ちょっと変わったスライス修正ドリル
以前、ドライバーのスライスの3つの原因と直し方・矯正方法という記事をご紹介させていただきました。そこでご紹介した内容の1つが腕時計を使ったスライス修正方法です。
今回はそれをアドレスからインパクトまでご紹介したいと思います。
下記でご紹介する方法は基本的にはご自宅で、クラブを持たなくてもできると思います。
腕時計の文字盤を使ってスライスを直す
早速、やり方ですが、鏡の前に立ちます。ご自宅でも練習場でも結構です。それから、腕時計が必要なので、左腕(右利きの方の場合)にしておきます。
この簡単なスライス矯正用のドリルは腕時計の文字盤の向きを確認することで、クラブフェースの向きを修正してゆこうというものです。
スライスを打っている方は知らず知らずのうちのクラブフェースがアドレスで、バックスイングで、ダウンスイングで、そしてインパクトで開いていると思うんです。
その開いたフェースを閉じてあげることができれば、ストレートショットもしくはドローボールが打てるようになります。
アドレスでの位置
さて、最初はアドレスです。鏡の前でアドレスをとります。
いつも通りに構えたら、鏡をみてください。文字盤の一部は見えますでしょうか・・?もし全く見えないようであれば、文字盤の一部が見えるところまで左手を右に回転させてストロンググリップにしてみます。
鏡を見た時に、文字盤が全部見えるようであれば、かなりのストロンググリップです。
頑固なスライスを直したいという方は、そのようなストロンググリップから始めてみるのもいいかも知れません。
フックボールが出るようであれば、少しずつ左手のグリップを左に回転させてゆくといいと思います。
左手のグリップが決まったら、右手も左手に合わせて右へと回転させます。
クラブが地面と平行になるポジション
バックスイングをはじめます。クラブが地面と平行になるポジションで止めます。グリップが腰の高さにある位置・・になります。
この位置でまた鏡を見ます。腕時計の文字盤が正面を向いているようであればOKです。もし、上を向いているとかなりの確率でスライスが出ます・・。
ドローボールを打つためには、時計の文字盤は正面かもしくは若干地面の方を向くようなイメージでもいいと思います。
トップの位置
トップの位置で首を回転させて腕時計を見た時、文字盤が自分を向いているようであれば、クラブフェースはオープンです。
どちらかというと、文字盤は斜め上を向いているか、スライスを打っている人であれば、空を向いているようなイメージでもいいと思います。
インパクト
腕時計の文字盤が鏡で見えるようであれば、フェースは開いています。イメージとしては文字盤が地面を向いているような意識でいいと思います。
ドライバーのスライスの3つの原因と直し方・矯正方法ではダウンスイングでシャフトが地面と平行になった位置で腕時計が地面を向くようにと書きましたが、実際にボールを打つ際にはそのようなイメージでもいいと思います。
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