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ヘッドスピード別(33/36/38/40/42/45/47/49/51/54)飛距離の目安【ドライバーの理想的な飛距離】

こんにちは。ゴルフ総研の森です。

前回、ヘッドスピード別、ドライバーの飛距離の目安一覧。ヘッドスピードの割に飛ばない3つの原因もではヘッドスピード別のドライバーの飛距離の目安をご紹介しました。

ちなみに以下がその時にご紹介したデータになります。(※表はダンロップが発表したデータを参考に作成しています) 数値はトータルの飛距離と考えてください。(キャリーにランを加えた合計の飛距離)

今回はこれよりもさらに細かいヘッドスピード別のドライバーの飛距離の目安、具体的にはヘッドスピード33~54m/sまでのドライバーの理想的な飛距離の目安、データをご紹介したいと思います。

ヘッドスピード別のドライバーの理想的な飛距離の目安

以下のデータは、ゴルフ弾道用測定器の開発を手掛けるトラックマン社が発表したデータを元に当サイトにて作成したものになります。

表の見方ですが、ヘッドスピード別のドライバーの飛距離の目安を掲載しています。飛距離キャリーでランは含みません。

また、ヘッドスピードの隣に入射角の欄があり、「-5、0、5」という風に3つの数値が縦に並んでいます。これはそのヘッドスピードで、入射角がそれぞれ-5度、0度、5度だった場合はどの位飛ぶか・・という意味になります。

後ほど、この入射角についてもう少し詳しく解説します。

入射角・・・インパクトでヘッドがボールに対して、どの程度の角度で入ってきたかを示す数値
キャリー・・・打ったボールが地面に到達するまでの距離
ラン・・・ボールが地面に落ちてから止まるまでの距離

尚、この飛距離の目安ですが、各ヘッドスピード別に出すことのできる理想的な飛距離の目安と考えてください。簡単に言うと、完璧に打った場合はこの位の飛距離が出る可能性がある、ということになります。

ヘッドスピード別ドライバーの理想的な飛距離の目安(単位:ヤード)

データの詳しい見方と解説

ここで少しこのデータについて簡単に解説したいと思います。

ヘッドスピードの隣にある「入射角」ですが、入射角とは、インパクトでヘッドがボールに対して、どの程度の角度で入ってきたかを示す数値、角度のことを言います。

入射角の欄を見ていただくと、「-5、0、5」という風に3つの数値が縦に並んでいます。

この数値の意味ですが、マイナスの数値はヘッドがボールの上から入ってきていることを示しています。ゼロはヘッドがボールの真横から入ってきていること、プラスの数値はヘッドがボールの下から入ってきていることをそれぞれ示しています。

これは言い換えると、マイナス=ダウンブロー、ゼロ=レベルブロー、プラス=アッパーブローで打っているということになります。

それぞれのデータを見ていただくとわかりますが、一番飛距離が出るのが5度のアッパーブロー、次がレベルブロー、一番飛距離が出ないのが5度のダウンブローということになります。

ちなみにアッパーブローで打つ場合は3~5度程度のアッパーブローがおすすめです。それよりもアッパーに打とうとするとフェースが開きやすくなるなど、ミスが出やすくなります。

【ドライバーの打ち方】アッパーブローの角度はどの位がいいのか?プロはどうしているか?

また、飛距離だけを見ると、アッパーブローが一番有利ですが、ただ、レベルブローやダウンブローにもそれぞれメリットはあります。また、人によってはアッパーブローよりもレベルブローが合っている人もいます。

これについては以下で詳しく解説しています。

ドライバーをアッパーブロー、レベルブロー、ダウンブローで打つことのメリットとは?

また、先ほどもお伝えしましたが、飛距離はそれぞれのヘッドスピード別の理想的な飛距離だとお考え下さい。

簡単に言うと完璧なインパクトだった場合は、この位の飛距離が出る可能性があります・・ということになります。

ですので、例えば、フェースがインパクトで開いていたりした場合は、これよりも飛距離は落ちます。

そういう意味では、この飛距離を出す必要はありませんが(完璧に打たないと出ない数値なので)ただ、一つの目標として考えていただくのはいいかも知れません。

ドライバーやアイアンの飛距離についてはこんな記事も書いています。

ということで、今回はヘッドスピード別のドライバーの理想的な飛距離の目安についてお伝えしてきました。

最後までお読みいただいて、ありがとうございました。

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