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トラブル解決編

110を切る!110切りの7つの方法と戦略とは?

100台に到達するとゴルフが一気に面白くなる。

そんな風に言われることもありますが、110というのは、ある意味、大事な分かれ目でもあるかも知れません。

もっとも、110台というスコアは好スコアで、それなりの技術がないと出せないスコアだと思います。

ただ、110を切った辺りから、一気に上達のスピードが上がってゆく方も多く、そういう意味でも110切りというのは大事な通過点になるかも知れません。

今回はそんな110切りのための戦略やコツについてご紹介してゆきたいと思います。

110を切るために必要なことをはっきりさせよう

さて、110を切るためにはどうしたらいいか?

・・ということですが、ここでは、18ホールのトータルのスコアで考えるのではなく、分野別に分割して、目指すべき数値や基準となるものをはっきりさせてゆきたいと思います。

そうやって分野別にわけて考えることで、110を切る上で重要なことと、そんなに重要ではないことが見えてくると思います。

また、目指すべきもの、目指さなくてもいいものをはっきりさせることで、集中する場面と気持ちを楽にできる場面を使い分けられるようになるかと思います。

ここからはゴルフ上達に役立つデータ集でもご紹介したデータも参照しながら目指すべきものをはっきりさせてゆきたいと思います。

1)スコア

まずはスコアですが、もし、全てのホールでダブルボギー※だった場合(Par 72の場合)、

ダブルボギー × 18ホール = 108

・・となり、1打余裕を残して、110切りになります。

※ダブルボギー・・・パーよりも2打多いこと

ですので、スコアとしては、ダブルボギーを取ることを目標にしたいと思います

もっとも、場合によってはパーを取りにいける場面もあるかも知れませんし、そういった場面では積極的にパーを取りにいきます。

ただ、あくまでも、ダブルボギーを基準、または、自分の中のパーとして、110切りを目指してゆきます。

もし、ダブルボギーであれば間違いなく取れるという自信がついてくると、110切りは勿論、100切りも見えてくるかと思います。

ですので、まずは確実にダブルボギーを取りに行く戦略でいきたいと思います。

ここで簡単にまとめると、目指すべきスコアは全ホールで「ダブルボギー」です。

2)ティーショット

次に、ティーショット(パー3を除く)です。

110切りを達成するための戦略としては、

OBを打たないと確信できるクラブで打つ

・・という作戦でいきたいと思います。

たったこれだけです。

平均スコア90のゴルファーの場合、(パー3を除く)14回のティーショットでフェアウェイをとらえた回数は5回という調査結果もあります。

案外(それなりのショットで)フェアウェイをとらえるのは難しい・・ということがわかります。

ですので、フェアウェイではなくて、ラフでも構いません。ナイスショットではなくてもOKです。

ただし、110を切ることを目標にする場合、そして、確実にダブルボギーを取りに行く戦略の場合、OBや大叩きにつながるトラブルは避けなくてはいけません。

そのために、OB、または、大きなトラブル(林の中、池など)がある場所には打たないと確信できるクラブしか使わない・・という戦略で行きます。

これは各ホールによっても変わってくると思います。

例えば、ドライバーだとスライスが出ることが多いという方の場合、右サイドにOBや池があれば、そのトラブルがある方向には打たないという確信は持てないかも知れません。

その場合は、ドライバーを思い切って手放して、3番ウッド、または、3番ウッドでも確信が持てない場合は、5番ウッドでもいいです。

または、それでも右サイドのOBに打たないと確信が持てない場合は、ユーティリティやアイアンで刻んでゆきます。

ただ、右サイドに逃げるスペースがある場合、右サイドに大きなトラブルがないなら、OBは打たないと確信できるかも知れません。

その場合は、ドライバーで思い切って打ってゆきます。

例えば、シングルプレーヤーなど、上級者の場合は、確信を持ってショットを打っていることが多いです。

これは、ミスはしないという確信ではありません。

ミスはどうしても出るものですから。プロであっても。
ミスは避けられないと思うのです。

ただ、ミス、もしくはミスする場所を限定することはできます

上級者の場合は、例えば、OBなどがあるホールでは、その方向には打たないという確信を持ってショットを打っているケースが多いです。

110切りを目指す上でも、この確信を持ってショットを打つということが大事になってくると思います。

例えば、右にOBがあって、ドライバーで右には打たないと確信が持てないなら・・ドライバーの選択肢は捨てて、右のOBには打たないと確信が持てるクラブまで番手を下げます。

