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ゴルフスイング編

【ゴルフスイング】体重移動とスウェー(スエー)の6つの違いとは?

スウェー、もしくはスエーと言われたりしますが、スウェーに関してはこれまでその原因や直し方についてご紹介してきました。(スウェーに関する記事一覧

今回は、体重移動とスウェーの違いについて解説してゆきたいと思います。

目次

スウェーとは?

最初にスウェー(スエー)とは何か?ということについて簡単にご紹介したいと思います。

スウェーとは、バックスイングで体、もしくは腰が右にスライドする(流れる)ことを言います。

以前に、ゴルフスイングは回転運動、そんな風に表現させていただきましたが、バックスイングでは体を右に回転させながら、体重を右足に移動させてゆきます。(右利きの場合)

ダウンスイングでは、反対に左に体を回転させながら、体重を左足に移動させてゆきます。

これが一般的なゴルフスイングの流れですが、スウェーしている場合は、バックスイングで回転する代わりに体が右にスライドしてしまっていて、バックスイングでは反対に左に体をスライドさせる形になります。

後ほど詳しくご紹介しますが、このようなスイングをしていると体重移動がうまくできずに飛距離を失ったり、スライスやトップ、ダフリなど、ミスショットの原因になることもあります。

体重移動とスウェー(スエー)の6つの違い

体重移動とスウェーの違いですが、今回は6つ、挙げたいと思います。

※左利きの方は左右を逆にして考えていただければ幸いです

体重移動

①バックスイングで右足に体重を移動できている
②バックスイングで体を回転できている
③バックスイングで体は若干右に移動している
④バックスイングで体は伸び上がらない
⑤ダウンスイングで左足に体重を移動できている
⑥しっかりできていれば飛距離が出る、ミスが減る

スウェー(スエー)

①バックスイングで右足に体重を移動できていない
②バックスイングで体が回転していない
③バックスイングで体が大きく右にスライドしている
④バックスイングで体が伸び上がる傾向がある
⑤ダウンスイングで左足に十分体重を移動できていない
⑥飛距離が出ない、ミスが増える

少し詳しく見てゆきたいと思います。

①バックスイングでの体重移動

バックスイングで体重移動ができている場合は、右足に体重がしっかりと乗ります。

一方、スウェーしている場合は、バックスイングの途中までは右足に体重が乗るのですが、トップ付近に来ると背骨が目標方向に傾きやすく、それに伴って、体重が左足に戻ってしまいやすいです。

②バックスイングでの体の回転

バックスイングで体重移動がしっかりとできている人の多くは、体をしっかりと右に回転させることができています。

一方、スウェーしている人の多くは、体の回転が不十分です。

③バックスイングでの体の移動

バックスイングで体重移動がしっかりとできている人の場合、体は少しですが、右に移動します。これは体重を移動した証拠であって、それでOKです。

一方、スウェーしている人はバックスイングで体が大きく右にスライドしている、もしくは体が右に流れてしまっています。

④バックスイングでの体の伸び上がり

バックスイングでしっかりと体重移動ができていて、体も回転させることができている人は、スイングの途中で伸び上がることは殆どありません。

一方、スウェーしている人の中には、バックスイングやトップ付近で体が伸び上がってしまっている人もいます。

⑤ダウンスイングでの体重移動

バックスイングで体重移動がしっかりできていると、ダウンスイングで左足に体重を移動させるのが比較的、簡単になります。

一方、スウェーしている人の場合は、バックスイング、もしくはトップ付近で左足に体重が移動してしまっているため、ダウンスイングでは反対に右足に体重が移動してしまうこともあります。

これは本来とは真逆の動きになります。

⑥飛距離とミスショット

体重移動がしっかりできている人は飛距離も出ますし、ミスショットもスウェーをしている人に比べると格段に少なくなります。

一方で、スウェーをしている人の場合は、体重移動ができておらず、飛距離をロスしてしまうことが殆どです。

スイングの大きさというのは、回転の深さでもあるのですが、殆ど回転できていないスウェーの場合は、言ってみれば、小さなスイングで打っているようなものですので、飛距離は出ません。

また、スウェーをしている場合は、バックスイングで右に大きく体がスライドしてしまっているために、ダウンスイングでは今度は反対に左に体を戻す動きが必要になってきます。

この余計な動きがスイングの軌道を不安定にするので、トップやダフリなどのミスも多くなる傾向があります。

また、スウェーをすると、体が右に流れますが、このような形だと、スイングの軌道もアウトサイド・インになりやすく、スライスも出やすくなります。

ここまで体重移動とスウェーの違いについて見てきましたが、もし、スウェーをしている場合は、スウェーを直すことで飛距離が劇的に伸びたり、ミスショットが減ることも多いです。

スウェーしているかどうかを確認するには?

では、自分がスウェーしているかどうかを確認するにはどうしたらいいか?ということですが、ビデオカメラなどで撮影していただくとわかりやすいと思います。

また、もっと簡単な方法ですが、スイングのトップで一旦止まってみます。

その状態で自分の胸がどの方向を向いているかを確認してみます。

もし、自分の右側(目標と反対方向)を向いていればOKです。それは体を回転できている証拠になります。

ただ、もし、ほんの少ししか右を向いてなかったり、胸が正面を向いているような場合はスウェーをしている可能性が高いです。

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