スリクソン ZX4、ZX5、ZX7アイアンの違い、スペックをわかりやすく解説
上の写真は左から、ZX4、ZX5、ZX7アイアン。
こんにちは。ゴルフ総研の森です。
今回は、2020年発売のスリクソンのZXシリーズのアイアン
・ZX4 アイアン
・ZX5 アイアン
・ZX7 アイアン
の3つのモデルの違いやスペックについて、できるだけ簡単にわかりやすく、解説していきたいと思います。
目次
最初に、ZXシリーズの3つのアイアンの特徴を簡単にご紹介します。
ZX4 アイアン
・飛び系アイアン
・低重心でボールが上がりやすい
・ストロングロフトで飛距離が出る
ZX5 アイアン
・シャープな見た目
・飛距離と操作性のバランスがいいモデル
・ZX4とZX7の中間のスペック
ZX7 アイアン
・打感がいい
・操作性がいい
・中・上級者好みのシャープな顔
ヘッドの形状
ヘッドは、ZX4アイアンが中空構造、ZX5とZX7はキャビティタイプになります。
ZX4 アイアン
・中空構造
・面長のフェース
・トップラインは3モデルの中で一番厚い
アイアンのトップライン（トップブレード）とは？ここを目標に合わせる構え方について
スペック（7番アイアン）
・ブレードの長さ：79.9mm
・フェースプログレッション：3.0mm
・トップラインの厚み：7.0mm
ZX5 アイアン
・キャビティタイプ
・軟鉄でライ角調整ができる
・トップブレードは厚くも、薄くもない程よい厚み
・殆どストレートネック
スペック（7番アイアン）
・ブレードの長さ：78.6mm
・フェースプログレッション：3.5mm
・トップラインの厚み：6.0mm
ZX7 アイアン
・キャビティタイプ
・軟鉄鍛造でライ角の調節ができる
・やや小ぶりなヘッドで操作性がいい
スペック（7番アイアン）
・ブレードの長さ：77.5mm
・フェースプログレッション：3.9mm
・トップラインの厚み：6.0mm
比較表
※数値の見方
画像出典：www.srigroup.co.jp（住友ゴム工業）
上記はそれぞれ、7番アイアンのスペックになります。
ロフト角ですが、ZX5とZX7アイアンでは大きな違いはありませんが、ZX4 アイアンはストロングロフト設計になっています。
ZX4アイアンがストロングロフトがなった理由ですが、開発の段階で、女子プロに試作モデルを打ってもらったところ、「上がりやすいけど、ボールが前に行かない」という評価を受け、ストロングロフトにしたそうです。
ZX4アイアンは広めのソール幅、ZX5はシリーズの中では中間のソール幅、ZX7が最もソール幅が狭い設計になっています。
ZX4 アイアン
・ソール幅：24.8mm
・ソールの幅を広く設計
ZX5 アイアン
・ソール幅：20.7mm
・ZX4とZX7の中間のソール幅
・他のメーカーも含め、アスリートモデルの中ではソール幅は厚め
ZX7 アイアン
・3つのモデルの中では最もソール幅が狭い
・ソール幅：17.1mm
比較してみると・・
3つを比較するとこんな形になります。下の数値は7番アイアンの数値になります。
簡単にボールが上がって、飛ぶアイアンを求めている人には、ZX4アイアン。
飛距離と操作性のバランスのいいアイアンを求めている人には、ZX5アイアン。
操作性が高く、打感がいいアイアンを求めている人には、ZX7アイアン。
ZX4 アイアン
・飛び系アイアンを求めている人
・ボールが上がりやすいアイアンを求めている人
・払い打つスイングをする人
ZX5 アイアン
・飛距離と操作性のバランスを求める人
・ダウンブローでも払い打つタイプにも合う
ZX7 アイアン
・操作性を求める人
・打感の良さを重視する人
・しっかりとダウンブローで打ってゆく人
ということで今回はスリクソンのZXシリーズのアイアン3種類の違いについて見てきました。最後までお読みいただいて、ありがとうございました。
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