【ゴルフ】ユーティリティの使い方。いつ使う?使いどころは?
こんにちは。ゴルフ総研の森です。
ユーティリティに関してはこれまで、
といったことについてご紹介してきました。
今回は、ユーティリティの使い方について、ユーティリティはいつ使うのか?どんな場面で使うのが効果的か?といったことについて、解説していきたいと思います。
ユーティリティの使い方、もしくは、ユーティリティを使う場面ですが、基本的にはロングアイアンの代わりに使う、もしくは、フェアウェイウッド(5番ウッドなど)とアイアン(6番、もしくは7番アイアン)の間の距離を打つ際に使います。
これは距離で言うと、大体140ヤード前後~170ヤード前後になると思います。
140~170ヤード前後という距離についてですが、下記はユーティリティの番手別、ロフト角別の飛距離の目安になります。
表の見方ですが、例えば、3番UT(ロフト角:18度)の男性のところを見ていただくと、「150-170-200」と数値が3つ並んでいます。
これは、「あまり飛ばない-平均的-ロングヒッター」の順になります。
ですので、平均的な数値は3つの中の真ん中になります。
ちなみに数値はキャリーです。ランは含みません。
キャリー・・・打ったボールが地面に到達するまでの距離
ラン・・・ボールが地面に落ちてから止まるまでの距離
詳しい内容はユーティリティとショートウッド(7、9番ウッド)の飛距離の目安一覧表にてご紹介していますので、よかったらそちらを参照ください。
ただ、いずれにしても、この飛距離の範囲、例えば、一般的な男性アマチュアゴルファーであれば、大体140ヤード前後~170ヤード前後のショットを打つ際にユーティリティを使う形になります。
そういったことを考えると、ユーティリティの使い方、もしくは使う場面は大きくわけて4つあります。
①パー4(ミドルホール)の2打目
1つ目は、パー4の2打目で使うことです。
ゴルフクラブの飛距離の目安でもご紹介しましたが、140ヤードから170ヤードというのは、一般的な男性ゴルファーの方であれば、おおよそ6番アイアンから3番アイアンを使う距離になります。
この距離をロングアイアン(またはミドルアイアン)を使う代わりに、ロングアイアンよりも打ちやすいユーティリティを使う、というのが1つ目の使い方です。
②パー3(ショートホール)のティーショット
2つ目の使い方が、パー3のティーショットで使う方法です。
先ほどと一緒で、140ヤード~170ヤード前後のティーショットで使う形になります。
③パー5(ロングホール)の2打目、3打目
3つ目の使い方ですが、パー5の2打目など、それなりに距離を出したい時にロングアイアンやショートウッドの代わりにユーティリティを使う・・というのもとても効果的な方法になります。
例えば、ある程度距離を出したい時、ロングアイアンやショートウッドを使うという方法もありますが、ロングアイアンは打つのが難しく、ミスショットも出たりして、場合によっては思うように距離を稼げないこともあります。
ショートウッドはロングアイアンよりも打ちやすく、ボールが上がりやすいというメリットがありますので、この場面では、ショートウッドを使うのもよい方法だと思います。
ただ、ボールを高く上げて、グリーンに止めたい、ということではなく、単純に距離を稼ぎたい、それなりに距離を出しつつ、真っすぐに打ちたいといった場面では、ショートウッドに比べて、弾道の高さを抑えることができるユーティリティの方がショットをコントロールしやすいと思います。
ですので、そういった場面、それなりに距離を稼ぎつつ、安全に真っすぐ打ちたい時にユーティリティを使うというのはとても良い方法だと思います。
④パー4(ミドルホール)のティーショット
4つ目の方法が、パー4のティーショットで使う方法です。
パー4のティーショットと言うと、自動的にドライバーを持つ方もいらっしゃいますが、ドライバーはすべてのクラブの中で最も曲がりやすいクラブです。
ですので、例えば、フェアウェイの両サイドにOBや林、池など、トラブルがあるホールや、フェアウェイの幅が狭いホールなどでは、ドライバー以外のクラブ、例えば、3番ウッドなどを使うのもいい方法だと思います。
また、この場面、例えば、どうしても曲げたくない、フェアウェイに打ちたい場面では、3番ウッドなどを使うのも良い方法ですが、ユーティリティを使うのもとても良い方法になります。
何故、この場面でユーティリティがいいのか?
・・ということですが、ユーティリティはフェアウェイウッドに比べて重心が浅く、高弾道になりやすいフェアウェイに比べると、中弾道のショットが打ちやすいという特徴があります。
そのため、中弾道の強いショットになりやすいため、ラン(=ボールが落ちてから転がる距離)も出しやすいです。
また、先ほどもお伝えしましたが、ボールをグリーンに止めるといったことではなく、例えば、パー4のティーショットなどで、それなりに距離を稼ぎながら、真っすぐに打ちたい時は、ボールを高く上げるよりも弾道を低めに抑えた方がショットはコントロールしやすくなります。
そういう意味でも、曲げたくない場面のティーショットでユーティリティを使うというのはとても効果的な方法だと思います。
また、この場面でショートウッドを使うという選択肢もあって、それも良い方法なのですが、どちらかと言うと、ユーティリティの方が狙った方向に打ち出しやすく、ボールを曲げたくないような場面では、ユーティリティの方が向いているかも知れません。
もっとも、ショートウッドにはショートウッドの良さがあるわけですが、それについてはショートウッド(7番、9番ウッド)とユーティリティのどっちを選ぶ?にて詳しくご紹介していますので、よかったらそちらをご覧いただければ幸いです。
ここで簡単にまとめると、ユーティリティを使う場面は主に、
①パー4(ミドルホール)の2打目
②パー3(ショートホール)のティーショット
③パー5(ロングホール)の2打目、3打目
④パー4(ミドルホール)のティーショット
の4つになります。
ということで、今回はユーティリティの使い方、ユーティリティを使う4つの場面について見てきました。
最後までお読みいただいて、ありがとうございました。
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