バックスイングでクラブヘッドを見てしまう、ボールから目を離す癖
僕がまだ20代の頃の話ですが・・・自宅は狭めのアパートでしたが、何とかショートアイアンで素振りをするスペースがありました。といってもフォロースルーまではとれませんでしたが。
それでも帰宅すると何時間も鏡を見ながら素振りの練習をするのです。真夜中までずっと練習していた日もありました。
そうやってバックスイングからインパクトまでクラブを振って、研究とは大袈裟ですが、どうやったらフェースがこうなるとか、ほんとに細かいことを何百通り、いや何千通りと毎日毎日考えていました。
そういうことが好きだったんでしょうね。それは今でも同じ。さすがに今は真夜中まではしませんが、今でもたくさんの発見があって楽しいですね。
クラブヘッドを見てしまうという癖
さて、話は少し長くなりました。僕がそうやってスイングをチェックしていた頃、気づかない間に身に付けてしまった悪い癖がありました。
それがテークバックでクラブヘッドを見てしまう・・・というものです。クラブを振りながら、クラブヘッドを見る、これをやってしまうと体がバックスイングで右へスライドしてしまうことがよくあります。
一度これをやってしまうと、コースでも同じことをやってしまったりすることがあります。
同じようなことをされているゴルファーの方もいらっしゃいますので、これは注意した方がいいと思います。
スローモーションで振る練習もとても効果がありますが、そんな時は地面にボールを置いて、それを見ながら振る、つまり実践のような形で素振りをすることが大切だと思います。
よくボールの位置も何も気にせず素振りをしたり、スイングのチェックをしたりする方もいらっしゃいますが、これはまったく効果がありません。
ボールの位置次第でスイングというのは大きく変わってくるからです。
ですから、いくら素振りをしたりスイングのポジションをチェックしても、実践ではそれができなかったりする。
それは素振りを実践と同じ状況で行っていなかったことが原因です。
素振りをする時に大切なこと
素振りをしたり、スイングのチェックをしたり、クラブヘッドやシャフトの位置を確かめたりする際に大切なのは、実際にボールは打たなくてもボールがそこにあると想定して行うこと・・・だと思います。
素振りの方法とその効果についてでも書きましたが、ボールの位置によってスイングというものは大きく変わっていきます。
ですから、ボールなしで、またはボールをイメージしないで素振りをしたり、スイングのチェックをしても、それはあまり意味のないことかも・・・知れません。
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