【ゴルフ】バックスイング(テークバック)はゆっくりがいいか?サッと上げるのがいいか?
こんにちは。ゴルフ総研の森です。
前回、バックスイング(テークバック)でフェースが開く原因は「これ」ですではバックスイングでクラブフェースが開いてしまう原因とその直し方についてご紹介しました。
今回は、少し話が変わりますが、バックスイング(テークバック)はゆっくり上げる方がいいか?それともサっと上げる方がいいか?ということについて解説していきたいと思います。
バックスイング(テークバック)はゆっくりがいいか?サッとがいいか?
さて、バックスイング(もしくはテークバック)はゆっくり上げる方がいいか?それともサッと上げる方がいいか?
ということですが、これは結論からお伝えすると、ゆっくり上げる方が合っている人とサっと上げる方が合っている人がいます。
プロでも、ゆっくりテークバックする人もいますし、比較的サッと上げる人もいます。
じゃあ、今この記事をご覧になっている方の場合はどうか?どっちが自分に合っているか?
・・ということですが、どっちが自分に合っているかを考える場合は、ご自分のスイングのテンポで考えていただくといいと思います。
具体的には、
スイングのテンポがゆったりとした方 → バックスイングはゆっくり上げる
スイングのテンポが速い方 → バックスイングはサッと上げる
という形が合っている可能性があります。
ゆったりとしたテンポでスイングをする方はバックスイングはゆっくり上げる方が合っている可能性が高く、速いテンポでスイングをする方はバックスイングはサっと上げる方が合っている可能性があるということですね。
ちなみに、スイングのテンポはシャフトの硬さを選ぶ際にも重要になってきます。
スイングのテンポがゆっくりの方は自分のヘッドスピードに最適だと言われている硬さよりも若干柔らかめのシャフトの方が合っていることもあります。
反対にスイングのテンポが速い方は自分のヘッドスピードに最適だと言われている硬さか、それよりも若干硬めのシャフトの方が合っている可能性もあります。
これについては以下で詳しく解説しています。
シャフトの硬さ(フレックス)と重さの選び方をわかりやすく解説!
自分に合ったテンポを見つける2つの方法
ただ、中には自分のスイングのテンポがよくわからない方もいらっしゃるかも知れません。
または、自分に合ったテンポがよくわからない方もいらっしゃると思うんですね。
その場合ですが、自分に合ったテンポを探すには「連続素振り」をしていただくといいと思います。
連続素振りとは、素振りを連続で行うことです。
具体的にはいつものようにバックスイングをしてフィニッシュまで振り抜きます。そしたら、そのままクラブを戻していって、またバックスイングをしてフィニッシュまで振り抜く・・・ということを繰り返してみます。
5回程度素振りを繰り返してみてください。
こうやって何度も素振りをしてみると、自分に一番合ったテンポが見るかると思います。
無理なテンポで連続して振るのはすごく疲れますので、自然と自分に最適なテンポでスイングをするようになるからです。
ですので、もし、自分に最適なテンポがわからない方はこんな風にして、連続素振りを試してみてください。
連続素振りをする時は意図的に速いテンポにしてみたり、ゆっくりしたテンポにしてみるのもいいと思います。
また、連続素振りをする際はスイングのスピードを変えてみるのもいい方法です。
具体的には、スイングのスピードを10割、9割、8割、7割、6割、5割という風に変えてみてください。
10割が合っている方は少ないと思いますが、大体8割から6割程度が安定してスイングできるスピードだと思います。
過去に女子最強と言われた、アニカ・ソレンスタムは試合では6割のスピードでスイングしていましたが、彼女はそのスピードで全盛期にはドライバーを安定して260ヤード以上飛ばしていました。
どのスピードでもいいのですが、自分にとって最も安定してスイングできるスピードを見つけることが大事になってきます。
そのスピードで振った時のスイングのテンポが恐らくご自分にとって最適なテンポになると思います。
そして、そのテンポでバックスイングをしていただくと、ゆっくり上げるのがいいのか、それともサっと上げるのが(自分にとって)いいのかがわかるかと思います。
ということで、今回はバックスイング(テークバック)はゆっくり上げる方がいいか?それともサっと上げる方がいいか?ということについて色々と見てきました。
最後までお読みいただいて、ありがとうございました。
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