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ゴルフクラブの選び方

アイアンは打てるのにドライバーはスライス、またはフックが出る

アイアンは思うようなショットが打てているのに、ドライバーは上手く打てない、当たらない・・・そんなことももしかしたらあるかも知れません。

その原因は打ち方やスイング、アドレスにある場合もあります。

そについてはゴルフ基礎編ゴルフスイング編ドライバーの打ち方にてご紹介しておりますので、今回は省略したいと思います。

ただ、アイアンは思うようなショットが打てているのにドライバーはスライスが出る、またはフックが出るという原因は、ドライバーそのものにあるという場合もあります。

アイアンとドライバーの選び方

アイアンでは思うようなショットが打てているのに、ドライバーになると上手く打てない。

例えば、アイアンはドローボールを打っているのに、ドライバーはスライスだったり、またはアイアンは思うようなフェードボールを打っているのに、ドライバーはフックが出る・・・など。

この場合ですが、ドライバーの選び方に問題があるケースもあります。

アイアンやドライバーには、そのモデルによって、例えば、ドローボールが打ちやすいクラブであったり、またはフェードボールが打ちやすいクラブといったものもあります。

ですので、例えば、お使いのアイアンがドローボールが打ちやすいクラブなのに、(お使いの)ドライバーはフェードボールが打ちやすいクラブだった場合・・・

アイアンは調子がいいのに、ドライバーは今一・・・またはその反対のことが起こったりもします。

そう考えると、大切なのは、アイアンとドライバーを同じ系統と言いますか、同じような性能を持ったものにすることも一つの方法かなと思います。

今回はアイアンは自分に合っていて、ドライバーが上手く打てない・・・というケースについて見てみたいと思います。

詳しくはドライバーの選び方でご紹介していますので、今回はポイントを絞ってできるだけ簡単にご紹介したいと思います。

アイアンはドローボールなのにドライバーはスライス

まず、最初にアイアンは思うようなドローボールが打てているのに、ドライバーはスライス・・・というパターンです。

この場合のドライバーの選び方のポイントですが・・・

1)フェースの向き

フェースの向きですが、ストレートフェース、もしくはフックフェースのドライバーを選んでみてもいいかも知れません。

ストレートフェース↓・・・フェースはターゲットを向いている

フックフェース↓・・・フェースが最初から左を向いている

2)ライ角

ライ角ですが、今お使いのドライバーのライ角を調べてみて、現在市販されている他のドライバーに比べて、ライ角が小さい(数値が小さい)場合は、ライ角が今よりもアップライトな(数値が大きい)ものを選んでみてもいいかも知れません。

3)シャフトの硬さ

シャフトのフレックス(硬さ)ですが、今お使いのものよりも少し柔らか目のシャフトを試してみる価値はあるかも知れません。

例えば、同じSの表記でも実際の硬さはメーカーによって違ってくることもありますから、その辺もチェックしてみてもいいかと思います。

4)重心距離

重心の位置と重心距離ですが、↓の図を見てください。

今回、注意したいのは重心距離です。この重心距離が短めのドライバーを探してみてもいいかも知れません。

その方がドライバーでもドローボールが打ちやすくなりますので。

アイアンはフェードボールなのにドライバーはフック

次はアイアンは思うようなフェードボールが打てているのに、ドライバーはフックボールが出てしまう・・・というケースです。

この時のドライバーの選び方のポイントですが・・・

1)フェースの向き

フェースの向きですが、今お使いのドライバーがフックフェースだった場合、フックフェースではない(ストレートフェースなどの)ドライバーを試してみる価値はあるかと思います。

フックフェース↓・・・フェースが最初から左を向いている

ストレートフェース↓・・・フェースはターゲットを向いている

フックフェースのドライバーでフェードボールを打つこともできますが、ドライバーでフックボールが出ている場合は、フェースの向きを疑ってみてもいいかも知れません。

2)ライ角

ドライバーは地面から打つことはないから(打つことも勿論できますが)、ライ角は気にする必要はないのかなと思ってしまうのですが・・・

実際には、ドライバーのライ角はショットにも大きな影響を与えるようです。

以前にもご紹介しましたが、ゴルフクラブメーカー、フォーティーンの創設者でクラブデザイナーだった竹林隆光さんは以前、著書の中でドライバーのライ角と球筋の関係性について語っていらっしゃいました。

ドライバーもフェードボールが打ちたいという場合は、あまりにも極端にアップライトな(ライ角が大きい)ドライバーは避けた方がいいかも知れません。

ただし、ライ角が標準的なドライバーをお持ちの場合、それよりもライ角をフラット(小さく)するとつかまりが悪くなることもあります。

いずれにしても購入前にできれば、試打してみるのがおすすめです。

3)重心の位置と重心距離

先程もご紹介した図ですが・・・

もし、今、お使いのドライバーの重心距離が短い・・・という場合は、重心距離がそれよりも少し長めのドライバー、例えば、洋梨型ヘッドのドライバーを試してみてもいいかも知れません。

洋梨型ヘッドのドライバーは重心距離が長く、ヘッドが返り難い傾向があります。

ですので、ドライバーでも思ったようなフェードボールが打ちたいという方、逆球のフックボールは避けたいという場合は、洋梨型ヘッドのドライバーを試してみる価値はあるかと思います。

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