【ゴルフ】ピンは抜かない?抜く?パター&アプローチの場合
2019年のルール改正によって、グリーン上でピンを抜かずに立てたままパッティングできるようになりました。
ただ、以前のようにピンを抜いてパットをするべきか?それとも、ピンを立てたままの方がいいか?と疑問に思っている人もいらっしゃると思います。
そこで今回は、パットの際に、①ピンを抜いた方がいいか?、②抜かない方がいいか?ということについて解説してゆきたいと思います。
具体的には、
- この2つのやり方のそれぞれのメリットについて
- ピンを抜いた方がいい人・ピンを抜いた方がいい場面
- ピンを抜かない方がいい人・ピンを抜かない方がいい場面
についてそれぞれご紹介したいと思います。
また、グリーン周りのアプローチの際はピンを抜いた方がいいか、抜かない方がいいか?ということについても記事の最後でご紹介したいと思います。
目次
①ピンを抜くことのメリット
グリーン上でパットをする際、ピンを抜くことのメリットは下記の通りです。
・従来のピンを抜くやり方に慣れている人にとって違和感がない
・ピンを抜いた方がプレーが雑にならないと感じる人もいる
・オーバーすることが少なくなる
・カップが大きく見える
・風でピンが曲がってカップインし難くなる心配がない
・後ろの組に打ち込まれる心配がない
・カップのふちを傷つけずに済む
②ピンを抜かないことのメリット
グリーン上でパットをする際、ピンを抜かないことのメリットは下記の通りです。
・特にロングパットでは距離感が出しやすい
・強く打ち過ぎても大丈夫という安心感がある
・↑の理由から思い切って打ってゆける
・特に下りのパットではピンを抜かない方が安心して打てる
・同伴者にピンを持ってもらう必要がない
・スロープレーを防止できる
結局、どっちがいいのか?
さて、ここまでピンを抜くことのメリット、ピンを抜かないことのメリットについて見てきました。
ここで少しまとめると・・
ピンを抜いた方がいい人、シチュエーション
下記のような人、場面ではピンを抜いた方がいい結果になることが多いと思います。
・ピンを抜かないやり方に強い違和感を感じる人
・ピンを抜いた方がカップが大きく見える人
・オーバーしてしまうことが多い人
・強風でピンが大きく揺れているような時
・後ろの組からグリーンが見えない場面(打ち上げなど)
ピンを抜かない方がいい人、シチュエーション
反対に下記のような人、場面ではピンを抜かない方がいい結果になることが多いと思います。
・ロングパットが苦手な人
・距離感が合わないことが多い人
・パットをショートすることが多い人
・下りのパットの場合
・スロープレーが気になる人
また、アマチュアを対象に、ピンを抜いた場合とピンを抜かない場合でカップインの確率が変わるかどうか?という実験も色々と行われていますが、多くの実験ではピンを抜かない方がカップインの成功率が高くなる、といった結果になっています。
僕(筆者)のおすすめ
尚、僕(筆者)としては、こういった形がおすすめです。
ピンを抜く
・オーバーすることが多い人
・ジャストタッチで打ちたい人
・後ろの組からグリーンが見えない時
ピンを抜かない
・下りのパット
・ロングパット
・ショートすることが多い人
・強めに打ちたい人
・初心者の人
ただ、感じ方は人によって違いますので、できれば、どちらも試してみるといいかも知れません。
グリーン周りのアプローチの場合は?
最後に、グリーン周りからのアプローチショットの場合は、ピンを抜いた方がいいでしょうか?それとも、ピンを抜かない方がいいでしょうか?
これも基本的にはパットと似たような(これまでご紹介してきたような)考え方でいいと思います。
ただ、個人的にはグリーン周りのアプローチショットに関しては、「ピンを抜かない」の一択でいいと思います。
グリーン周りのアプローチの場合は入れに行く場面は少なく、距離感が大事になってくることが多いです。
そういった距離感が大事になってくる場面では、ピンはあった方が有利になることが多いので、グリーン周りのアプローチショットに関しては、ピンはあった方がいいと思います。
また、アプローチショットをオーバーしてしまう時は、そのオーバーの度合いがパターよりも大きいことも多く、そういう意味でもピンがあった方が(ボールの勢いを殺してくれたり、カップインにつながることもあるので)いいのかなと思います。
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