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トラブル解決編

3番ウッド(スプーン)の打ち方と7つの秘訣

5番ウッドや7番ウッド、9番ウッドといったクラブは上手に打てるのに、3番ウッド(別名、スプーン)になると苦手意識を持っている方もいらっしゃるかも知れません。

今回は3番ウッドの打ち方のポイントとコツについて書かせていただきたいと思います。

1)ボールの位置。地面から打つ、ティーアップして打つ場合

3番ウッドはフェアウェイウッドの中では特にロフト(角)が少ないクラブですから、どうしてもボールを高く上げたいという思いが働いて、ボールの位置をドライバーのように左に置きすぎている場合もあります。

中には左足のかかとよりも左に置いている方もいらっしゃるようです。

しかし、この位置だと引っ掛けが出やすく、それを嫌がるとトップが出てしまうこともあります。ボールの位置が左過ぎるためです。

フェアウェイウッドのボールの位置ですが、フェアウェイウッドのボールの位置とその基準でもご紹介した下の図の位置(範囲)が1つの基準になります。

下記の2つの中間に置く。

①左足かかと線上よりも右。
②ミドルアイアンのボールの位置(スタンス中央からボール1個程度左)よりも左。

3番ウッドもこの範囲に置くようにします。

目安としては、ティーアップして3番ウッドを打つ場合は、①の位置(左足かかと線上)かそれよりも少し右。

地面から打つ場合は、左足かかと線上よりもボール半個~2個分程度の範囲で、右に置くようにしてみるといいかも知れません。

この辺は個人差がありますから、自分なりに最適な位置を探す必要があると思います。

ただ、トップや引っ掛け、スライスなどが出る場合は、ボールの位置が左過ぎないかどうかチェックしてみてください。

ちなみに、3番ウッドをティーアップして打つ場合のティーの高さですが、ボールの1/4程度がヘッドから出る高さを1つの目安にしていただくといいかと思います。

また、プロの中にはボールの1/2程度が出る高さにティーアップして打つ人もいますので、そういった高めのティーアップを試してみるのもいいかも知れません。

2)両手の位置

ボールの位置に合わせて、両手の位置もつかまったショットを打つためには、とても重要な要素になってきます。

具体的には、ハンドファーストで構えることがつかまったショットを打つためのコツになります。

フェアウェイウッドは芯に当たらない、つかまったボールが打てない、またはスライスが出ることが多い方の場合は、ハンドレイトの形で構えているケースが多いです。

ハンドファーストとは、アドレスをした際、両手(グリップ)がクラブヘッドよりも前(ターゲット寄り)にあることを言います。

ハンドレイトとは、アドレスをした際に、両手がクラブヘッドよりも後ろ(ターゲットと反対方向)にあることを言います。

ハンドファーストで構えるためには、ボールの位置と両手の位置が大切になってきます。

フェアウェイウッドのボールの位置は先ほどご紹介した通りですが、ボールの位置が左過ぎると、ハンドレイトになりやすくなります。

じゃあ、両手はどの位置で構えればいいか?

ということですが、 両手が左足太ももの内側の前に来るように構えるようにしてみてください。

この位置に両手を持ってきてから、グリップを握るようにします。

この形(ボールの位置、両手の位置)だと、若干ハンドファーストになると思います。

ハンドファーストに構えることで

・ダウンスイングでインサイドから振りやすくなる
・フェースがスイング中に開きにくくなる

といった効果があり、つかまったショットが打ちやすくなります。

3)まずは芯で打つことから

3番ウッドを持った途端にスイングのテンポが速くなる方も多いようです。

飛ばそうと思うこと、苦手なクラブだと意識すること・・これはどちらも心と体を緊張させてしまいます。

緊張すると、動作が速くなりがち・・です。

そうなるとなかなかクラブフェースの芯でボールをとらえることができません。

このような形でフルスイングしようとするよりも、むしろ、6割程度の力で振った方が芯に当たって飛ぶことがあります。

スイングスピードを上げるのは、ほぼ毎回スイートスポットに当たると確信できた時にすると良いかも知れません

まずはボールを芯でとらえる、そのためにスイングスピードを落としてみる、当たり出したらスイングスピードを少しづつ上げてゆく・・・という順序にすると、調子が上がりやすいと思います。

4)飛距離を考える

3番ウッドを持つ時は、とにかく遠くへ飛ばしたい・・そんな感じになっていることが多いかも知れません。

ただ、それでうまく行かない時は、少し打ち方を工夫してみることも1つの方法かと思います。

例えば、こんな感じで考えてみます。

3番ウッドでフルスイングした時の飛距離が180ヤードだとします。

この場合、180ヤード飛ばそうと思うより・・・あえて、170ヤード先のポイントを狙ってみます。

3番ウッドでもドライバーでもそうかも知れませんが、パー4などでティーショットを打つ場合は、とにかく少しでも遠くへ・・・と考えてしまいがちです。

調子がいい時はそれでいいと思うのです。

やはり飛ばすのもゴルフの醍醐味だと思います。

ただ、調子が悪い時、もしくは3番ウッドに苦手意識がある時は、あえて、少しでも遠くに飛ばそうと思うのではなく、飛距離にリミットを設けて、最大飛距離は180ヤードだけど、170ヤードしか飛ばさない・・

