5番ウッドは必要?不要?使い方から考える5番ウッドの必要性について
こんにちは。ゴルフ総研の森です。
今回は5番ウッドについてお話ししていきたいと思います。
具体的には、
- 5番ウッドの使い方
- 5番ウッドを使う4つの場面
- 5番ウッドは本当に必要か?
ということについて解説していきたいと思います。
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目次
5番ウッドの使い方【飛距離の目安は?】
まず最初に、5番ウッドの使い方について見ていきたいと思います。
5番ウッドの使い方ですが、基本的には3番ウッドとショートウッド(7番ウッドや9番ウッド)、もしくはユーティリティの間の距離を打つ際に使います。
ちなみに、このショートウッド(7番、9番ウッド)とユーティリティのところに、ロングアイアンを入れるという選択肢もあります。(ただし、現在ではロングアイアンを入れる人は少なくなっています)
3番ウッドとショートウッド、ユーティリティの間の距離ということですが、具体的にはどの位かと言うと、一般的な男性ゴルファーの場合は、おおよそ150~180ヤード前後になると思います。
女性の場合はおおよそ100~140ヤード前後になるかと思います。
5番ウッドの飛距離の目安についてはフェアウェイウッド(3番、5番、7番、9番ウッド)の飛距離の目安一覧でご紹介しましたが、簡単に振り返ると、5番ウッドを含めたフェアウェイウッドの飛距離の目安は以下の通りになります。
男性の5番ウッドの飛距離を見ていただくと、「155-175-205」と数値が3つ並んでいますが、これは「あまり飛ばない - 平均的 - 飛ぶ」の順番になります。数値はヤードです。
ですので、5番ウッドの平均的な飛距離の目安は175ヤードになります。ちなみにこの数値はあくまでも1つの目安としてお考え下さい。
数値は、ゴルフクラブの飛距離の目安【一覧表】でご紹介したデータから、フェアウェイウッドの項目だけを抜粋してご紹介しています。
参考文献や詳しい数値の解説についてはゴルフクラブの飛距離の目安【一覧表】をご覧ください。
5番ウッドを使う4つの場面
いずれにしても、こういった距離、男性であれば、150~180ヤード前後、女性であれば、100~140ヤード前後の距離から打つ際に5番ウッドを使う形になります。
そういったことを考えると、5番ウッドを使う場面は4つあります。
①ロングホール(パー5)の2打目、3打目
②ミドルホール(パー4)の2打目
③ミドルホールのティーショット
④ショートホール(パー3)のティーショット
こういった場面で5番ウッドを使ってゆく形になります。
5番ウッドの必要性。5番ウッドは本当に必要なのか?
さて、ここまで5番ウッドの飛距離の目安や5番ウッドを使う4つの場面などについて見てきました。
こういった5番ウッドの使い方から考えて、5番ウッドは必要なのか?
ということですが、先ほどの5番ウッドを使う4つの場面、
①ロングホール(パー5)の2打目、3打目
②ミドルホール(パー4)の2打目
③ミドルホールのティーショット
④ショートホール(パー3)のティーショット
こういった場面で使う機会がどの位あるか?と考えてみると・・
初心者の人の場合
初心者の人の場合は、150~180ヤードという距離はミスが出やすい距離だと思います。
例えば、①ロングホールの2打目、②ミドルホールの2打目は無理をして5番ウッドで飛距離を出そうとするより、アイアンで打つ、もしくはアイアンで刻んでいった方が良い場合も多いです。
また、③ミドルホールのティーショットは5番ウッドではなくても構わないと思います。
④ショートホールのティーショットでは使う場面もあるかも知れませんが、その頻度はそれほど多くないかも知れません。
そういうことを考えると基本的には、もしくは少なくとも最初のうちは、5番ウッドはなくても構わないと思います。
中級者以上の人の場合
中級者以上の人の場合ですが、5番ウッドを使う場面は恐らく、①ロングホールの2打目、③ミドルホールのティーショット、もしくは④距離のあるショートホールでのティーショットになるのかなと思います。
中級者以上の人はティーショットの飛距離もしっかりと出ると思いますから、②ミドルホールの2打目で5番ウッドを使う機会は少ないと思います。
ですので、
①ロングホールの2打目
③ミドルホールのティーショット
④ショートホールのティーショット
の3つの場面で使ってゆく形が多いと思いますが、こういった場面で実際にどの位使うだろうか?と考えていただいて、使う場面が多いと思われた場合は5番ウッドはあった方がいいかと思います。
芝の上から打つことを考えた場合、5番ウッドは最も飛距離が出しやすいクラブだと思います。
勿論、3番ウッドの方が飛びますが、ただ、3番ウッドは必要?不要?使い方から考える3番ウッドの必要性とは?でもお伝えした通り、3番ウッドはドライバーを除くと、芝の上から打つのが最も難しいクラブです。
その点、5番ウッドは3番ウッドよりもロフト角が大きいので、ボールが上がりやすく、3番ウッドよりも楽に打てます。
そういう意味で、5番ウッドは芝の上から距離を稼ぐための大きな武器になるかと思います。
また、中には、5番ウッドをフェアウェイの幅が狭いホールのティーショットで多用するという方もいますが、そういった使い方も面白いと思います。
ただ、5番ウッドはどうしてもなくてはいけないかと言うと、そうではなくて、例えば、ロングホールの2打目は、5番ウッドの代わりにショートウッド(7番、9番ウッド)やユーティリティで安全に打つ、もしくは刻んでゆくということもできます。
ですので、5番ウッドはどうしても必要ということではないと思いますが、ただ、5番ウッドがあることでコースの攻め方の選択肢、バリエーションが増えるのは確かだと思います。
ここで少しまとめると、初心者の方の場合は5番ウッドは最初はなくても構わないと思います。中級者以上の方は、5番ウッドはあった方がコースの攻め方の選択肢が広がると思います。
ということで、今回は5番ウッドの使い方とその必要性について見てきました。
最後までお読みいただいて、ありがとうございました。
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