よくわかる!ドライバーのシャフトの硬さの選び方【一覧表で簡単にわかる!】
上記はドライバーのシャフトの硬さを選ぶ際の目安になります。表の見方については記事の中で解説します。
こんにちは。ゴルフ総研の森です。
前回、よくわかる!ドライバーの選び方。5つのステップで選ぼう!ではドライバーの簡単な選び方についてご紹介しました。
今回は、ドライバーのシャフトの硬さの選び方をできるだけわかりやすく解説していきたいと思います。
目次
シャフトの硬さの種類
まず最初にドライバーのシャフトの硬さの種類について簡単に解説します。
ゴルフクラブのシャフトの硬さは主に以下の6つがあります。
やわらかい順に、
①L(レディース)
②A(アベレージ)
③R(レギュラー)
④SR(スティッフレギュラー)
⑤S(スティッフ)
⑥X(エキストラ)
の6つになります。
この中では「L」が一番やわらかく、「X」が一番硬いシャフトになります。
ドライバーのシャフトの硬さの選び方【一覧表】
ではこの6つのうち、どれを選んだらいいか?
ということですが、以下の表が当サイトでおすすめしているシャフトの硬さの目安になります。
シャフトを選ぶ際は、上の表の
①ゴルファーのタイプ
②ヘッドスピード
③ドライバーの飛距離
を参考に選んでいただくといいと思います。
どういうことか、少し詳しく解説したいと思います。
①ゴルファーのタイプ
初心者の方や、ご自分のヘッドスピード、ドライバーの飛距離がわからない方は、ゴルファーのタイプを目安にしていただくといいと思います。
例えば、一般的な男性ゴルファーであれば、Rシャフトを選ぶ。
力のある男性(例えば、学生の頃にスポーツをやっていて他の学生よりも体力があった方など)はSシャフトを選ぶ。
一般的な女性ゴルファーであれば、Lシャフトを選ぶ。
といった形です。
初心者の方向けのシャフトの硬さの選び方については下記でも詳しくご紹介していますのでよかったら参考になさってください。
【わかりやすい】ゴルフ初心者のためのシャフトの硬さ(フレックス)の選び方
②ヘッドスピード
ご自分のヘッドスピードがわかる方は「ヘッドスピード」を一番の目安にしていただくといいと思います。
例えば、ヘッドスピードが40m/sの方はRシャフト。
ヘッドスピードが45m/sの方はSシャフト。
ヘッドスピードが30m/sの方はLシャフト。
といった形です。
③ドライバーの飛距離
ヘッドスピードはわからないけど、ご自分のドライバーの飛距離がわかる方は飛距離を参考にしていただくといいと思います。
ちなみにこの表に掲載しているドライバーの飛距離の目安は平均飛距離になります。
例えば、ドライバーの平均飛距離が200ヤード前後であればRシャフト。
240ヤード前後であればSシャフト。
150ヤード前後であればLシャフト。
といった形です。
この3つ、
①ゴルファーのタイプで選ぶ
②ヘッドスピードで選ぶ
③ドライバーの飛距離で選ぶ
ですが、基本的には初心者の方は①ゴルファーのタイプを参考に硬さを選んでみてください。
中級者以上の方は、②ヘッドスピード(もしヘッドスピードがわからない方は、③ドライバーの飛距離)を参考にしていただくといいかと思います。
中級者以上の方はスイングのテンポも考慮する
また、中級者以上の方の場合は、②ヘッドスピード、③ドライバーの飛距離に加えて、ご自分のスイングのテンポも考慮していただくのもおすすめです。
どういうことかと言うと、
スイングのテンポが速い方 → 硬めのシャフト
スイングのテンポがゆったりとした方 → やわらかめのシャフト
が一般的には向いていると言われています。
言い方を変えると、
コンパクトなスイングでシャープに振ってゆく人 → 硬めのシャフト
大きくゆったりとしたスイングをする人 → やわらかめのシャフト
が向いている可能性があります。
この硬めとか、やわらかめという表現ですが、先ほどご紹介した一覧表の硬さに対して、という意味になります。
ですので、例えば、ヘッドスピードが45m/sの方の場合は、先ほどの表で見ると、Sシャフトが合っているということになりますが、もし、スイングのテンポがゆったりした方であれば、Sではなくて、RやSRを選んだ方が合う可能性がある、ということになります。
シャフトの硬さの基準は実はメーカーによって違う
さて、ここまでシャフトの硬さの選び方について色々と見てきました。
ここで1つ、注意していただきたいことがあります。
それは何かと言うと、シャフトの硬さの基準というのは、実はメーカーによってバラバラである、ということです。
例えば、A社とB社ではSシャフトと言ってもその硬さが微妙に違う可能性があるんですね。
ですので、A社のSシャフトは自分にピッタリだったのに、B社のSシャフトは自分には少し硬すぎた・・といったことが起こる可能性があります。
そのため、特にいつもと違うメーカーのクラブやシャフトを購入する場合は、シャフトの硬さの表記だけに頼らずに、実際に振ってみる、打ってみるということが大事になります。
シャフトが硬いとどうなる?柔らかいとどうなる?
最後に、シャフトが自分にとって硬いとどうなるか?また、自分にとって柔らかいとどうなるか?ということについてご紹介したいと思います。
シャフトが自分にとって硬いと、こういったことが起こりやすくなります。
- ヘッドの軌道がアウトサイド・インになりやすい
- ボールが左右に飛ぶ
- 打ち出し角、弾道が低くなりやすい
- タイミングが取りにくくなる(ゆったりとしたタイミングの人)
- ヘッドを走らせようとして、力んでしまう
- 飛距離が落ちることも
シャフトが自分にとって柔らかいと、こういったことが起こりやすくなります。
- インサイドから振りやすくなる
- ボールが左右に飛ぶ
- 打ち出し角、弾道が高くなりやすい
- タイミングが取りにくくなる(スイングのテンポが速い人)
- タメを作りやすくなる
- 飛距離が伸びることも
こういったこともシャフトを選ぶ際には考慮していただくといいかも知れません。
この話の続きは下記にアップしていますので、よかったら参考になさってください。
【ドライバーのシャフト】硬いシャフト、柔らかいシャフトだとどうなる?
ということで、今回はドライバーのシャフトの硬さの選び方について色々と見てきました。
最後までお読みいただいて、ありがとうございました。
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↑僕も実践してみました。その上達法やゴルフ理論の感想について書いてみました。一度ご覧になってみてください。