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ゴルフ基礎編

ゴルフ初心者のためのスイングの軌道を変える練習方法

今回はゴルフ初心者のための練習方法という題で少しご紹介させていただきたいと思います。

グリップ、アドレス、ボールポジションなどはできればこのページをご覧になる前にゴルフ基礎編にて参照ください。

さて、ゴルフ初心者の方に共通することとは、スイングの軌道(プレーン)がアップライトであることです。

こう言うと何か難しいことのように聞こえてしまうかも知れませんが、実はとても簡単なことです。

初心者の共通点

上から叩きつけるようなゴルフスイングはアップライト、ボールを横からはらうようなスイングはフラットです。

練習場のマットはヘッドのソールが滑ってくれますから、ボールに当てようとして上から叩きつけるような(下記の図)スイングを知らぬ間に身に着けてしまうゴルファーも沢山います。

しかし、この叩きつけるようなゴルフスイングはゴルフコースではダフリにつながるばかりでなく、ゴルフクラブが長くなればなるだけ問題が起こる場合もあります。

・振り遅れ
・スライス
・飛距離不足
・引っ掛け
・ヘッドスピード不足

・・・これらの原因の殆どがグリップやアドレス、ボールポジションにありますが、それ以外にもゴルフスイングの軌道が関係していることもあります。

自分の足の高さにある(低い位置にある)ボールを打つわけですから、上から叩きにいってしまう癖がつきやすいのかも・・・知れません。

スイングの軌道を変える練習

ゴルフ初心者の方によく見られる上から叩きつけるようなスイングを直すにはこんな練習方法があります。

①まず、アドレスをとります。クラブは7番アイアンなどで結構です
②次に前傾姿勢をほどいて真っ直ぐに立ってください
③ゴルフクラブが体の正面にくるようにして、両腕を真っ直ぐ伸ばします
④右肩を左肩よりもやや下げます(両肩のラインとグリップの握り方参照)
⑤次に素振りをします。実際に体の正面にボールがあると思ってください

ゴルフスイングは肩の高さで行います。

バックスイングからフォロースルーまで真横にクラブを振るイメージです。10回この形で素振りを行ったら1球打ってみます。

⑥直立したままの形から、前傾姿勢をとります。その際、腰から曲げるようにしてください。腰を丸めないようにします。ちょうどお辞儀をするような形です。

素振りで行った、ボールを真横から打つ感覚で実際にボールを打ってみます。最初は慣れないかも知れませんが、グリップとアドレスが出来ていれば、この練習方法で軽いドローも出るようになります。

それでもスライスが出るようなことがあればスライスの直し方編を参照ください。

上からではなく、真横から・・・が今回のキーワードになりますね。

ちょうど「びんた」をするようなものです。びんたは人の顔の横から平手で打ちます。

その相手の顔の位置が低くなったのがゴルフなのだと思うのも一つの方法かも知れませんね。

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