プロゴルファーでも空振りをすることはあるの?止まっているボールを空振りしてしまう理由とは?
こんにちは。ゴルフ総研の森です。
今回は、
・プロゴルファーでも空振りをすることはあるのか?
・何故、止まっているボールを空振りしてしまうのか?
この2つについて、お話ししていきたいと思います。
目次
プロゴルファーでも空振りをすることはあるのか?
先日、ある方に、
「プロゴルファーでも空振りってすることあるんですか?」
そんな風に聞かれました。
この方は、まだゴルフをはじめたばかりの初心者で、空振りしてしまうこともよくあるそうで、それをすごく恥ずかしいことだと思っていたそうです。プロや上手い人は空振りなんてしないんだろうな・・と。
プロは空振りしないのか?
ということですが、結論からお伝えすると、実はプロでも空振りはします。
実際に、男子プロも女子プロも、トップ選手であっても、トーナメントで空振りすることもあります。
例えば、国内外の賞金王や賞金女王にもなったプロやメジャー大会で優勝するようなトッププロであっても、空振りすることはありますし、僕はそういったシーンを何度も目にしてきました。
ゴルフクラブメーカー、フォーティーンの創設者でクラブデザイナーの竹林隆光さんは生前、「全く合わないシャフトで打たせたら、プロでも空振りするのを何度も見た」と語ったそうですが、プロでも空振りをすることはあるんですね。
ただ、プロの場合は単純な空振りは少なくて、プロが空振りすることが多いのは、バックスイングでスイングが制限されるようなシーンや、足場の悪い状況からのショットなどが多いです。
ただ、中には普通にティーショットで空振りしてしまう・・なんてケースもあります。
このことを冒頭の方にお伝えしたら、「プロでも空振りするなら、自分が空振りするのは当たり前ですね!」と話してくれました。
そうですね。
空振りは誰でもやってしまうミスですし、特に初心者の方は最初のうちは空振りしてしまっても、仕方がないと思います。(この理由は次にご紹介します)
ちなみに、プロでも思い切りダフることもありますし、シャンクを打つ人もいます。
プロであっても、同じ人間・・ということですね。
止まっているボールを空振りしてしまう理由とは?
少し話は変わりますが、
ゴルフはボールが動いているわけでもないのに、何故空振りしてしまうのだろう?
そう思う方もいらっしゃるかも知れません。
空振りの5つの原因と直し方でもご紹介しましたが、ゴルフ初心者の場合は特に、空振りしてしまうこともあるかと思います。
中には、止まっているボールを打つだけなのに空振りするなんて・・とショックを受けてしまう人もいます。
特に以前に何か違うスポーツをしていた経験のある方はそんな風に思う方が多かったりしますが、実はゴルフクラブは少し特殊な構造をしているんですね。
例えば、野球のバットやテニスのラケットの場合は、下の図のように、グリップの延長線上にスイートスポットがあります。
こういう形だと、直感で振ったところにラケットの芯(スイートスポット)が来やすく、もしボールが止まっているのであれば、比較的ボールに当たりやすいと思います。
ところが、ゴルフクラブは下の図を見ていただくとわかりますが、グリップ、もしくはシャフトの延長線上から少し離れたところに芯が来るようになっています。
このゴルフクラブの特殊な構造のせいで、最初は違和感があるというか、自分の感覚とは違うところにクラブの芯(スイートスポット)があって、だから、振った時にクラブヘッドが思わぬところを通ったりします。
だから、ボールは止まっているのに、空振りをしてしまう・・・ということが起こったりします。
ですが、これも慣れてくると、自然と改善されてゆくことが多いです。
この話の続きや、空振りについては空振りの5つの原因と直し方。ルールについてもで詳しくご紹介していますので、よかったらそちらを参照ください。
最後までお読みいただいて、ありがとうございました。
▼スコアが劇的に変わった人が実践したゴルフ理論とは
↑僕も実践してみました。その上達法やゴルフ理論の感想について書いてみました。一度ご覧になってみてください。