【ゴルフ】ラウンド後半でスライス、ダフリ、シャンク、引っ掛けが出る【一番の原因はこれです】
こんにちは。ゴルフ総研の森です。
今回は、ラウンド後半でスライス、ダフリ、シャンク、もしくは引っ掛けが出てしまう原因について解説していきたいと思います。
目次
ラウンド後半のミスの原因は殆どがこれ
前半はいいけど、ラウンドの後半になるとミスが出て崩れてしまう。
そんなケースも多いですが、後半に崩れる一番の理由が疲労、スタミナ切れです。
これはラウンド後半の疲れ・スタミナ切れ対策【後半に崩れる一番の原因】でご紹介した体重別の1ラウンドの消費カロリーの一覧表です。(詳しい解説は上記の記事をご覧ください)
体重60kgの人だと、1ラウンド18ホールで消費するカロリーはなんと700~800kcal前後。これは他のスポーツだと、
・ジョギング 2時間弱
・テニス 2時間弱
・水泳 2時間ちょっと
・バレーボール 3時間以上
と同程度の消費カロリーになります。
ジョギングを2時間弱もすれば、へろへろになりますね。
この疲労、スタミナ切れが後半にミスが出やすくなる一番の原因になります。
何故、ラウンド後半でスライス、ダフリ、シャンク、引っ掛けが出る?
疲労、スタミナ切れが原因で後半にミスが出やすくなる・・ということですが、中でもアマチュアゴルファーの場合は、
・スライス
・引っ掛け
・ダフリ
・シャンク
が出やすくなる人が多いです。
これは何故かと言うと、1つはアマチュアゴルファーはスライサーが多いと言われています。
疲れてくると、自分の癖が出やすくなったり、日頃から出ているミスが余計出やすくなるんですね。
もう1つは、疲労が原因でバックスイグでの体の回転が不十分になってしまうことです。
疲れてくると、どうしても手や腕で打ちたくなります。
ただ、バックスイングで十分に回転させず、手や腕で打とうとすると、ダウンスイングでクラブヘッドがボールと目標を結んだ目標ラインの外側から降りてきやすくなります。
つまり、クラブヘッドの軌道がアウトサイド・インになりやすくなります。
実は、以下の4つのショット
・スライス
・引っ掛け
・ダフリ
・シャンク
これらは共通点があって、それは何かと言うと、アウトサイド・インの軌道がその原因になっている点です。
スライスや引っ掛けもそうですし、シャンクもアウトサイド・インの軌道がその原因になります。
じゃあ、ダフリは?ということですが、ダフリもアウトサイド・インが原因になっているケースがあります。
アウトサイド・インの軌道で振ると、ヘッドがボールの上から鋭角に入ってきやすくなります。
すると、インパクトゾーンが狭くなってしまったり、ひどい場合はインパクトが点になってしまいます。
こうなると、ちょっとヘッドの軌道がブレただけでダフリが出やすくなるんですね。
疲れてきたと感じたら、体の回転を意識する
ではこういったラウンド後半のミスを防ぐにはどうしたらいいか?
ということですが、疲れてきたと感じたら、体の回転をいつもよりも意識するようにしていただくと、スライスやダフリ、シャンク、引っ掛けといったミスを予防できると思います。
単純に、バックスイングで体を回転させることを意識するようにしていただいてもいいですし、もしくは、バックスイングで胸を右に向ける意識にしていただくと、より回転しやすくなると思います。
いずれにしても、バックスイングでしっかりと回転することで、ダウンスイングでは両手がよりインサイドから降りてきやすくなり、スライスやダフリ、シャンク、引っ掛けも出にくくなってゆきます。
ということで、今回はラウンド後半でスライス、ダフリ、シャンク、引っ掛けが出る原因とその改善方法について色々と見てきました。
最後までお読みいただいて、ありがとうございました。
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