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ゴルフクラブの選び方

よくわかる!ドライバーの選び方。5つのステップで選ぼう!

「さぁ、ドライバーを買おう!」

そう思ってゴルフショップに行ってみたけど、色々あり過ぎて「どれを選んでいいかわからない」と思った方もいらっしゃるかも知れません。

売り場に並んでいるドライバーを人に例えると、実はみんなちょっとづつ性格が違っていて、それぞれ得意なこと、不得意なことがあります。

例えば、多少ミスヒットしてもボールを真っすぐに飛ばすのが得意なドライバーも、ヘッドを細かく操作することに関しては不得意だったりします。

だから、ある人には最高のドライバーも、別の人にとっては相性の悪いドライバーになってしまうこともあります。

ですので、大事なのは自分と相性のいい性格を持ったドライバーを見つけることだと思います。

今回は、そんな自分に合うドライバーの選び方をステップ・バイ・ステップでご紹介してゆきたいと思います。

目次

1)ドライバーヘッドの形を選ぼう

まず、最初にドライバーのヘッドの形を選んでゆきましょう。

ゴルフショップに並んでいるドライバーは、パッと見た感じだと何だかみんな似たような形をしています。

ただ、よく見てみるとメーカーやブランドによってその形がちょっとづつ違っていることがわかります。

このヘッドの形の違いによって、例えば、ボールが上がりやすくなったり、スライスが出にくくなったりといった違いが生まれてきます。

ですので、ヘッドの形はドライバーを選ぶ際にはとても大事なポイントになります。

さて、ヘッドの形を選ぶ際ですが、4つの簡単なチェックポイントがあります。

①ヘッドを上から見た形

ドライバーのヘッドを上から見ると、そのドライバーにどんな特徴があるのかがわかります。

横に長く平べったい形

ヘッドを上から見た時、上の写真のように横に長く平べったい形、ヘッド後方部分が大きく膨らんでいる形をしたドライバーにはこんな特徴があります。

簡単に言うと、このタイプのドライバーはボールが上がりやすく、また、スライスしにくいように工夫されたドライバーになります。

この形はこんな人におすすめです:

横に短い洋梨の形

ヘッドを上から見た時、上の写真のように横幅が短く、洋梨のような形をしたドライバーにはこんな特徴があります。

簡単に言うと、このタイプのドライバーは、高さを抑えて強い弾道のショットが打てるように工夫されたドライバーになります。

この形はこんな人におすすめです:

中間の形

先ほどの2つの中間の形のヘッドの場合は、機能もその中間ということになります。

上記の2つのような強い個性や特徴はないけれど、何でもこなしてくれるバランスの取れたドライバーということになるでしょうか。

例えば、こんな人には中間の形がおすすめかも知れません。

②フェースの厚み

ドライバーを上から見た後は、フェースの厚みを確認しましょう。

よくゴルフ雑誌などで「シャローフェース」とか「ディープフェース」という言葉を目にしたりします。

これはフェースの厚みのことを言っています。

フェースが上下に薄いものを①シャローフェース、厚みのあるものを②ディープフェースと言います。

このシャローフェースとディープフェースでは、その性格、特徴もガラっと変わってきます。

シャローフェース

フェース上下の距離が短いものをシャローフェースと言います。

このシャローフェースにはこんな特徴があります。

シャローフェースはこんな人におすすめです。

ディープフェース

一方、フェース上下の距離が長く、分厚い形をしたものをディープフェースと言います。

このディープフェースにはこんな特徴があります。

フェースが分厚いものは、シャローフェースに比べて弾道の高さを抑えることができるので、ショットの高さを抑えたい人にはこちらのタイプがおすすめです。

ただ、ディープフェースの場合、弾道は基本的には低くなるのですが、フェースが分厚いため、重心よりも上に広いスペースができます。

このスペースのことを有効打点、もしくは有効打点エリアなどと言います。

この有効打点エリアでボールを打つと、打ち出し角が高くなり、尚且つバックスピン量も減ります。

飛距離を最大にするには、バックスピン量をある程度抑えながら、打ち出し角を高くすることが大切なポイントになってくるのですが、そういう意味でもディープフェースは有利になります。