ティーショットは一番飛距離が出るショットになりますから、大けがにつながりやすいショットと言えます。

そういうティーショットだからこそ特に、この「確信」を持てることしかしないということが大切になってくると思います。110を切るという意味では。

もっとも、ドライバーで思い切り飛ばすのもゴルフの醍醐味だと思いますし、大胆に攻めてゆくゴルフもとても楽しいものだと思います。

ただ、そういった大胆さも何かの確信に支えられている必要があるかも知れません。

ここで簡単にまとめると、ティーショットは、OB、または、大きなトラブル(林の中、池など)がある場所には打たないと確信できるクラブしか使わない作戦でいきます。

3)2打目

さて、ティーショットを打ったら、次は2打目~です。

平均スコア90で回ってくるゴルファーの場合、1ラウンド中にパーオン※した回数は平均で3回という調査結果もあります。

一方、平均スコア108のゴルファーの場合は、パーオンした回数は0回でした。

パーオン・・・規定の打数よりも2打少ない状態でボールをグリーンに乗せること。パー4のホールであれば、2打でグリーンに乗せること

そういうことを考えると、110切りのためにはパーオンは必要ないように思います。

110切りのためには、ボギーオン、もしくはダブルボギーオンを目指します。

ボギーオン・・・パー4のホールで、3打でグリーンに乗せること。パー5であれば、4打で乗せること。パー3であれば、2打で乗せること。

ダブルボギーオン・・・パー4のホールで、4打でグリーンに乗せること。パー5であれば、5打で乗せること。パー3であれば、3打で乗せること。

目指すスコアはダブルボギーなので、ボギーオンできた場合は、3パットでOK。

ダブルボギーオンの場合は、2パットでOKです。

ただ、これも先ほどのティーショットと一緒ですが、トラブルのある場所、OBや池などに打たないと確信できる距離から、またはそう確信できるクラブで打つ場合は、積極的にパーオンを狙っていきます

一方、OBを打ったりしない、大きなミスはしないと確信が持てないクラブでは、パーオンは狙わず、目標をボギーオン、もしくはダブルボギーオンへと切り替えます。

ここで簡単にまとめると、2打目はパーオンを狙わなくて結構です。ボギーオン、もしくはダブルボギーオンを目指します。

パー5の2打目

パー5の2打目の場合ですが、ティーショットの時と同じ考え方で、確信が持てるクラブを使う・・ということがポイントになります。

100以上でまわるゴルファーの多くはパー5で大叩きしてしまうことが多い・・という調査結果もあります。

パー5は距離がありますから、ティーショットで力んで曲げてしまったり、または、2打目でフェアウェイウッドを曲げてOBなんてこともあるかも知れません。

いずれにしてもパー5は、好スコアを出しやすい反面、大叩きしやすい要素があるので、注意してみてください。

また、パー5で2打目、もしくは3打目を打つ場合ですが、できれば、3打目(もしくは4打目)の残りの距離を逆算して、自分の得意な距離が残るように打ちます。

例えば、グリーンに近づけすぎて、フルスイングができない(50ヤードなどの)中途半端な距離が残るということがないように注意します。

4)3打目(アプローチショット)

さて、次はグリーン周りのアプローチショットについて考えてみたいと思います。

このグリーン周りのアプローチショットですが、そこから2打以内でホールアウトする確率(アプローチショットを入れるか、アプローチショットの後、1パットでホールアウトする確率)は、平均スコア108のゴルファーで0%、平均スコア90のゴルファーでも20%弱という調査結果があります。

ちなみにシングルプレーヤーでもその確率は50%を切ります。

言い換えると、平均スコア90のゴルファーでも、10回打って、8回以上はカップに寄らないということになります。

ですので、110切りを考えた時、アプローチショットは寄せなくて結構です。

先ほど、ダブルボギーを目指すので、ボギーオンできた場合は、3パットでOK。ダブルボギーオンの場合は、2パットでOK・・と書かせていただきました。

ダブルボギーオン(パー4で4打で乗せること)の場合も、2パットでいいわけなので、4打目のアプローチショットがピンに寄らなくても大丈夫です。

アプローチショットはグリーンに乗ればOKと考えてみます。

「寄せなくていい。グリーンに乗ればいい」

そう考えておけば、気持ちを楽にして打てると思いますし、それが結果的に良いショットにつながることはあるように思います。

それにアプローチショットは「寄せよう」と思うと、寄らないものだと思います。

もっというと、「寄せよう」と思うことの中に、今、このショットをピンに寄せるためにできることが何一つ含まれていません。

考えても実践できないことを考えるほど・・人は緊張しやすくなるため、だから、「寄せよう」と考えると、むしろ寄らなくなるのだと思います。

もし、何か考えるのであれば、今、具体的に実践できることがいいかも知れません。

例えば、「リズム良く打とう」でもいいですし、「肩の回転を意識して打とう」でもいいかも知れません。

ただ、例えば、「これが寄ったらパーが取れる」と考えるのは良くない・・ということになります。

ここで簡単にまとめると、アプローチショットは、「寄せなくても大丈夫」、「グリーンに乗ればOK」です。

5)3打目(バンカーショット)

今度はグリーンサイドバンカーからのバンカーショットについて考えてみたいと思います。

グリーンサイドのバンカーから2打かそれより少ない打数でカップインする確率ですが、平均スコア108のゴルファーの場合、0%。平均スコア90のゴルファーでも0%という調査結果もあります。

