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ゴルフクラブの選び方

スチールシャフトの寿命について

今回はスチールシャフトの寿命について書かせていただきたいと思います。

長年、同じアイアンを愛用されている方もいらっしゃると思います。

僕自身もアイアンはもう同じモデルを10年以上使っておりまして、勿論新しいモデルも多く試打してきたのですが・・・慣れ親しんだ今のアイアンがなかなか手放せないでいます。

シャフトはスチールシャフトを使っておりまして、これまでに練習で何本もシャフトを折りました。

スチールシャフトは金属で出来ていますので、当然劣化しますし、錆びてゆきます。

シャフトのへたり・・・などと言われることもありますが、同じシャフトをずっと使っている間にシャフトが劣化して、やわらかくなるというか・・・とは言ってもそれを使っていて実感するかどうかというと・・・微妙なところかも知れません。

ただ、同じクラブの新品と比較することができるなら・・わかるかも知れない・・・というレベルかと思います。

また、スチールシャフトも軽量スチールシャフトに関してはシャフトのへたりがそうでないスチールシャフトに比べて早く感じられるようになる可能性もあると思います。

それで寿命はどの位なのか・・?

さて・・・前置きが長くなりましたが、スチールシャフトの寿命ってどの位か・・・ということの答えですが、雑誌などでは10年と書かれていることもあります。

ただ、シャフトメーカーでも「一概に何年とお答えするのは難しいこと」(トゥルーテンパー Q&A)とのこと。

僕は個人的にはスチールシャフトは、折れた時が寿命と考えてよいのではないかなと思います。

ただ、これはトゥルーテンパー(シャフトのメーカー)の方もおっしゃっていますが、スチールシャフトというのは表面に加工(メッキ加工)が施されているので、表面が錆びてくる・・・ということは滅多にないと思います。

錆びてくるのは内側なのですが、表面に錆びなどが出ている場合は、それは内側が相当錆びている可能性があるので、その場合はシャフトを交換(リシャフト)された方がいいのかなと・・思います。

また、内側が錆びないようにすることがスチールシャフトの寿命を延ばすことになりますので・・・例えば、雨の日にプレーした後はクラブをよく乾かしたり、また、湿気が多い場所に保管しないことも、寿命を延ばすことにつながると思います。

また、スチールシャフトだけではなく、カーボンシャフトもスチールシャフトほどではないにしても・・・劣化はしてゆくもので、長年使っているうちに購入当初の性質とは違ってくることもあるかも・・知れません。

基本的にはスチールシャフトと同じで僕は折れるまで使えるとは思っていますが、ただ、そのシャフトの性能(性質)というのは使ってゆくうちに微妙に変わってくることはあると思います。

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