タイガー・ウッズのパッティングと5つのポイント
何故、タイガー・ウッズはとんでもないプレッシャーがかかったパットを簡単に沈めることができるのでしょうか・・?
あの強さはどこからやってくるのか・・?
今回はアメリカでも活躍しているレッスンプロ、マイケル・ブリード氏が挙げる「タイガー・ウッズのパッティングと5つのポイント」についてご紹介します。
1.ルーティン
ルーティンとはショットやパットを打つ前に行う動作のことです。
他のスポーツ、例えばイチロー選手などもこのルーティンをこなしています。
いつも同じ動作を行うことで集中力を高める効果もあるのがルーティンですが、タイガー・ウッズの場合はどんなにプレッシャーがかかった場面でも毎回同じルーティンをこなします。
ルーティンについてはプリショット・ルーティンとは?その効果と作り方。どの位の時間で行うのが最適か?をご覧いただければ幸いです。
2.無理に打たない
タイガーは打つ直前に集中力がとぎれるようなことがあれば、もう一度仕切りなおします。
3.恐れない
ロングパットなどを除き、タイガー・ウッズはパットをショートさせることが殆どありません。
僕はパットを強く打つ方がいいと言っているわけではありませんが・・ただ、「もしオーバーしたら・・・」という不安を感じないで済む何かが彼の中にはあるのかも・・知れません。
4.打ち終わるまで頭は動かさない
ボールの行方が気になって、ストロークの途中で頭を上げてボールを見てしまう・・・そんな癖のある人もプロの中でもいますが、タイガーはボールを目で追うことはしますが、頭を上げたりすることはしません。
5.練習
タイガーはトーナメントがない週でも1日に2回、パッティングの練習をするのだそうです。
最後に高速グリーンを得意にしているタイガー・ウッズの高速グリーンの攻略法についてご紹介します。
高速グリーンの攻略法
高速グリーンでのパターの打ち方で重要なのはグリッププレッシャー(グリップの握り方の強さ)であるとタイガーは指摘します。
高速グリーンではグリップを軽めに握ることと、その握りの度合いをストローク中、一定に保つことが重要になってくると思います。
これについてタイガー・ウッズは、
アマチュアの場合、グリップを強く握りすぎているか、またはストローク中に構えた時よりもグリップを強く握ってしまう癖がある
・・・と言います。彼の場合、グリーンのスピードによってパターのグリッププレッシャー(握り方の強さ)を変えています。
通常のグリーンであれば、1から10のスケール(10が一番強い)で5程度なのだそうですが、高速グリーンの場合は3以上にはならないと言います。
グリップを軽く握ることはパターヘッドの重みを感じやすくする効果がありますから、距離感が合わないという方にもグリップを軽く握ることはおすすめできると思います。
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