・・と思って打ってみると、本来のスイングのリズムが戻って来たり、クラブフェースの芯により当たりやすくなることがあります。

5)クラブを考える

ゴルフの場合は、クラブそのものも大切になってきます。

いくらいいスイングをしていても、クラブが自分に合っていないと、思うようなショットが打てない・・というもあります。

フェアウェイウッドの選び方については、フェアウェイウッドの選び方と5つのポイントにて詳しくご紹介させていただいていますので、よろしかったらそちらも参考になさってください。

上記のページでもご紹介させていただきましたが、ライ角によっても球筋は大きく左右されます。

ライ角の違うクラブに買い替えた途端、ボールがつかまるようになることは、よくあります。

例えば、ドライバーは当たるのに、とか、5番ウッドは打てるのに、もしくはアイアンは調子がいいのに・・・3番ウッドだけ思うように打てない。

・・という時は、お店で他の3番ウッド(ライ角が違うもの。できれば、ロフト角、重量、フェース・ヘッドの形状が違うタイプのものも)を試打してみる価値はあるかも知れません。

フェース、ヘッドの形状と書かせていただきましたが、フェースもシャローフェースの方がディープ気味のフェースよりもボールが上がりやすくなります。

ただ、3番ウッドはティーショットでしか使わないという方は、むしろ、ディープフェースの方が打ちやすくなるかと思います。

3番ウッドを地面から多用する方で(ボールが上がらないと思われている方で)、ディープフェース、またはディープフェース気味のものをお使いの方は、シャローフェースの3番ウッドを試してみる価値はあるかも知れません。

6)ターフをとってもOK

3番ウッドは基本的には(ボールを横から)払い打つのが良いと思います。

ただ、ターフ(芝生)を少しとっても良いと思います。つまり、若干ダウンブローに打つということです。

あのベン・ホーガンもフェアウェイウッドではターフをとっていましたし、タイガー・ウッズもターフをとることがあります。

逆に避けたいのが、ドライバーのようにアッパーブローに打とうとしてしまうことです。

芝生の上からではアッパーブローに打てませんし、これをやろうとすると、トップやダフリが多くなります。

フェアウェイウッド、特にロフトが少ない3番ウッドのミスの多くは、ボールを上げようとして、すくい打ちになっていることが原因だと思います。

そうではなくて(すくい打ちではなく)、イメージとしてはインパクト前後で地面と水平にクラブヘッドを出してゆく感じです。

すくい打ちになるのであれば、むしろ、ダウンブロー※気味に打った方がいいですし、その過程でターフを少しとっても問題ありません。

※ダウンブローとは、ヘッドが最下点に達する前にボールを打つこと

ロフトを信じて、インパクト後もクラブヘッドを低く出してゆくイメージで振ると、ダフリやトップも改善できると思いますし、その方が結果的にはボールは高く上がると思います。

もし、3番ウッドが苦手だという方はあえて低く打とうと思ってみると、芯に当たりやすくなることがあるかも知れません。

7)スライスが出る場合は

長いクラブになるほどスライスが出やすくなります。

バックスピン量が減り、サイドスピンがかかりやすくなるためです。

3番ウッドもそういう意味ではスライスが出やすいクラブです。

もし、スライスが出る場合ですが、まずアドレスで

①右肩を下げる
②右肩を下げてからグリップを握る
③両手のグリップを右側に少しづつ回転させていって、打ってみる

といったことをしてみてもいいかも知れません。

グリップですが、アドレスをとった後で左手を見た時、左手のこぶしの山が3つ、もしくはスライスがひどいという方は3つ半、見えるまで・・両手のグリップを右へと少しづつ回転(移動)させて、そして、そのグリップでボールを打ってみてください。

そうやって、少しづつフックグリップ(ストロンググリップ)にしていきながら、自分に合った位置を見つけるのも1つの方法かと思います。

右手も左手に合わせて、右に回転させてから握り直すようにします。

どちらかというとスライサーの方は右手を真上から握っているような方が多いので、その場合は、グリップの右側から握ってゆくようなイメージにしていただくといいかも知れません。

また、先ほど、右肩を下げてからグリップを握る・・と書かせていただきましたが、右手が左手の下に来る分だけ、右肩を下げた状態でグリップを握るようにするとフックグリップに近い形になりやすく、ショットが改善されることもあります。

スライスに関してはスライスの直し方で詳しくご紹介しておりますのでよろしければ、そちらも参考になさってください。

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