大きく曲がるフックボールの打ち方
目の前に木があったりして直接グリーンを狙えないようなシチュエーションでは、ボールを大きく曲げなければならなかったりすることがあります。
今回はとにかく大きく曲げるフックボール(ドローボール)の打ち方について簡単にご紹介させていただきたいと思います。
構え方で80%決まる
大きく曲げるフックボールの打ち方ですが、構え方で80%以上は打てるか打てないかが決まってくるように思います。
1)ボールを打ち出すラインを決める
まず、ボールを打ち出したいラインを決めます。その方向にボールが飛び出して、そこから左のターゲットの方向にボールが曲がってゆく形になります。
2)その打ち出すラインに対してスクエアに立つ
ボールを打ち出すラインはターゲットよりもかなり右に今回はなると思いますが、この時、右を向けば向くほど大きく曲がるフックボールになります。
さて、その打ち出すラインを決めましたら、その打ち出すラインに対して、両肩、両足が平行になるように(スクエアに)立ちます。
3)ボールの位置
ボールの位置は図解!ボールの位置。ドライバーからサンドウェッジまででご紹介した位置よりも・・・ボール1個から2個右に置きます。
ミドルアイアン(7番アイアンなど)でスタンスの真ん中かそれよりもボール1個分右に置きます。
ボールの位置に関してはいつもと同じ位置で打つ・・・という打ち方もあります。どちらでもいいのですが、いつもよりも右に置いた方が大きく曲げやすいと思います。
4)グリップの握り方とグリップの位置
さて、次にグリップですが・・・フェースをターゲットに向けた状態で握り直します。
上記のように構えてフェースをターゲットに向ける・・・ということはフェースはかなり最初から左を向いた形になります。
フェースをターゲットに向けて(左に向けて、もしくはかぶせた状態にして)から握り直します。握ってから左に向けるのではなく・・・フェースを左に向けてから、握る・・・の順番です。
この時のグリップの位置ですが・・・左足の太ももの内側の前に来るようにします。
このように構えると・・・ボールの位置がスタンスの真ん中かそれよりも右で両手が左足太ももの内側の前・・・ですから、シャフトがかなり左に傾いているはず・・・です。
このようにシャフトを左に傾けて、かなりハンドファーストの形で(ハンドファーストの度合いを強くして)構えるのがコツです。
ハンドファーストとは?
ハンドファーストとは、アドレスをした際、両手(グリップ)がクラブヘッドよりも前(ターゲット寄り)にあることを言います。
5)スイング
後はクラブをスタンスのラインに沿ってバックスイングして打つ・・・だけですが、インパクトでも両手が前に来て、シャフトが左に傾いているような形を意識すると、大きく曲がるフックボールが出やすくなります。
この際、ダウンスイングでフェースが地面を向いて下りてくるような意識でスイングしてみると、ボールはしっかりと曲がってくれると思います。
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