フェアウェイウッドの打ち方:3つのポイント
フェアウェイウッドの打ち方、特に3ウッドの場合はフェアウェイで打つ場合とティーショットで使う場合で打ち方が若干変わってきます。
打ち方というよりセットアップの仕方が変わるといった方がいいかも知れませんが。
フェアウェイウッドの構え方と打ち方のまとめではもう少し具体的にフェアウェイウッドの打ち方についてご紹介しておりますので、そちらも参考にしていただければ幸いです。
アニカ・ソレンスタムに学ぶフェアウェイウッドの打ち方
米ツアーで5年連続賞金女王に輝くなど女子では圧倒的な強さを誇ったアニカ・ソレンスタムはフェアウェイウッド(3W)の打ち方について3つのポイントを挙げています。
3ウッドをティーショットで打つ際には:
1.ティーアップの高さとボールポジションを変える
2.3番ウッドを打つ理由を考える
3.クラブを振る強さ
それぞれについてもう少し詳しく見てゆきましょう:
1.ティーアップの高さとボールポジションを変える
「ティーアップの高さに注意しないと3ウッドは上手く打てない」とアニカは指摘しているのですが、 ティーアップはボールの半分がヘッドの上に出るようにします。
これはレベル(水平)からややアッパーブローで(ヘッドが最下点を過ぎて上昇している時に)打つための準備です。
ティーアップの高さというのはコースコンディションと違って、毎回同じにすることができるのですが、ここに気を使わないのはもったいないと思います。
ティーアップについてはまた別の機会でご紹介しますが、指の太さを基準にするなどして毎回一定になるようにした方がいいと思います。
ボールポジションはアニカ・ソレンスタムの場合は(ティーアップした状態で)ドライバーの位置よりも2.5センチほど右にセットするといいます。
ある有名なレッスンプロはドライバーと同じく左足のかかとに合わせるべきだと指摘しています。
この位置が正しいというのは一概には言えませんが、ご自分に合った位置を試してみるのも良いと思います。
2.3番ウッドを打つ理由を考える
アニカはアマチュアの場合、3番ウッドを持ったまではいいけれど、打つ時になると出来るだけ飛ばそうとするゴルファーが多いと指摘しています。
もともと3番ウッドを持った理由は安全に攻めるためであることを忘れているのではないかと。
3.クラブを振る強さ
アニカの場合は1から10のスケール(10がフルスイング)でおおよそ6位でスイングするのだそうです。すべてのクラブで。
タイガー・ウッズは3番ウッドでドローボールを打つとき、ダウンスイングで右足のかかとの内側の部分を出来るだけ長く地面から離さないようにすることで必要以上に力を入れて打つことを防止し、インパクトのタイミングを向上させることが出来ると話していたこともありました。
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