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「軽いドライバーは飛ばない」は本当?軽いドライバーのデメリット・弊害とは?

こんにちは。ゴルフ総研の森です。

今回は、「軽いドライバーは飛ばない」は本当か?ということについて解説していきたいと思います。

また、軽いドライバーのデメリットや弊害についてもお伝えしていきたいと思います。

尚、クラブが自分にとって軽すぎるとどうなるか?ということについては以下でお伝えしていますので、よかったら参考になさってください。

ドライバー、アイアンが軽すぎるとどうなる?軽すぎるクラブの6つの問題点

「軽いドライバーは飛ばない」は本当か?

「軽いドライバーは飛ばない」は本当か?

ということですが、これは結論からお伝えすると、2つのケースがあります。

1つは、ヘッドスピードが上がることで飛距離が伸びるケース。

もう1つは、ヘッドスピードは上がったけど飛距離は落ちるケースです。

1つ目の飛距離が伸びるケースですが、これまで自分にとって重すぎるドライバーを使っていた場合は、今よりも軽いドライバーに買い替えることでヘッドスピードが上がり、その結果飛距離が伸びることがあります。

ですので、この場合は軽いドライバーを試してみる価値はあると思います。

2つ目の飛距離が落ちるケースですが、現在のドライバーの重さが自分にとって適正な重さである場合や既に軽量ドライバーを使っている場合、さらに軽いドライバーに買い替えても飛距離は伸びず、むしろ、飛距離を落としてしまうことがよくあります。

ですので、軽いドライバーは飛ばないというのは本当か?という今回のテーマですが、その軽さが自分に合っている場合はむしろ飛ぶようになりますが、自分にとって軽すぎるドライバーにしてしまうとヘッドスピードは上がっても飛ばなくなる、ということになります。

でも、何故、軽すぎるドライバーだと飛ばないのか?ということですが、軽いドライバーのデメリット・弊害も含めて、次にその理由をご紹介したいと思います。

軽すぎるドライバーだと飛ばない3つの理由

さて、何故軽すぎるドライバーだと飛ばないのか?

ということですが、軽すぎるドライバーだと飛ばない理由が3つあります。

①ヘッドの重量

1つ目の理由が、飛距離という意味ではヘッドが重い方が有利だからです。

軽いドライバーを作ろうと思った場合、大胆に軽量化するにはどうしてもヘッドの軽量化が必要になってきます。

ただ、ヘッドの重量はインパクトでボールに与える衝撃の大きさに深く関係してきます。

ボールにより大きなエネルギーを伝えるには、ヘッドが重い方が有利なんですね。

軽量ドライバーの中でも、例えば5グラムとか10グラムといったわずかな差の場合はあまり深く考えなくてもいいと思います。

ただ、これが50グラムを超えるような軽量化を施されたドライバーになってくると、ボールに伝えられるエネルギーも減少してしまいます。

クラブを軽量化すると振りやすくなって、ヘッドスピードは確かにアップするのですが、軽くし過ぎてしまうと飛距離が落ちてしまうんですね。

ですので、軽ければいいというわけではなくて、大切なのは自分にちょうどよい重さのクラブを選ぶということです。

ちなみに、自分にちょうどいい重さってどの位か?ということですが、これについてはこの記事の最後でお伝えします。

②トップの大きさ

軽すぎるドライバーが飛ばない2つ目の理由がトップが浅くなるから、または体の回転が浅くなるからです。

軽すぎるドライバーの場合、トップが浅くなる傾向があります。
また、軽すぎるクラブだと体の回転が浅くなるケースもあります。

意外にも、クラブの重さはスイングの深さにも関係していて、クラブにある程度の重量があると体がその重さに引っ張られて回転しやすくなったり、またはそのクラブの重さでトップ(の位置)が深くなるんですね

クラブが軽すぎるとそういった力が働かずに、トップが浅くなったり、または体の回転が浅くなってしまうことがあります。

そして、その結果、飛距離を失ってしまうこともあります。

③最大ヘッドスピード

軽すぎるドライバーが飛ばない3つ目の理由が、最大ヘッドスピードがインパクトの後になってしまうからです。

日本のクラブメーカー「フォーティーン」の創設者でクラブデザイナーだった竹林隆光さんは自身の著書の中で、軽すぎるクラブだとインパクト後に最大ヘッドスピードを迎えやすいと語っています。

これも軽すぎるドライバーが飛ばない理由の一つです。

また、竹林さんは軽量ドライバーでヘッドスピードが上がってもそれは一時的なもので、ゴルファーは次第にその重さに慣れてしまい、軽量化の効果はすぐに薄れてくると語っています。

竹林さんは軽すぎるクラブではヘッドスピードが上がることはあっても、飛距離アップまでは期待できないと指摘されています。

ちょうどよい重さとはどの位か?

では、どの位の重さがちょうどいいのか?

ということですが、これはドライバー、アイアンが軽すぎるとどうなる?軽すぎるクラブの6つの問題点でもご紹介しましたが、自分に合ったクラブの重さの基準は「振り切れる範囲で少し重いかなと感じる程度」がベストです。

ですので、もし簡単に振り切れるけれど、重さを感じない場合は、そのクラブは軽すぎる可能性があります。

反対に重さは十分に感じるけど、振り切れないほどの重さであれば、それは重すぎるということになります。

ということで、今回は「軽いドライバーは飛ばない」は本当か?ということについて、また、軽いドライバーのデメリット・弊害について色々と見てきました。

最後までお読みいただいて、ありがとうございました。

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