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ゴルフ基礎編

【ゴルフ】構えたら(アドレスしたら)すぐに打つ2つのコツ【こうするとサッと構えてサッと打てます】

こんにちは。ゴルフ総研の森です。

今回は、構えたらすぐに打つ、もしくは、アドレスに必要以上に時間をかけないための2つのコツについてご紹介したいと思います。

ちなみに以前にはこういった記事も書いています。

アドレスで固まる、打つまでに時間がかかる。スイングの始動を早めるコツ

構えたらすぐに打つ2つのコツ

さて、構えたらすぐに打つコツですが、大事なポイントが2つあります。

①毎回同じタイミングで打つ

1つ目のコツが、毎回同じタイミングで打つということです。

ショットに入るタイミングやアドレスの姿勢を作る順番がバラバラだと、ある時はサっと構えて打てるのに、ある時は打つまでに時間がかかってしまう・・といったことが起こってしまいます。

プロを見ていただくと、毎回同じような形でアドレスの姿勢を作り、毎回同じようなタイミングでショットに入っていることがわかります。

プロは何故そんなことができるかというと、ルーティン通りに構えて、そして、ショットを打っているからなんですね。

ルーティン(プリショット・ルーティン)とは、アドレスに入る時点からショットを打つまでに毎回行う決められた動作のことを言います。

毎回同じタイミングで打つには、自分のルーティンを作って、毎回そのルーティンを実践するということがとても効果的です。

ちなみに、あのタイガー・ウッズも毎回ルーティンを実践していますが、タイガーは自分のルーティンについて自身の著書、「タイガー・ウッズ 私のゴルフ論」の中でこんな風に解説しています。

①ボールの後ろに立って、ターゲットに集中する
②アドレスに入って、数回ワッグルをする
③最後にターゲットを見る
④テークバックをスタートする

タイガーはまた、ルーティンについてこんな風に語っています。

It doesn't matter what your individual preshot routine is, just as long as you do it the same way every time(~中略~)It helps me remain calm and in the present(出典:How I Play Golf Tiger Woods p.238)

プリショット・ルーティンはどのような形でもいい。ただ、ルーティンは毎回同じであるべきだ。ルーティンを行うことで気持ちを落ち着かせることができるし、今に(目の前のショットに)集中することができるようになる。

ルーティンはタイガーが言うようにどのような形、順番でもいいのですが、毎回同じ動作、順番である必要があります。

そのルーティンを毎回実践することで毎回同じようなタイミングでショットに入ることができると思いますし、それが構えたらすぐに打つ・・ということにつながると思います。

ルーティンについては下記にて詳しくご紹介していますので、よかったら参考になさってください。

プリショット・ルーティンとは?その効果と作り方。どの位の時間で行うのが最適か?

②ゴルフスイングを始動させる「合図」を作る

2つ目のコツが、スイングを始動させる「合図」を作るということです。

これはどういうことかと言うと、テークバック(バックスイング)を始める直前に、これからスイングを始めるよ・・という合図を作ってみるということです。

例えばテークバックを始める直前に、

・グリップを親指で軽く抑える
・人差し指でグリップを軽くトンとたたく
・足踏みをする
・両手をターゲット方向に押し出す(フォワードプレス)

といった動作を行って、その直後にテークバックをスタートさせます。

何の合図もなく、テークバックをスタートさせようとすると、タイミングがとりずらいというか、テークバックをはじめるタイミングがバラバラになりやすいんですね。

プロにもこのスイングをはじめる合図を持っている人が多くいます。

例えば、先ほどのタイガー・ウッズはスイングを始める前にクラブヘッドを浮かせ、それをボールの真後ろにセットしてからテークバックを始めています。

タイガーにとってはこの浮かせたヘッドをボールの後ろに下ろすという動作がスイングを始めるぞっていう合図なんですね。

このスイングをはじめる合図ですが、

という2つがポイントになります。

合図は頭の中で・・ではなく、体を使って行った方がわかりやすいと思います。

また、この合図は1回だけにします。何回もやってしまうと、同じタイミングで打てなくなってしまうので。

ということで、今回は構えたらすぐに打つための2つのコツについて見てきました。

少し振り返ると、

①ルーティンを作って、ルーティン通りに打つ
②スイングをはじめる合図を作る

ということが、サッと構えて、サッと打つ、アドレスに必要以上に時間をかけないためのポイントになります。

最後までお読みいただいて、ありがとうございました。

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