【ゴルフボールの選び方】初心者は新品とロストボール、どっちがいいか?【衝撃の実験結果】
こんにちは。ゴルフ総研の森です。
今回は、ゴルフ初心者の方に向けて、ゴルフボールは新品がいいか?それとも割安な価格で購入できるロストボールでもいいか?ということについて解説していきたいと思います。
ロストボールを使っているユーザー
突然ですが、下記はゴルファーのタイプ別のロストボールの使用率のデータです。
ゴルファーの平均スコア | ロストボール 使用率 |
110以上 | 83% |
90から100台 | 71% |
89以下 | 25% |
参考:ゴルフダイジェスト・オンラインが行った調査(ロストボールと新品の使用率を都内中古ショップで調査)
これを見てもわかりますが、ロストボールを使っている人は結構いらっしゃいます。
初心者の方の場合も、やはりロストボールを使っている人は大勢いらっしゃいますが、ただ、上記のデータを見てもわかりますが、スコアが89以下のゴルファーになるとロストボールの使用率がガクンと下がります。
つまり、上級者(もしくは中級者以上)になるほど、ロストボールを使わない傾向があるわけですね。
でも、何故、上級者になるほどロストボールを使わないのか?
ということですが、これは恐らく経験から「ロストボールは使わない方がいい」と思っている方が多いから、だと思います。
というのも、ロストボールの場合、新品と比べて、性能が落ちてしまうと言われていて、実際にそういった実験結果もいくつか出ています。
ロストボールの性能は新品と比べてどの程度落ちるか?
下記は、アメリカのゴルフダイジェスト社が行った、ゴルフボールを一定の期間水につけておくと、飛距離がどの程度落ちるか?という実験の結果になります。
水につけておく期間 | 飛距離 |
1週間 | 6ヤード落ちる |
3カ月 | 12ヤード落ちる |
6カ月 | 15ヤード落ちる |
一週間水につけておくだけで飛距離が6ヤード、半年水につけておくと15ヤードも飛距離が落ちているのがわかります。
もっとも、全部のロストボールが池から回収したものではありませんが、ただ、ロストボールはこんな風にして、最初から性能が落ちている可能性があります。
また、水に浸かっていないボールであっても、ロストボールの場合は買った時点で性能が落ちている可能性があります。
ダンロップのゴルフボールの販売企画に携わってきた「ボールのソムリエ」の平野敦嗣さんは、ロストボールの場合は直射日光による熱や紫外線を受けていることで、性能が劣化している可能性があると指摘しています。
初心者にロストボールはおすすめできるか?
さて、ここまでロストボールについて色々と見てきました。
では、初心者の方にはロストボールはおすすめできるか?
というと、僕としては、できるだけ新品を選んでいただいた方がいいと思います。
ただ、ゴルフショップに行って、ゴルフボールの価格を見て驚かれる方もいらっしゃるかと思いますが、ゴルフボールの価格は正直高いです。
それに初心者の頃は特にミスショットも出やすいですから、ボールをなくしてしまう機会も多いと思うんですね。
そういったことを考えると、たとえ性能が多少落ちていたとしても、初心者の頃はロストボールを使うという選択肢があってもいいのかなと思います。
そして、ある程度経験を積んで、ボールをあまりなくさないようになった時点で新品も検討していただくのもいいかも知れません。
ロストボールについては下記にてもう少し詳しい解説をしていますので、よかったら参考になさってください。
ロストボールの性能について。新品との違い、おすすめはどっち?
最後までお読みいただいて、ありがとうございました。
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↑僕も実践してみました。その上達法やゴルフ理論の感想について書いてみました。一度ご覧になってみてください。