デイビス・ラブⅢの父が教えたパターの打ち方
デイビス・ラブⅢと言えば、ドライバーの飛距離でも有名です。
しかし、僕は意外かも知れませんが、彼のパッティングの技術も高く評価されるべきだと思っています。
デイビス・ラブⅢにとってのコーチは信頼する自分の父親でした。彼の父は有名なティーチングプロで、僕が尊敬するゴルフレッスンプロの1人です。
今回はデイビス・ラブⅢの父が残したパターの打ち方についてのアドバイスをご紹介します。
7つのアドバイス
デイビス・ラブⅢの著書の中に記された彼の父からのアドバイスにはパターの打ち方についてこんなことが記されています:
Accelerate through the ball.
インパクトではパターヘッドを加速させる
インパクト付近でパターヘッドが減速すればヘッドがブレてしまいます。
アプローチや通常のゴルフスイングにも同じことが言えますね。
Putt with your eyes over the ball.
パッティングでは目の真下にボールが来るようにアドレスをとる
目の真下にボールが来ているかどうかは、アドレスをとった後、片手にゴルフボールを持って両目の付近からボールを下に落としてみると分かります。落としたゴルフボールがグリーン上のボールに当たれば問題ありません。
これはタイガー・ウッズも実践している方法です。
Hit the top half of the ball to promote a smooth roll.
ボールの半分より上を打つことでスムーズに転がるようになる
ボールが変な跳ね方をしたり、突然ラインから外れたり・・・そんなことは実はボールの転がり方に問題があるのかも知れません。
サイドスピンがかかりながら転がってゆくボールよりは真っ直ぐ、綺麗に回転しているボールの方がラインに長く乗っているものです。
ボールの上半分でも良いですが、パターをソールせずに(地面につけずに)構え、そのままストロークするのもよい方法です。
Play fast putts off the toe of the putter, but never play slow putts off the heel.
下りの速いラインなどではパターフェースのトゥで打ってもよいが、スピードの遅いグリーンでパターフェースのヒールを使ってはいけない
僕は必ずしもトゥで打つことをお勧めしているわけではありませんが、ヒールで打つことはもっとお勧めできません。
On long putts, speed is more important than line.
ロングパットではラインよりもスピードが大切On short putts, line is critical.
ショートパットではラインがスピードよりも大切Follow through to the hole.
カップに向かってフォロースルーをとりなさいReference: Every Shot I Take by Davis Love III
カップに向かってフォロースルーをとると言うのはとてもよいイメージだと思います。
これはあくまでもショートパットの場合で、ミドルパットやロングパットではこの方法は当てはまりません。
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↑僕も実践してみました。その上達法やゴルフ理論の感想について書いてみました。一度ご覧になってみてください。