【ゴルフクラブの基礎知識】スルーボアとは?スルーボアと非スルーボア(ノーマルボア)の違いについて
こんにちは。ゴルフ総研の森です。
前回、シャフトの硬さ(フレックス)と重さの選び方をわかりやすく解説!ではシャフトの硬さと重さの選び方についてご紹介しました。
今回は、また少し話が変わりますが「スルーボア」とは何か?スルーボアの特徴や非スルーボア(ノーマルボア)との違いについて簡単にわかりやすく解説したいと思います。
スルーボアとは?
「スルーボア」とは、下の写真のようにホーゼルがソールまで貫通している状態、形状のものを言います。
写真の赤い丸の部分を見ていただくと、シャフトの先端が見えるのがわかります。
一方、下の写真は非スルーボア(ノーマルボア)になります。
写真を見ていただくとわかりますが、シャフトの先端がヘッドの内部で止まっている(貫通はしていない)のがわかります。
スルーボアの特徴と非スルーボア(ノーマルボア)との違い
スルーボアの特徴、そして、スルーボアと非スルーボア(ノーマルボア)との違いですが、一番の違いはシャフトの硬さになります。
具体的には、スルーボアの場合は、同じシャフトを装着したとしても非スルーボアに比べるとシャフトが硬く感じるように仕上がります。
スルーボアの場合は、シャフトがヘッドを貫通する形になるわけですが、そうすることで先端の剛性が高まり、その分だけシャフトが硬く感じるんですね。
逆に言うと、スルーボアから非スルーボア(ノーマルボア)のドライバーに買い替えた場合、全く同じシャフトが装着されていたとしても、シャフトが、もしくはシャフトの先端側が柔らかく感じると思います。
そのため、スルーボアのクラブをリシャフトする場合は、非スルーボア(ノーマルボア)に比べてシャフトが硬く感じることを計算に入れておく必要があります。
ということで、今回はスルーボアとは何か?また、スルーボアと非スルーボア(ノーマルボア)の違いについて見てきました。
最後までお読みいただいて、ありがとうございました。
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