ただ、一般的には、ディープフェースの方が難しいと感じる方が多く、初心者の人向きではないかも知れません。

少しまとめると、ディープフェースはこんな人におすすめです。

中間の厚み

シャローフェースとディープフェースを見てきましたが、全部のドライバーがこのどちらかに当てはまるわけではなく、中にはこの中間の厚みのモデル、または、シャローフェース気味、ディープフェース気味のものもあります。

こういった中間の厚みのモデルについては、 こんな形で選ぶといいかも知れません。

③フェースの向き

フェースの向きもできたら確認してみるといいかも知れません。

ドライバーの場合、アドレスした際にフェースがターゲットを向く「スクエアフェース」だけではなく、最初から若干左を向いている(閉じている)「フックフェース」と呼ばれるものや反対に右を向いている(開いている)「オープンフェース」があります。

「え?フェースってターゲットを向いているんじゃないの?」

ということなのですが、下の写真のようにあえて、左を向くように設計された「フックフェース」のドライバーもあります。

ドライバーは最もフェースが開きやすいクラブであることに加えて、ヘッドが大型化したことにより、さらにフェースが開きやすくなったため、そういった欠点をカバーするために、上の写真のようにあらかじめフェースが若干左を向くように設計されたモデルもあります。

ちなみにフェースの向きですが、「フェース角」「フェースアングル」などと呼ばれていますので、ゴルフショップで確認する場合はその項目(スペック)を見るといいかも知れません。

ただし、フェース角については記載していないメーカーもあるので、もし、わからなければ、フェースの向きについてはスキップしていただいても結構です。(ただ、本気でこだわりたい方は、メーカーなどに問い合わせるなど、確認していただくといいかも知れません)

フェース角について少しまとめると・・

スクエアフェース

フックフェース(フェースが左を向いているもの)

※フックフェースのドライバーに関しては、打ち方は基本的に一緒なのですが、構え方が変わってきます。詳しくはフックフェースのドライバーの構え方、打ち方を参考にしていただければ幸いです。

オープンフェース(フェースが右を向いているもの)

④大型ヘッド vs 小型ヘッド

最後にヘッドそのものの大きさを確認します。

ドライバーヘッドにも大型ヘッドもあれば、小ぶりなヘッドもあります。

大型ヘッドの特徴

大型ヘッドの利点は、ミスに強くなること。

そのため、多少芯を外しても案外よく飛んでくれます。また、もう1つの利点は、ヘッドが大きくなることで構えた時にボールに当たるという安心感が得られることです。

一方、大型ヘッドの欠点は、重心距離が長くなることでフェースが開きやすくなる点、振り遅れやすくなる点です。

重心距離についてはドライバーの重心距離、重心の高さ、重心深度についてのまとめにて詳しくご紹介していますので、興味のある方はそちらを参照いただければ幸いです。

小型ヘッドの特徴

小型ヘッドは先ほどの大型ヘッドとは反対で、利点としては、ヘッドの操作性が上がること、フェースの開閉がしやすくなることです。

一方、欠点は、ミスに弱いこと、(これは人によりますが)大型ヘッドのように構えた時の安心感が得られない点になります。

どちらがおすすめか?

