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ストロングロフトのアイアンは難しいって本当?【ストロングロフトが打てない理由】

こんにちは。ゴルフ総研の森です。

前回、ストロングロフト(のアイアン)とは?利点と欠点もでは、ストロングロフトのアイアンの特徴やメリット、デメリットについてご紹介しました。

ところで、ストロングロフトのアイアンに買い替えて打ってみたけれど、うまく打てない、もしくは以前使っていたアイアンよりも打つのが難しいと感じる人もいらっしゃいます。

今回は、その理由について、何故、ストロングロフトを難しいと感じるのか?ということについてわかりやすく解説していきたいと思います。

ストロングロフトとは?

まずはじめに、ストロングロフトとは何か?ということについて簡単にご紹介します。

ストロングロフトのアイアンとは、ロフトが立っているアイアンのことを言います。

例えば、あるメーカーで発売されていたアイアンセットの7番アイアンのロフト角は35度だったとします。

だけどある日、そのメーカーが新商品を発売します。そして、そのアイアンセットの7番アイアンのロフト角を30度にすることにしました。

このロフト角が30度のアイアンはストロングロフトのアイアンということになります。

何故、ストロングロフトのアイアンを難しいと感じるのか?

さて、何故ストロングロフトのアイアンを難しいと感じるのか?ということですが、これは簡単に言うとロフトが立っているからです。

どういうことか、簡単な例を出したいと思います。

タイトリストが発売した620MBアイアンというモデルがあるのですが、その7番アイアンのロフト角は35度です。

一方、プロギアが発売したegg PCアイアンというストロングロフトのモデルがあるのですが、その7番アイアンは25度です。

この25度というのは、実は上記のタイトリストのアイアンの4番アイアンに匹敵するロフト角なんですね

つまり、同じ7番アイアンなのに、プロギアのストロングロフトのモデルは、実質的には4番アイアン(のロフト角)なわけです。

4番アイアンですと、ロングアイアンの分類になりますが、これでは打つのが難しいわけですね。

もっとも、ストロングロフトのクラブ、特に先ほどのようにロフトが特に立っているクラブの場合は簡単に打てるように工夫されていたり、ボールが上がりやすいように設計されています。

ですので、4番アイアンのロフト角と言っても、以前のロングアイアンのような難しさは基本的にはないです。

ただ、それでも、一般的な7番アイアンと比べると、ストロングロフトの7番アイアンは打つのが難しいと感じたり、ボールが上がらないと感じる方もいらっしゃると思います。

そんな形で、ストロングロフトに買い替えた場合は、同じ7番アイアンなのにちょっと難しいと感じたり、同じ6番アイアンなのに何故か当たらないといったことが起きる場合があります。

それはロフトが立っているから、例えば、同じ7番アイアンだけれど、実質的には6番や5番、場合によっては4番アイアンを打っているようなものだから、ということがその理由になります。

ストロングロフトのメリットとデメリット

最後に、ストロングロフトのメリットとデメリットについて、まとめておきたいと思います。

ストロングロフトのメリット

ストロングロフトのメリットは、何と言っても飛距離が出ることです。

また、飛距離が落ちたと感じている人でもストロングロフトに買い替えることで以前の感覚(距離感)でプレーできるというのも大きなメリットかなと思います。

ストロングロフトのデメリット

ストロングロフトのデメリットは、ロフトが立っていることでボールが低く出やすいこと、特にミドルアイアン以上の番手では打つのが難しいと感じる場合があることです。

ピッチングウェッジとサンドウェッジの飛距離の差が大きくなるということですが、これについては、ストロングロフト(のアイアン)とは?利点と欠点もにて詳しく解説していますので、よかったらそちらをご覧ください。

ということで、今回は「ストロングロフトのアイアンは難しい」は本当か、ということについて色々と見てきました。

最後までお読みいただいて、ありがとうございました。

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