ちなみにこのバンカーからの確率ですが、女子プロのトップ選手でも、50%を超えればかなりよい数字になります。

こういったことを考えると、先ほどのアプローチショットと一緒で、バンカーショットを寄せるということは考えなくてもいいことがわかります。

110切りのための目標スコアはダブルボギーでした。

ダブルボギーを取ることと考えると、一番大切なのは、とにかくバンカーから出すということになります。

最悪グリーンに乗らなくても結構です。
バンカーから出すことが大切です。

例えば、パー4の3打目がバンカーからだった場合、バンカーショットの後にまだ3回打つことができます。

4打目がバンカーだった場合でもまだ2回打てます。

ですので、バンカーに入った場合は慌てずにまず、バンカーから出す・・ということを一番の目標にしてみます。

最悪のケースはバンカーからボールが出ないこと・・になりますが、バンカーからボールが出ない一番の原因は、ダウンスイングでヘッドが減速してしまう点にあります

バンカーショットはヘッドを加速させて打つことが大事なコツになります。

距離を合わせに行ったり、躊躇したりすると、ヘッドが減速しやすくなりますので、思い切って振り抜くことがポイントになります。

その思い切りの良さのために、寄せなくてもいいと思ってみることはプラスに働くのではないかなと思います。

また、ヘッドを加速させるために、バックスイングよりもフォロースルーを大きくとること、もしくは、距離があるショットであれば、最後までしっかりフォロースルーを取ろうとしてみてもいいかも知れません。

バンカーショットが苦手という方の中には、バックスイングが大きくて、フォロースルーが小さい方も多いですが、その形だとヘッドがダウンスイングからインパクトにかけて減速しやすいので、注意してみてください。

ここで簡単にまとめると、バンカーショットは、最悪、グリーンに乗らなくてもOK、バンカーから出すことを最優先にするということがポイントになります。

6)パット数

パットですが、110切りを目指す場合、ダブルボギーを全ホールで取ることが目標でした。

ですので、ボギーオン(パー4で3打で乗せること)できた場合は、3パット。

ダブルボギーオン(パー4で4打で乗せること)の場合は、2パット。

・・・を目指します。

ここで簡単にまとめると、パットは、ボギーオンできた場合は3パットでOK。ダブルボギーオンの場合は2パットを目指します。

7)7つ目の戦略は、自分に合ったクラブを使うこと

7つ目の戦略はプレーの仕方ではありませんが、自分に合ったクラブを使うこと・・になります。

これは以前にも書かせていただいたことになりますが、ゴルフというのは、自分に合ったクラブを使わないと、打てるはずのショットも打てなくなるスポーツです。

クラブを買い替えたら、飛距離が伸びたり、以前打てなかったショットが打てるようになった・・・ということが結構あったりします。

例えば、アイアンには、ライ角というものがあります。

このライ角が合っていないと、何をやっても、スライスが出たり、フックボールが出るようになることがあります。

アイアンのライ角について。正しいライ角とは?

クラブの説明をすると、とても長くなってしまうので、今回は省略したいと思いますが、ゴルフクラブの選び方にてクラブの選び方について詳しくご紹介していますので、よかったらそちらをご覧ください。

ただ、いずれにしても、ゴルフの場合はクラブが自分に合っていないと、いくら構え方を変えても、スイングを変えても、ショットが思うように改善されない・・ということもあります。

ですので、もし何をやっても思うようなショットが打てないという場合は、クラブを見直してみてもいいかも知れません。

また、「どんなクラブを選んだらいいですか?」

・・と聞かれることがあるのですが、これはその人の身長や腕の長さであったり、または、例えば、どんなショットを打ちたいかによっても変わってきます。(詳しくはゴルフクラブの選び方にてご紹介しています)

ただ、一番いい見極め方は、実際に試打してみる・・ということかなと思います。

どのメーカーのクラブを試打したらいいか?ということですが、まずは人気のあるメーカーのものから試打してみるのもおすすめです。

当サイトの提携先のGDOさんに、ゴルフクラブ(用品)の人気ランキングのページがあり、ドライバーのランキングアイアンのランキングなど、カテゴリ別に人気のあるものをチェックできますので、よかったら、そういったページも活用してみてください。

もっとも、売れているから自分に合うとは限らないわけですが、ただ、長い期間このランキングに入ってくる製品もその時々でいくつかあって、そういう製品はそれなりの理由があって売れていることが多いです。

そういった製品の中で、少しでも気になるものがあったら、まずはゴルフショップに行って、試打してみるのもよいかも知れません。

さて、ここまで110切りの戦略について見てきましたが、最後までお付き合いいただいて、ありがとうございます。

冒頭でも書かせていただきましたが、110というのは、大事な分かれ目となるスコアで、110を切るのは簡単なことではないかも知れません。

ただ、そこから一気に上達してゆく方も多い大事なターニングポイントになると思いますので、もし、これから110切りを目指す方がいらっしゃいましたら、是非、頑張ってください。

Good luck!

スコアが劇的に変わった人が実践したゴルフ理論とは
↑僕も実践してみました。その上達法やゴルフ理論の感想について書いてみました。一度ご覧になってみてください。