ゴルフスイング編

【ゴルフスイング】腰の回しすぎはダメは本当か？【バックスイングで腰はどの位回すのがいいか？】

こんにちは。ゴルフ総研の森です。

今回は、バックスイングでの腰の回転について、具体的には、

ということについてお話ししていきたいと思います。

腰はどの位回せばいいか？

最初に、腰はどの位回せばいいか？

ということですが、前回、ゴルフスイングでの肩と腰の回転の基本的な考え方のまとめの中でもお伝えした通り、バックスイングでは肩を90度、腰を45度回すということが一つの目安になります。

腰を回すコツやポイントについては上記の記事の中で詳しくお伝えしていますので、よかったらそちらも参照ください。

さて、腰は45度程度回すということですが、体が柔らかい方や構え方によってはそれよりも回転させていただいても問題はありません。

腰をより大きく回転させた方が肩もより深く回転させることができます。

先ほど、構え方によっては・・と書かせていただきましたが、両足のつま先、もしくは右足のつま先を大きく外側に開いて構えると腰も肩もより深く回転しやすくなります。

その場合、つま先を外側に多め（30度程度）に開いて構える場合は、腰は45度よりももう少し多めに回転させても構いません。

また、これは「腰を回さない」は正しいゴルフ理論か？【バックスイングで腰を回さないことで起こること】の中でも書かせていただいたのですが、ゴルフでは昔から腰の回転は抑えた方がいいという考え方、理論があります。

ただ、腰も肩もつながっています。

だから、腰の回転を抑えると、肩の回転も抑えることになるんですね。

すると、スイングが小さくなって、飛距離を失ってしまいます。

ですので、腰はむしろ回転させる意識でいいと思います。

腰を回してもいい理由については上記の記事にて詳しくお伝えしていますので、よかったらそちらもご覧ください。

次に、腰はどの位回すと回しすぎになるか？

ということについて見ていきたいと思います。

先ほど、腰は45度、肩は90度回すのが一つの目安とお伝えしました。

ただ、回るのであれば腰を45度以上回していただいても結構です。

ただし、2つの条件があります。

1つ目が、バックスイングのトップで右ひざが伸びきらないこと、適度に曲がった状態を保てていることです。

というのも、右ひざが伸び切ってしまうと、腰をいくら回しても、体重移動がうまくいかなくなり、多くの場合は、バックスイングのトップで左足に体重が残るのですが、この形になると、腰をいくら回しても、飛距離はむしろ落ちます。

言い換えると、バックスイングのトップまで、右ひざが適度に曲がった状態を保てているのであれば、腰は回せるだけ回していただいて結構です。

2つ目が、右ひざが右に大きく動かないことです。

バックスイングでは、右ひざが多少右に動くのが自然で、数センチから5センチ程度であれば、右ひざは右に動いても大丈夫です。

以前、ある方が、プロがスイング中に右ひざをどの位動かしているかを調査したところ、スイング中に右ひざが

という結果になったそうですが、プロでもそんな風にして右ひざは動くのが自然です。

ですので、右ひざを全く動かさないようにしていただく必要はありません。

ただ、右ひざが先ほどお伝えした範囲よりも、大きく動いている場合は、動きすぎになります。

右ひざが右に大きく動くということは、体が右にスライドしてしまっているということなのですが、この形だと、先ほどのケースと一緒で、いくら腰や肩を回転させても、体重が左足に残りやすく、飛距離はむしろ落ちます。

この2つの条件を満たしている限り、腰は回るだけ回しても何も問題はありません。

むしろ、そうすることで、バックスイングが大きくなり、飛距離は伸びると思います。

ということで、今回は腰はどの位回せばいいか、腰はどの位回すと回しすぎになるかということについて見てきました。

最後までお読みいただいて、ありがとうございました。

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