさせるプロは沢山いますし、それがとても良い結果につながっていることもあると思います。
ただ、中には、間違った癖がついてしまう方もいらっしゃるようです。
バックスイングでの悪い癖とは
テークバックではクラブフェースをこのように引いて・・・そんな記事はゴルフ雑誌でも多く見かけますが、そんなことを練習するあまりに癖になってしまうことがあります。それは:
テークバックでクラブヘッドを見てしまうこと。
これは意外にも沢山のアマチュアが陥ってしまう悪い癖でベン・クレンショーやトム・カイトなどを教えたことでも有名なレッスンプロ、ハーヴィー・ぺニック(1904-1995)も自身の著書の中でその事について指摘しています。
テークバックでクラブヘッドを見てしまうと、良いショットをするのが難しくなる・・・気が付かないでいる人が多いだけにやっかいな問題です。
ゴルフスイングではバックスイングで一度過ちをおかすと、それを取り戻すために何かをしなければいけません。ゴルファーは殆どそれを無意識のうちに行おうとするものだと思います。
バックスイングでクラブヘッドを見る癖
バックスイングでクラブヘッドを見ると何が悪いのでしょうか?
答えは「全て」と言ってもよいのではないでしょうか。
スイングの中心が狂います。スムーズな体重移動を阻害します。
それはまるでピントが合わないメガネをかけてゴルフをしているようなものですから・・・そんな癖のある方はできれば早めに修正された方がいいかも知れません。
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