現状ですと、なかなか小型ヘッドのドライバーというのがないのが実情で、新品を購入する場合、現在のルール上限の460ccの大型ヘッドか、それよりやや小さめかという選択肢になるのかなと思います。

または、(現在は大型ヘッドが主流のため)自分が求めている機能のドライバーを探していったら、大型ヘッドしか選択肢がなかったということもあり得ると思います。

そのような場合、大型ヘッドを選ぶ場合、もしくは、大型ヘッドしか選択肢がないような場合は、先ほどの大型ヘッドの欠点、フェースが開きやすいという点を十分に補ってくれる機能・特徴※を持ったドライバーを選ぶといいかも知れません。

※ここまでご紹介してきたような、①大きく平べったい形をした(ヘッド後方部分が後ろに大きく膨らんでいる)ドライバー、②フックフェース、③ライ角の大きいドライバー(後ほどご紹介します)など

さて、ここまでドライバーヘッドの形の選び方として

①ヘッドを上から見た形
②フェースの厚み
③フェースの向き
④大型ヘッド vs 小型ヘッド

の4つのポイントについて見てきました。

最後に、ヘッドを選ぶ際に大事なポイントがもう1つあって、それは何かというと、構えた時の感覚です。

構えた時に安心感があると感じたり、この顔(ヘッド)いいなと思ったり、この色がいいなとか・・そういった感覚的なことも大事だと思います。

特にゴルフの場合は、心理的な要素も大きく関わってくるスポーツですから、理由はわからないけど、何となく好きとか、安心感がある・・といった感覚は場合によってはスペック以上に大事だと思います。

2)ロフト角を選ぼう

ヘッドの形を選んだら、次はロフト角を選んでいきましょう。

ロフト角とは下の図で示す角度のことになります。

ロフト角は大きくなるほど、ボールは高く上がりやすく、少なくなるほど、弾道は低くなります。

アイアンなどの場合、ロフト角が少なくなるほど飛距離が出ますから、ドライバーもロフト角が少ない方が飛ぶのではと思ってしまいますが、実はそうとは限りません。

ロフト角が自分にとって少なすぎるドライバーだと、弾道が低くなり過ぎてかえって飛ばなくなることもあります。

ですので、大事なのは自分にとって最適な高さのショットを打てるロフト角を選ぶということになります。

じゃあ、どの角度がいいのか?というと、

また、持ち球によってもロフト角選びは変わってきます

例えば、ドローボールが持ち球の人はロフト角は多め、フェードボールが持ち球の人はロフト角は少なめでも良いと思います。

ただ、例えば、普段スライスばかり出るという人の場合、ボールが上がるからとロフト角が少ないものを選びたくなることもあるかも知れませんが、もし、スライスを直してストレートボールやドローボールを打とうと思った際にロフト角が少なすぎて飛ばない・・ということもあります。

ですので、そういった点も考慮していただいてもいいかも知れません。

また、ドライバーのボールの上がりやすさはティーアップの方法ティーアップの高さにも大きく影響されますのでそういった点も注意してみてください。

同じロフト角なのに、実際は違う角度だった?

