ジャック・ニクラウスのパッティングと5つの秘訣
Photo(Sourse) by pocketwiley "Jack Nicklaus and his son at The Masters"
ジャック・ニクラウスはゴルフの帝王とも呼ばれ、多くのファンを魅了してきました。
メジャー大会では大事な場面で必ずパットを決めてくる・・・そんなイメージを持っているのは僕だけではないと思います。
ただ、彼のパッティングスタイルというのは少し変わっていることでも知られています。今日はそんなニクラウスのパッティングの秘訣についてご紹介したいと思います。
1.オープンスタンス
まず特徴的なのはオープンスタンスです。
両足のラインがターゲットラインに対して開いていたのです。彼はこのオープンスタンスについて、「カップがよく見える」と話したと言います。
2.右肩と左肩
アドレスでのポイントは右肩が左肩よりも下がっているという点です。
これは通常のショットにも共通することですが、右手が左手よりも下にくる以上、右肩は左肩よりも下がっているのが自然です。
ところが、レッスンプロの中には両肩を水平に近い状態で構えることをすすめる方もいます。
ただ・・これをやると引っ掛けが出やすくなるのではないかなと・・・僕は思っています。それを怖がるとプッシュアウト。
パッティングでもニクラウスのように右肩は左肩よりも少し下がっているのが自然だと思います。
3.目と頭の位置
彼はアドレスで頭がボールよりも後方にくるようにセットしていました。つまり、ボールは前、頭は後ろになるようにセットして、その状態を保ったままパットをしていました。
目の位置はボールの真上ではありませんが、ターゲットライン(ボールとターゲットを結んだ線)の上にくるように注意していたといいます。
こうすることでラインが見やすくなると考えたのではないかと思います。
4.シャフトの傾き
グリップの位置ですが、彼はかなりハンドファーストに構えていました。グリップの位置が左ももの前に来て、ボールの位置は左足かかと線上でしたから、シャフトがターゲット方向にかなり傾く形です。
これ、特に引っ掛けをよく打っている人にはおすすめの形です。
5.最下点より先で
インパクトは最下点を過ぎてから打つようにしていたようです。こうすることで、ボールがよく転がると考えていたのかも知れません。
そのため、彼のバックスイングは低く、フォロースルーは逆に高く上げてゆく・・・というスタイルでした。
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