【ゴルフ】手、腕、肩の力を抜く最も簡単な方法【手や腕、肩に力が入る人におすすめ】
こんにちは。ゴルフ総研の森です。
今回は、手や腕、肩の力を抜く3つの方法についてお話ししていきたいと思います。
力を抜く方法は色々ありますが、特に手や腕、肩の力を抜くにはこの3つの方法が最も簡単で効果があります。
では早速、その方法について見ていきましょう。
目次
①筋弛緩法(きんしかんほう)
手や腕、肩の力を抜く1つ目の方法が、「筋弛緩法(きんしかんほう)」と呼ばれる方法です。
この筋弛緩法ですが、アメリカの生理心理学者ジェイコブソン博士によって考案されたリラクゼーション法がもとになっていて、様々なスポーツで活用されている方法になります。
手や腕、肩に力が入ってしまっている時、何とか力を抜こうとしても上手くいかないことってあると思うんですね。
そんな時は、意外に思われるかも知れませんが、一度、あえてわざと力を入れてみるといいです。
どういうことかと言うと、手や腕などに力が入っていると思った時は、あえて、一度、手や腕、もしくは肩にグ~っと力を入れてみます。
そして、その後、わざと力んだ後にすっと力を抜くと、比較的簡単に力を抜くことができます。
今、お伝えしたやり方、
1)一度、筋肉に力を入れる(わざと力む)
2)その後にすっと力を抜く
というやり方ですが、これがまさに「筋弛緩法」になります。
ちなみに、1)の力を入れる時間ですが、およそ5~10秒程度力を入れていただくといいかと思います。
力を入れる際ですが、手や腕、肩、全部一度に力を入れていただいてもいいですし、腕だけとか、肩だけに力を入れてもいいです。または、腕、肩・・という風に順番に力を入れていってもいいです。
手、腕、肩・・という風に順番に力を入れる場合ですが、手に力を入れる、力を抜く、次に腕に力を入れる、力を抜く・・という形で実践してみてください。
ショットを打つ時によく力が入ってしまうという方は、この筋弛緩法をルーティンとして取り入れていただくのもいいかも知れません。
②クラブの重さを感じる
手や腕、肩の力を抜く2つ目の方法が、「クラブの重さを感じる」ようにするということです。
これは以前にも少しご紹介しましたが、クラブの重さを感じることを心掛けているプロは実は大勢います。
力が入りすぎていると、クラブの重さって感じることができないんですね。
反対にクラブの重さを感じようとすると、自然と手や腕の力が抜けます。
そうしないと、重さを感じられないんですね。
ですので、アドレスの段階、もしくは打つ前にワッグル(=ショットを打つ直前に、クラブヘッドを左右に軽く動かす動作)をする際でもいいですが、その時にクラブの重さを感じようとしていただくと、自然と力が抜けると思います。
このクラブを重さを感じるということですが、クラブの重さを感じられるかどうかは、適度に力が抜けているか、それとも、力んでしまっているかの確認にもなります。
ですので、もし、力んでしまうことが多い方は、アドレスの際にクラブの重さを感じる・・ということを心掛けていただくといいかも知れません。
③体の動きを止めない
3つ目の方法が、「体の動きを止めない」ということです。
プロの構えてから打つまでの様子を観察していただくとわかると思いますが、ピタっと静止している時間が殆どないんですね。
打つ直前に一瞬止まる位で、後は体、もしくは体のどこかを常に細かく動かしているのがわかります。
例えば、ワッグルをしていたり、両足を小刻みに動かしていたり。
体のどこかが常に動いていたりします。
何故、こんなことをするかと言うと、完全に止まった状態を長く続けてから、動き出すのは実はすごく大変なことなんですね。
だから、例えば、陸上とか水泳の選手を見てもわかりますが、スタートの直前まで体を動かしています。
ゴルフもそれと一緒で、完全に静止した状態が続いてしまうと、そこからスムーズに動き出すことがとても難しくなります。
「体に力が入ってしまいます」
という方のスイングを拝見すると、打つ前に静止している時間がプロに比べると、とても長い傾向があるんですね。
この場合は、打つ前に体の動きを止めないように、例えば、ワッグルをするようにしていただいたり、または両足を細かくパタパタと動かすようにしていただくと、体の力が適度に抜けて、スイングにもいいリズムが出てくると思います。
ということで、今回は手や腕、肩の力を抜く3つの方法について見てきました。
最後までお読みいただいて、ありがとうございました。
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