2本のドライバー。

同じロフト角で他も似たようなスペックなのに実際に打ってみたら、片方のドライバーは高い弾道で、もう片方は低い弾道だった・・なんてこともあります。

何でこんなことが起こるかというと、その理由の1つは、ドライバーの場合、表示されているロフト角が実際のロフト角とは違う場合があるためです。

ロフトの計測方法は実は2通りあって、1つは「オリジナルロフト」もしくは「表示ロフト」と呼ばれるもの。

オリジナルロフトは、下の図で示す角度になります。

もう1つは、「リアルロフト」と呼ばれるもので、こちらは下の図のようにドライバーのソール(底)ではなく、シャフトを中心とした角度になります。

リアルとある通り、本当のロフト、実際のロフト角は「リアルロフト」を見るとわかります。

ですので、ロフト角を選ぶ際にもし、余裕があれば、スペックに記載されているロフト角がオリジナルロフトなのか、リアルロフトなのかを確認してみるといいかも知れません。

ちなみに、先ほど書かせていただいたロフト角の目安はすべてリアルロフトになります。

もし記載されいているのがオリジナルロフトだった場合、実際のロフト角はそれよりももう少し大きい・・ということもあり得ます。

詳しくは、リアルロフトとオリジナルロフト、表示ロフトの違いにてご紹介していますので、よかったらそちらをご覧ください。

3)シャフトの長さと硬さを選ぼう

ドライバーを選ぶ際にどうしても外せないポイントが3つあるのですが、そのうちの2つはここまでご紹介してきました。

そして、3つ目が「シャフト」、具体的にはシャフトの①長さと②硬さになります。

①シャフトの長さ

まずはシャフトの長さから選んでゆきたいと思います。

現在、市販されているドライバーのシャフトの長さは、短いものは43インチ台のものから長いものは47インチ以上のものまであります。

平均的な長さは、45インチ~46インチ程度。

シャフトの長さですが、長くなるほど:

メリット:ヘッドスピードが上がる
デメリット:ボールが曲がりやすくなる

一方、短くなるほど:

メリット:ボールが曲がり難くなる
デメリット:ヘッドスピードが落ちる

といったメリット・デメリットがあります。

単純にシャフトを長くすれば、ヘッドスピードも上がりますので、飛ばしたいと思った場合はシャフトが長いものを選んだ方が有利になります。

ただ、短い方がシャープに振れてむしろ飛ぶという考え方もあります。

シャフトが短くなることで、ミート率が上がり、また、左右に曲がるミスを抑えることもできて、かえって飛ぶということもあるかも知れません。

ただ、もし同じ条件であれば、シャフトが長い方が確実に飛びます。

勿論、ヘッドスピードが上がればそれだけボールも曲がりやすくなりますので、最終的には何を重要視するかということがシャフトの長さを選ぶ上では大切になってくると思います。

また、一般的には、長めのシャフトはスイングのテンポがゆったりとした人と相性がよく、短めのシャフトはスイングのテンポが速い人と相性がいいと思います。

もし、迷った場合ですが、大型ヘッドの場合は45インチ~46インチ程度がおすすめかなと思います。(女性やシニアの方はそれよりも1インチ程度短いものがおすすめ)

以前の小ぶりなヘッドに慣れている方の場合は、46インチなんてとんでもない!と思われるかも知れませんが・・ただ、ヘッドが大型化しているために、実際はそれほど長さを感じずに振れるのではないかなと思います。

勿論、長尺、短尺ドライバーにもそれぞれメリットがありますので、自分のスイングやドライバーに求めているものに合わせて選んでみてもいいかも知れません。

②シャフトの硬さ

次にシャフトの硬さです。

シャフトの硬さにも、色々ありますが、基本的なルールとしては、ヘッドスピードが43m/s未満の方はRシャフト。それ以上ならSシャフトがおすすめです

女性の場合は、ヘッドスピードが33m/s未満の方は、Lシャフト。それ以上なら、A(LとRの中間の硬さ)。男性アマチュア並みに飛ぶ方は、Rシャフトでもいいかも知れません。

もし自分のヘッドスピードがわからない場合や、まだゴルフを始めたばかりの方、これからゴルフを始める方であれば、男性の場合は、基本的にはRシャフト。他のスポーツなどをやっていた経験があって、特に力のある人の場合は、Sシャフトでもいいと思います。

