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ゴルフクラブの選び方

ユーティリティのウッド型とアイアン型を徹底比較!どっちがおすすめか?

こんにちは。ゴルフ総研の森です。

前回、ユーティリティの選び方。種類についてもでは、ユーティリティの選び方についてご紹介しました。

その中でも少しご紹介しましたが、ユーティリティには大きくわけて、

1)ウッド型
2)アイアン型

の2つの種類があります。

今回は、このウッド型とアイアン型を

①ボールの上がりやすさ
②飛距離
③操作性
④ミスに強い
⑤つかまりの良さ
⑥人気があるのはどっちか

といった点で徹底的に比較していきたいと思います。

また、記事の最後では、どんな人にウッド型がおすすめか?また、どんな人にアイアン型がおすすめか?といったことについてもご紹介したいと思います。

目次

ウッド型とアイアン型を徹底比較!

早速ですが、ウッド型とアイアン型を比較していきましょう。

①ボールの上がりやすさ

ウッド型は、ボールが上がりやすい
アイアン型は、強い弾道になる

ボールの上がりやすさは、ウッド型の方が有利になります。

ウッド型は、アイアン型に比べて、ヘッドに奥行きがある分だけ重心深度(下の図参照)が深く、結果的にアイアン型よりもボールは上がりやすくなります。

一方、アイアン型は、ウッド型に比べると弾道は低めになりますが、ボールの弾道を低く抑えたい人やウッド型だとボールが上がりすぎてしまう人などにとっては相性のいいクラブになります。

②飛距離

ウッド型は、安定して飛ぶ
アイアン型は、強い球が打てる

ロフト角やシャフトの長さなどが同じだった場合は、飛距離そのものにはそれほど大きな差は出ません。

ただ、ウッド型の方がつかまりがよく、ミスにも強いため、安定して飛距離が出るのはウッド型になります。

一方、アイアン型は、中弾道の強いボールが打ちやすいという特徴があります。また、アイアン型もロングアイアンに比べると、打ちやすく、飛距離も出ます。

③操作性

ウッド型は、操作性では劣る
アイアン型は、操作性がいい

操作性で見ると、アイアン型の方が有利になります。

アイアン型はフェースを目標に合わせやすく、また、アイアンのように、スイング中にフェース面を感じやすいというメリットがあります。

そのため、狙った方向にショットを打ち出しやすく、また、弾道もウッド型よりも低く抑えることができるため、ショットをコントロールするという意味でも、アイアン方の方が有利になります。

一方、ウッド型は打ちやすく、ボールも上がりやすいのですが、構えやすさやクラブの操作性という意味ではやや劣ります。

④ミスに強い

ウッド型は、ミスに強い
アイアン型は、アイアンよりはミスに強い

ウッド型はスイートスポットも広い傾向があり、ミスに強いというメリットがあります。

一方で、アイアン型はアイアン(ロングアイアン)よりはミスに強く打ちやすいのですが、ウッド型に比べるとミスへの強さという面ではやや劣ります。

⑤つかまりの良さ

ウッド型は、ヘッドが返りやすい
アイアン型は、左へのミスを予防できる

ウッド型はアイアン型に比べて重心距離(下の図参照)が短い傾向があり、その分、ヘッドが返りやすいという利点があります。

一方で、アイアン型はウッド型に比べて重心距離が長くなる傾向があります。

重心距離が長くなることで、ヘッドが返りにくくなりますが、左へのミスを抑制することができるというメリットもあります。

ただし、アイアン型でも、グースネックのタイプのものはつかまりがよくなります。(場合によってはウッド型よりもつかまりがよくなるものも)

【グースネックのアイアンとは?】メリット・デメリット、ストレートネックとの違いも

⑥人気があるのはどっちか?

ウッド型の方が人気がある
アイアン型にもメリットがある

現在のところ、ウッド型のユーティリティの方が人気で、アイアン型はモデル数も少なくなっています。

ここまでご紹介した内容を振り返ってみてもわかりますが、ウッド型の方が初心者~中級者には打ちやすく、それが人気の理由になっています。

ただ、アイアン型にもここまでお伝えしてきたように、操作性がいいという点や狙った方向に打ち出しやすいといったメリットもあります。

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ウッド型とアイアン型の特徴のまとめ

ここまでご紹介してきた内容を簡単にまとめたいと思います。

ウッド型の特徴

ウッド型の特徴は以下の通りです。

・ボールが上がりやすい
・打ちやすい
・ミスに強い
・ヘッドが返りやすい(つかまりがいい)

アイアン型

アイアン型の特徴は以下の通りです。

・アイアンのような感覚で打てる
・強い弾道(中弾道)のショットが打てる
・操作性がいい、構えやすい
・狙った方向に打ち出しやすい

ウッド型とアイアン型、どっちがおすすめか?

最後に、ウッド型とアイアン型、どっちがおすすめか?ということですが、万人向けなのはウッド型になります。

ですので、迷ったらウッド型がおすすめ。

ただ、アイアン型にも先ほどご紹介したようなウッド型にはないメリットがあります。

特に操作性が良く、狙った方向に打ち出しやすいというのは大きなメリットかなと思います。

少しまとめると、ウッド型、アイアン型はそれぞれ、下記のような人におすすめです。

ウッド型がおすすめ

・ボールを楽に上げたい人
・ミスに強いクラブが欲しい人
・右へのミスを抑えたい人
・つかまりがいいクラブが欲しい人
・初心者、中級者の人

アイアン型がおすすめ

・操作性を重視する人
・ショットをコントロールしたい人
・平均かそれ以上のヘッドスピードのある人
・中・上級者の人

ということで、今回はウッド型とアイアン型のユーティリティを比較してみました。

最後までお読みいただいて、ありがとうございました。

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