ゴルフ場での服装。短パン（半ズボン）はOK。ジーンズ（ジーパン）はNG
前回、はじめてのゴルフ場。服装のマナー 「男性・女性編」ではゴルフ場でプレーする際と入退場時の服装のマナーについてご紹介しました。
その中でも少しご紹介しましたが、今回はゴルフ場で①プレーする際、また、②入退場時に短パン（半ズボン）やジーンズ（ジーパン）をはいてもいいか？ということについて解説してゆきます。
ただ、最初に結論からお伝えすると、基本的には
- 短パンはOK
- ジーンズはNG
というコースが多いです。
短パンに関しては、着用OKのコースが多いです。
ただし、入退場時には短パン禁止のコースもあります。
ジーンズに関しては、基本的にはNGのコースが殆どです。
記事の中で詳しくご紹介しますが、最初に簡単にまとめてしまうと、こんな感じになります。
短パン（半ズボン）
・短パンはOKなコースが多い
・ただし、ロングソックスやくるぶしが隠れるソックスの着用を求めるコースもある
・プレー時はOKでも、入退場時には短パンを禁止しているコースもある
ジーンズ（ジーパン）
・基本的にNG
・稀にドレスコードがないコースも
多くのゴルフ場にはドレスコード（服装に関するルール）が存在しますが、そのルールもコースによって違うので、プレーする前にそのコースのドレスコードを確認するといいかと思います。
ただ、基本的には短パンはOK、ジーンズはNGというコースが多いです。
目次
写真はパーリーゲイツのゴルフ用短パン。
まずは短パン（半ズボン）に関するルールについて見てゆきたいと思います。
①プレー時
プレーする際ですが、短パン（半ズボン）はゴルフ用であれば基本的にはOKなコースが多いです。
暑い夏などは短パンの方が快適にプレーできたりしますので、夏用に短パンのゴルフウェアを探してみるのもいいかも知れません。
ただ、コースによっては、短パンをはく際にロングソックスの着用を求められることもあるので、事前にコースのHPなどでドレスコード（服装のルール）を確認していただくといいかと思います。
また、コースによってはロングソックスは必要ないけれど、くるぶしが隠れる程度のソックスの着用がルールになっている場合もありますので、その辺も事前にチェックしてみてください。
こういった形で短パンに関するルールはゴルフ場によって違いますので、できれば事前にコースのHPでドレスコードを確認するのがおすすめです。
ただ、プレー時に関しては短パンOKとしているコースが多いです。
②入退場時
プレー時の短パン着用がOKのコースの場合は、入退場時も短パンOKの場合もあります。
ただ、プレー時の半ズボンはOKでも、入退場時は長ズボンの着用を求めるコースも多いのでその点も事前に確認しておくといいと思います。
短パンに関するドレスコードの例
下記は短パンに関するドレスコードの例になります。
※ご紹介するドレスコードに関しては予告なしに変更になることがありますので、参考程度に見ていただければ幸いです
川越カントリークラブ（1963年開場の名門クラブ）
・ショートパンツはゴルフ用のものとし、ハイソックス以外でも可とする（ジーンズやジャージ素材のものは不可）
・入退場時はスラックスを着用すること
名古屋ゴルフ倶楽部（愛知県の名門クラブ）
・男性の半ズボンは膝丈のものとし、クロップドパンツ（七分丈パンツ）等は禁止
・半ズボンを着用する際は、ロングソックスを着用（スポーツ用サポーター（足用）はロングソックスの代わりにはならない）
太平洋ゴルフクラブ（多数の名門クラブを運営）
・男性の半ズボンは膝丈のものを着用
柏崎カントリークラブ（新潟県のコース）
・半ズボンでプレーする際は膝下までのハイソックスを着用
北六甲カントリー倶楽部（関西有数のコース）
・ゴルフ用の半ズボンはOK。ハイソックスではなくてもOK。ホットパンツはNG
・入退場時の短パンは禁止
小金井カントリー倶楽部（昭和12年開場の歴史あるコース）
・男性の7分丈パンツはNG
・半ズボンを着用する場合、膝が出る長さのもので、ソックスはくるぶしが隠れる長さのものを着用
・入退場時の半ズボンは禁止
季美の森ゴルフ倶楽部（千葉県の人気コース）
・半ズボンでプレーする際はソックスを着用（くるぶしが隠れるソックス可）
呉羽カントリークラブ（富山県の歴史あるクラブ）
・半ズボン着用時は、ハイソックスかくるぶしの隠れるスポーツソックスを推奨（アンクルソックスは禁止）
・ホットパンツはNG
木更津ゴルフクラブ（千葉県のコース）
・半ズボンでのプレーOK。ハイソックスの着用を義務付けていない
武蔵カントリークラブ（昭和34年オープンの埼玉県のコース）
・半ズボン着用時はショートソックスでも可
・男性の半ズボンでの来場は禁止
次にジーンズ（ジーパン）についてですが、ジーンズの場合は短パンと違って、基本的にNGだと考えていただくといいと思います。
①プレー時及び、②入退場時
殆どのコースがプレー時、及び入退場のジーンズの着用を禁止しています。
ですので、例えば、プレーする時はゴルフウェア、退場時にジーンズにはきかえて帰る・・ということも基本的にはできません。
稀にドレスコードがなく、ジーンズやTシャツがOKなクラブもありますが、そういったコースは殆どないので、ジーンズはダメと考えていただくといいと思います。
ジーンズに関するドレスコードの例
下記はジーンズに関するドレスコードの例になります。
先ほどと一緒でご紹介するドレスコードに関しては予告なしに変更になることがありますので、参考程度に見ていただければ幸いです。
川越カントリークラブ（1963年開場の名門クラブ）
・ジーンズやジャージ素材のものは不可
太平洋ゴルフクラブ（多数の名門クラブを運営）
・ジーンズ、カーゴパンツ、スエット類。迷彩柄や極端に派手なデザインのものは禁止
北六甲カントリー倶楽部（関西有数のコース）
・ジーパン、トレーニングウェア、ジャージはNG
呉羽カントリークラブ（富山県の歴史あるクラブ）
・ホットパンツ、ジーンズ、カーゴパンツ、迷彩柄ズボンでのプレーはお断り
木更津ゴルフクラブ（千葉県のコース）
・ジーンズ、カーゴタイプ(大型のふた付外ポケット)のズボンでの入退場はお断り
・ホットパンツはNG
柏崎カントリークラブ（新潟県のコース）
・ジーンズ、ジャージ、Tシャツの入退場及びプレーはお断り
さて、今回はゴルフ場で短パン、ジーンズをはいていいか？というテーマでご紹介してきました。
簡単にまとめると、
短パン（半ズボン）
・短パンはOKなコースが多い
・ただし、ロングソックスやくるぶしが隠れるソックスの着用を求めるコースもある
・プレー時はOKでも、入退場時には短パンを禁止しているコースもある
ジーンズ（ジーパン）
・基本的にNG
・稀にドレスコードがないコースも
ゴルフ場での服装に関する考え方としては、基本的にはゴルフウェアであればOKと考えていただくといいかと思います。
ただし、短パンに関しては念のためにドレスコードを事前に確認していただくといいと思います。
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