女性の場合は、基本的にはLシャフトでいいと思います。ただ、特に力の強い人の場合は最初からAシャフトを選んでみてもいいかも知れません。

シャフトの硬さや重さについてはシャフトの硬さ(フレックス)と重さの選び方にてより詳しくご紹介しておりますので、よろしかったらそちらも参考になさってください。

 * * *

さて、ここまで、1)ドライバーの形、2)ロフト角、3)シャフトの長さと硬さについて見てきました。

もし、そんなに詳しいドライバーの選び方の説明は必要ないという方の場合は、基本的にはこの3つでドライバーを選んでいただいても大丈夫です。

また記事の最後におすすめのメーカーや売れ筋についてご紹介していますので、そこまでスキップしていただいても結構です。

ページ下のドライバーの売れ筋ランキングまでスキップする

ただ、せっかく高い買い物をするのだから、しっかり選びたいという方の場合はぜひ読み進めてみてください。

4)ライ角

さて、次にドライバーのライ角についてです。

ライ角とは下記の図で示す角度のことを言います。
ライ角もドライバーを選ぶ際の1つのポイントとなります。

アイアンではライ角がとても重要だと言われますが(アイアンのライ角について)、ドライバーはティーアップしたボールを打つので(インパクトの瞬間にソールが地面に着くアイアンと違って)ライ角はあまり関係ないと指摘されることもあります。

ただ、ゴルフクラブメーカー、フォーティーンの創設者でクラブデザイナーの竹林隆光さんは自身の著書、「クラブ選び ベストチョイス」の中でスライスを直したいのであれば、ドライバーのライ角はフラットなものではなく、アップライトなものをチョイスした方がいいと語っていらっしゃいます。

ここで言うフラット、アップライトですが、フラットとはライ角の数値が小さいもの、アップライトとはライ角の数値が大きいもののことを指します。

実際に、ライ角以外は似たようなスペックのドライバーを打ち比べてみると、ライ角が大きいモデルの方がつかまりが良いと感じると思います。

ですので、スライスを改善したいと思われている方であれば、アップライトなドライバーがおすすめです。

じゃあ、具体的にライ角は何度がいいのか?ということですが、これはシャフトの長さやその人の身長や手足の長さなどによっても変わってきます。

ただ例えば、買いたいと思っているドライバーの候補が2本あった場合(他のスペックが似通っている場合)、下記のような人はライ角の数値が大きい方を選ぶといいかも知れません。

ちなみに、フックボールを改善したい場合ですが、この場合は勿論ライ角に注目していただいてもいいのですが、どちらかというと、先ほどご紹介したフェース角であったり(フックフェースを選ばない)、ヘッドの形などでドライバーを選んだ方が効果を実感できるのではないかなと思います。

同じライ角でシャフトの長さが違う場合

中には、同じライ角だけど、シャフトの長さが違うというケースもあるかも知れません。

この場合ですが、同じライ角でも、シャフトが長い方が構えた際にアップライトなドライバーを持っているのと一緒の形になり、ボールはつかまりやすくなります。

ですので、例えば、2本の候補があって、ライ角は一緒、他のスペックもほぼ一緒で、シャフトの長さだけが違うような場合、(極端に長さが違うような場合は別にして)先ほど挙げさせていただいた人(下記のような人)はシャフトが長い方を選んでみるといいかも知れません。

5)重さ

クラブの重量、ヘッドの重量というのはインパクトでボールに与える衝撃の大きさに深く関係してきます。

ボールにより大きなエネルギーを伝えるには、クラブ、ヘッドが重い方が有利です

ですので、ドライバーも重い方が有利ということになりますが、重すぎると振れなくなってヘッドスピードが落ちてしまいます。

ですので、結果的には重すぎるドライバーも飛ばないクラブということになります。

また、クラブが重すぎる場合は、ダウンスイングで手首のコックがほどけやすいため、インパクト手前でヘッドスピードが最速になることが多く、反対に軽すぎる場合はコックがほどけるタイミングが遅くなり、フォロースルーでヘッドスピードが最速になる傾向があります。

そういう風に考えてゆくと重すぎてもいけない、軽すぎてもいけないということになります。

一番いいのは、自分が振り切れる範囲で少し重いかなと思う程度のドライバーを選ぶことだと思います。

それが自分にとって一番飛距離が出る重さの目安になると思います。

また、当サイトでは、「軽いドライバーは飛ばない」は本当?軽いドライバーのデメリット・弊害とは?という記事もご紹介していますので、そちらもよろしければ参考になさってください。

その他のチェックポイント

ここからは、ここまで記載してきた以外のポイントについて少しご紹介したいと思います。

試打して買った方がいいか?

はい。できるだけ試打して買った方がいいです。

ゴルフショップ内の試打コーナーで試打するのもいいですし、一番おすすめなのは、試打クラブをレンタルすること。ネットでクラブステーションというサイトがあるのですが、個人的にも利用しているサイトで使い勝手もいいです。

ただ、何かしらの事情があって試打できない場合は、上記でご紹介したようなポイント、スペックを確認した上で購入したり、中古クラブの場合、例えば、何日以内なら(何%か支払って)返品できるところもあるので、そういったサービスを利用してみてもいいかも知れません。

弾道調節機能は必要か?

「カチャカチャ」なんて言われますが、ロフト角やライ角、重心などの調節機能が付いたドライバーもあります。

この調節機能ですが、メーカーや製品によっても調節できることとできないことが違いますが、調節機能で変更できる点としては主に、

の4つが挙げられます。

ここでは詳しい説明は省きますが、例えば、ボールの弾道が低いと思ったらロフト角を増やしたり、重心位置を深くすることができますし、スライスが出ていると思った場合は、フェース角をフックにして、ライ角をアップライト、重心距離を短く・・・なんていう風に調節できるわけで、とても便利な機能です。

ただ、なくてはならないかと言われると、なくても問題はないと思います

調整機能はあくまでも微調整ができるという意味で、例えば、スライスをドローボールに変えることができるかといったら、それはあまり期待できないかも知れません。

個人的にはなくても問題はないとは思いますが、あったら便利な機能かなとは思います。

おすすめのメーカー&売れ筋

時々、「おすすめのメーカーやモデルはありますか?」と聞いていただくことがあります。

ここまでご紹介してきたように、その人によってもおすすめのドライバーはガラっと変わってくると思います。

ですので、このメーカーがおすすめです、このモデルがおすすめですとピンポイントでお答えすることはできないのですが、ただ、個人的にいくつかおすすめのメーカーをピックアップしてみると、こんな感じになります。(50音順)

キャロウェイゴルフ・・・革新的な技術で、打ちやすいクラブを作るメーカーさんというイメージです。初心者の人にもいいかも知れません。

タイトリスト・・・職人さんが作るクラブというイメージですね。中・上級者好みのクラブを作ってくれるメーカーさんですが、初心者向けのモデルを発売することもあります。

ダンロップ・・・「ゼクシオ」シリーズはアマチュアに根強い人気があります。操作性よりも打ちやすさを求めている人にはおすすめのブランドかなと思います。

テーラーメイド・・・タイトリストとはまた違ったこだわりのあるメーカー。プロにも人気がありますが、アマチュアにも優しいクラブも作っています。

ピン・・・パターでも有名ですが、優れたメーカーだと思います。ドライバーも時々ヒット作を出します。

フォーティーン・・・日本のメーカーさんですが、技術力を生かしていい製品を作るなぁというイメージがあります。見た目にもシンプルで美しいモデルが多いです。

ヤマハ・・・「インプレス」シリーズはやさしいクラブとして人気があります。

また、これ以外にもブリヂストン、プロギア、ミズノ、ヨネックスなどもいいメーカー(ブランド)だと思います。

ただ、ここまで書いておいて変な話ですが、個人的にはあまりメーカーにはこだわらない方がいいのかも知れないなと、思っています。(ただし、無名ブランドは避けた方がいいと思います)

同じメーカーのドライバーでも製品によってはその性格がガラッと変わっている場合もありますので。

売れ筋ランキング

下記はドライバーの売れ筋ランキングになります。

もっとも、ここまで見てきたように、売れているから自分に合うドライバーとは限りません。ただ、今回ご紹介したようなポイントをチェックしながら、今人気のあるモデルを確認してみるのもいいかも知れません。

ドライバーの売れ筋ランキング

是非、ご自分に合った良いドライバーを見つけてください。

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